記
車名
マセラティ
通称名
マセラティ スパイダー、マセラティ スパイダー カンビオコルサ、マセラティ クーペGT、マセラティ クーペ カンビオコルサ
4車種
型式
GF−SPY,GH−SPY,GF−MCP,GH−MCP
4型式
製作期間
平成13年10月6日〜平成15年12月31日
対象台数
204台
不具合の部位
1燃料装置 2かじ取り装置
不具合の状況
1フューエルデリバリホースのゴムホース部の材質が不適切なため、ゴムホース部と金属パイプ部の接合部分より燃料が漏れて、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
2ステアリング・ラックのスプールバルブ側の取り付けボルトの締め付け力が不足しているため、かじ取り操作の繰り返し、走行中の振動などにより、当該ボルトが緩むものがある。そのため、そのまま使用を続けると、最悪の場合、ボルトが抜け落ちて、ステアリング・ラックががたつき、走行安定性が損なわれるおそれがある。
改善の内容
1全車両、フューエルデリバリホースを対策品と交換するとともに、当該ホースのホルダーを新品と交換する。
2全車両、取り付けボルトを対策品と交換するとともに、ワッシャーを新品と交換し、規定トルクで締め付ける。
クレーム件数
国内:10件 21件
事故件数
国内:12なし
発見の動機
イタリア本国からの情報による。