記
車名
マツダ、ニッサン、三菱
通称名
ボンゴ、ボンゴ ブローニイ、バネット、デリカ
4車種
型式
KQ−SKF2V,KR−SKF2V,KR−SKF2M,KQ−SKF2T,KR−SKF2T,KR−SKF2L,KR−SKF6V,KR−SKF6M,KR−SKFHV,KR−SKFHM,KQ−SKF2VN,KR−SKF2VN,KR−SKF2MN,KQ−SKF2TN,KR−SKF2TN,KR−SKF2LN,KQ−SKF2VM,KR−SKF2VM,KR−SKF2MM,KQ−SKF2TM,KR−SKF2TM,KR−SKF2LM,KR−SKF6VM,KR−SKF6MM
24型式
製作期間
平成15年12月1日〜平16年3月8日
対象台数
2,936台
不具合の部位
排出ガス発散防止装置(DPF)
不具合の状況
DPF(ディーゼル微粒子除去装置)において、DPF内に捕集されたPM(粒子状物質)の自動除去機能を制御するコンピュータのプログラムが不適切なため、DPF内のPMの除去が適切にされず、PMが過大に堆積した状態で自動除去機能が作動することがある。そのため、DPFの温度が異常に上昇し、排気温度センサーが損傷してエンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、DPFが損傷してPMの排出量が基準値を超えるおそれがある。
改善の内容
全車両、DPF及び排気温度センサーを点検し、損傷しているものは新品と交換して、コンピュータを対策品と交換する。また、本対策を行うと、使用状況によっては燃料によりエンジンオイルが希釈されるおそれがあるため、エンジンオイルの希釈を点検可能な対策品のオイルレベルゲージに交換するとともに、エンジンオイル量の点検方法を記載したコーションラベルをサンバイザーに貼付し、エンジンオイルを交換して正規の油量に調節する。さらにDPFランプ点滅時等の措置方法を記載したコーションラベルを対策品と貼り替え、同措置方法及び定期点検について追記した取扱説明書と差し替える。
クレーム件数
国内:63件
事故件数
国内:0件
発見の動機
市場からの情報による。
備考
本届出は、平成16年3月18日付け「届出番号1051」のリコール届出において、不具合に対する改善措置の内容が不十分であったため、改善措置の内容を見直し、再度対策を行うものである。