人文書院永遠のロングセラー
20世紀文学の金字塔。存在の真実を探る冒険譚。
港町ブーヴィル、ロカンタンを突然襲う吐き気の意味とは。
一冊の日記に綴られた孤独な男のモノローグ。
鈴木道彦訳
Kindle版あり
ミヒャエル クヴァンテ 著 桐原 隆弘 訳 他
マルクスの思想を「善き生」への一貫した哲学的倫理構想として読む、ドイツ哲学界重鎮による本格的入門書。複雑なマルクス主義論争をくぐり抜け、社会への批判性と革命性を保持しつつマルクスの著作の深部に到達する画期的読解。
日本カント協会 編
カント生誕から三百年、いまだアクチュアリティを失わないその永遠平和の思想は現代世界においていかなる意義をもつのか。哲学研究者と平和活動の現場にかかわる著者が、二一世紀の世界を見据え、カントの永遠平和論を論じつつ平和を考える。カント哲学全体を平和論として読み解く可能性をも切り拓く意欲的論文集。
キルステン マイヤー 著 御子柴 善之 監訳 他
持続可能性やSDGsが唱えられる現在、自然環境、天然資源の維持をはじめ、年金制度など、私たちは現代のみならず、生まれくる未来の世代にも責任を負っているとされる。しかし、そもそもなぜ未来への責任が発生するのか、それは何によって正当化され、一体どこまで負うべきものなのか。世代間にわたる倫理の問題を哲学的に考え抜いた、今後の議論の基礎となる一冊。