新規受診患者数は年々増加しています。
最近では口コミの受診者や再診の方も多くご来院いただき、
一生懸命診療にあたっています。
慢性前立腺炎で悩んでいる方はたいへん多く、
昨年も400名近く新規の方の受診がありました。
2007年頃から当院の診療を認知していただき、新規の患者数が多くなっています。
香川県に限らず、広く四国各県や岡山の方も受診されています。
EDでの受診に以前ほど抵抗感はなくなってきている印象はありますが、
当医院での統計的な有病率を見ると、受診されている方はまだごく一部です。
今後とも、地域に根差しながらきちんとEDの診療も行ってゆきたいと思います。
2014年にザルティア錠が発売された為、高齢者の前立腺肥大症に伴うEDは
ザルティアによる治療を優先しておりますので、2015年以降自費でのED治療は
減りつつあります。
前立腺肥大症や過活動膀胱などの排尿障害の診断治療は泌尿器科診療の最も基礎となる部分です。
決して、劇的に増えているということではないのですが、近年確実に患者数は増えています。
院長は泌尿器科悪性腫瘍を専攻しており、
大学病院勤務時は、多くの悪性腫瘍患者の診療をさせていただきました。
現在も多くの新規の方の受診があるわけではありませんが、
前立腺がんや膀胱がんの方は毎年何人か受診されます。
精巣がんや腎細胞がんはもともと有病率が低い腫瘍なのですが、時々受診されます。
最近増えてきているとか、そのような傾向は一つの診療所だけでは判断できませんが、
いずれの性感染症も驚くほど多いのが実情です。
当院では、ガイドラインと多くの治療実績を元に、
その時点での患者さんに合わせた最も適切と考えられる治療を行っています。