平成20年7月3日
標記の会議について、以下のとおり開催されましたのでお知らせします。
1.開催日時及び場所
平成20年6月26日(木)16:00〜16:50
中央合同庁舎3号館4階 省議室
2.委員
和泉澤 衞 東京経済大学現代法学部教授
梅田 晴亮 元札幌高等裁判所長官(元弁護士)〔欠席〕
大橋 弘 東京大学大学院経済学研究科准教授〔欠席〕
金本 良嗣 東京大学大学院経済学研究科・公共政策大学院教授〔欠席〕
郷原 信郎 桐蔭横浜大学法科大学院教授
地頭所 五男 元城西国際大学経営情報学部教授
長瀧 重義 愛知工業大学工学部教授
奈良 輝久 弁護士
堀田 昌英 東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授
宮本 健蔵 法政大学法学部教授〔欠席〕
【敬称略(五十音順)】
3.議事概要
事務局から、当面の再発防止対策(案)等について説明を行った後、委員から以下のような意見があった。
○しろまる意見の概要
・ 談合等の不正行為防止には、予定価格の漏洩防止のための対策はもとより、総合評価方式の導入が柱となるべきである。
・ 予定価格の事後作成の試行に当たっては、予定価格の作成事務が混乱しないよう留意すべきである。
・ 発注担当者が業者と応対する際の厳格なルールの整備においては、単に業者というよりも業界にいるOBとの対応を意識した方がよい。
・ 予定価格情報の管理を厳格化する際には、管理職員の役割が大きいが、負担が過大になって業務の円滑な遂行に支障が生じないよう留意すべきである。
・ 入札における競争性の向上は、不正行為の防止のためにはよい方向である。
当面の入札関係不祥事の再発防止対策(案)は了承され、委員からの意見を踏まえて実行していくこととなった。