記
車名
マツダ
通称名
RX−8
1車種
型式
LA−SE3P
1型式
製作期間
平成15年2月14日〜平成15年8月29日
対象台数
16,439台 216台 12104台 合計6,559台
不具合の部位
1動力伝達装置(ダイナミックダンパー用遮熱板)
2前輪緩衝装置(ロアアーム)
不具合の状況
1手動式変速機において、シフトレバーの振動を低減するために装着されているダイナミックダンパーの遮熱板の強度が不十分なため、エンジンの振動等により亀裂が生じて異音が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、当該遮熱板が脱落して他の交通の安全を妨げるおそれがある。
2前輪緩衝装置において、不適切な鍛造工程により製作されたロアアームが組み付けられたため、当該ロアアームのボールジョイントソケット部に亀裂が発生したものがある。そのため、サーキットでのコーナリング走行時等に、内輪が段差を乗り上げたり、急操舵、急制動を行った場合、ボールジョイントソケット部からボールスタッドが外れ、走行不能となるおそれがある。
改善の内容
1全車両、当該遮熱板を対策品と交換する。
2全車両、ロアアームの製造ロット番号を点検し、該当するものは当該ロアアームを良品と交換する。
クレーム件数
国内:14件20件
事故件数
国内:12無し
発見の動機
1市場からの情報による。
2社内関連部門からの情報による。