記
車名
プジョー
通称名
プジョー 307 スタイル,プジョー 307 スタイル ブレーク,プジョー307 XSI,プジョー307 XT/XS/XSI,プジョー 307CC,プジョー307CC S16,プジョー 307XS ブレーク,プジョー 307SW
9車種
型式
GH−T5NFU,GH−3EHNFU,GH−T5RFN,GH−A307CC,GH−M307CC,GH−3EHRFN
6型式
輸入期間
平成14年10月25日〜平成16年7月27日
対象台数
7,118台
不具合の部位
1原動機 2燃料装置 3緩衝装置
不具合の状況
1エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、スロットルバルブの閉じた位置で、当該バルブの振幅が大きく、電子スロットルモータのストッパーが破損することがある。そのため、エンジン制御がエマージェンシーモードになり、ブレーキ倍力装置に供給される負圧が減少し、ブレーキペダルの踏力が通常より重くなるおそれがある。
2タイミングベルトカバー回りの燃料供給配管の取付けが不適切なため、当該配管とベイパーパイプとが交差しているものがある。そのため、走行中の振動で擦れ合い、長期間の使用により当該配管とベイパーパイプが摩滅すると燃料漏れに至るおそれがある。
3フロントサスペンションロアアームボールジョイントをナックルアームに取り付けるボールジョイントのネジ部に締め付けトルクが不十分なものがあるため、走行中の振動等によって当該ネジが緩むことがある。そのため、そのまま使用を続けると車軸がずれて走行不能に至るおそれがある。
改善の内容
1全車両、当該エンジンコントロールユニットのプログラムを改訂版に更新し、必要に応じてスロットルバルブを新品に交換する。
2全車両、当該燃料配管の取りまわしを確認し、相互に交差しているものは取付けを修正する。なお、摩滅している場合は新品と交換する。
3全車両、当該ボールジョイントの締め付けを点検し、緩みの確認されたものはボールジョイントを新品と交換の上、正規トルクで締め付ける。
クレーム件数
国内: 1230件
事故件数
国内: 1230件
発見の動機
123本国製造工場での検査による。