令和元年7月5日
「全国幹線旅客純流動調査」は、我が国の幹線交通機関における旅客流動の実体を定量的かつ網羅的に把握することを目的とした調査で、1990(平成2)年度の開始以来、5年に1回の頻度で実施しています。
今般、2015(平成27)年度に実施した第6回調査の結果を取りまとめましたので公表します。
1.本調査の概要
○しろまる幹線交通機関(航空、鉄道、幹線旅客船、幹線バス、乗用車等)を利用して都道府県を越える旅客流動を調査対象としています。
○しろまる幹線交通機関の輸送実績を整理する他の流動調査とは異なり、個々の旅客に着目することでその旅行行動全体を捉えており、
出発地・目的地、旅行目的や旅客属性を把握することができます。
○しろまる国、地方自治体、交通事業者、研究機関等の多くの主体において、幹線交通機関の実態把握、将来交通需要予測、経済効果計測
などに広く活用されています。
2.調査結果概要
○しろまる2015年度の年間旅客流動量は約18億人で、国民1人当たりでは年間約14回に相当
○しろまる300km未満の近距離帯では乗用車等、300km〜700kmの中距離帯では鉄道、700km以上の長距離帯では航空が主に利用されている
○しろまる平日の流動量は仕事目的と観光目的がそれぞれ約3割で拮抗。休日の流動量は観光目的が約6割、私用・帰省目的が約3割。
3.調査データの公表について
調査の詳細や集計表については、下記URLからご確認ください。
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/soukou/sogoseisaku_soukou_fr_000016.html