注
1 別に厚生労働大臣が定める疾患の患者については、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において行われる場合に限り算定する。 (施設基準をご確認ください >>)
2 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、患者から1回に採取した検体を用いて複数の遺伝子疾患に対する検査を実施した場合は、主たる検査の所定点数及び当該主たる検査の所定点数の100分の50に相当する点数を合算した点数により算定する。 (施設基準をご確認ください >>)
1 処理が容易なもの 3,880点 >>
2 処理が複雑なもの 5,000点 >>
3 処理が極めて複雑なもの 8,000点 >>
通知
(1) 遺伝学的検査は以下の遺伝子疾患が疑われる場合に行うものとし、原則として患者1人につき1回に限り算定できる。
ただし、2回以上実施する場合は、その医療上の必要性について診療報酬明細書の摘要欄に記載する。
遺伝学的検査実施施設
1-かずさ かずさ遺伝子検査室 3-BML BML 4-FALCO FALCO 5-LSI LSIメディエンス 6-SRL SRL
8-循環器病センター 国立循環器病センター 7-成育医療 国立成育医療研究センター 衛生検査センター 先天性疾患遺伝学的検査部門
9-信州大学 信州大学医学部附属病院* 10-順天堂大学 順天堂大学医学部附属順天堂医院 11-高知大学 高知大学医学部附属病院
* 信州大学医学部附属病院では現在、新規施設との契約は停止しております。
1 処理が容易なもの 3,880点
2 処理が複雑なもの 5,000点
3 処理が極めて複雑なもの 8,000点
3-BML 1 3-BML 2 3-BML 3 3-BML 4
3-BML 5 3-BML 6 5-LSI 1 5-LSI 2
通知
(2) 検査の実施に当たっては、個人情報保護委員会・厚生労働省「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」及び関係学会による「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」を遵守すること。
(3) (1)のエ及びオに掲げる遺伝子疾患に対する検査については、(2)に掲げるガイダンス及びガイドラインに加え、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関において行われる場合に限り算定する。
(4) (1)のオに掲げる遺伝子疾患に対する検査を実施する場合には、臨床症状や他の検査等では当該疾患の診断がつかないこと及びその医学的な必要性を診療報酬明細書の摘要欄に記載する。
(5) 「1」の「処理が容易なもの」とは、(1)のアからオまでの1に掲げる遺伝子疾患の検査のことをいう。
(6) 「2」の「処理が複雑なもの」とは、(1)のアからオまでの2に掲げる遺伝子疾患の検査のことをいう。
(7) 「3」の「処理が極めて複雑なもの」とは、(1)のア及びウからオまでの3に掲げる遺伝子疾患の検査のことをいう。
(8) 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関において、関係学会の定めるガイドラインに基づき、複数の遺伝子疾患に対する遺伝学的検査を実施する医学的必要性が認められる患者に対し、患者から1回に採取した検体を用いて(1)のアからオに掲げる遺伝子疾患のうち複数の疾患に対する検査を実施した場合については、疾患数にかかわらず「注2」に規定する点数を算定する。ただし、検査の対象となった全ての遺伝子疾患の名称及び検査の実施の必要性について、診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。