嘔吐 新訳 (単行本)

サルトル,J-P.(ジャン・ポール) 鈴木 道彦

人文書院永遠のロングセラー
20世紀文学の金字塔。存在の真実を探る冒険譚。
港町ブーヴィル、ロカンタンを突然襲う吐き気の意味とは。
一冊の日記に綴られた孤独な男のモノローグ。
鈴木道彦訳
Kindle版あり

新刊

栗田 英彦

人文書院創立100周年記念出版。霊術団体はいかにして人文系出版社へと姿を変えたのか。日本近代の宗教、学知、出版を総合的に捉え直す画期的研究。

新刊

リンジー フィッツハリス 西川 美樹

戦闘で顔を失った兵士に寄り添った、ある外科医のヒューマンノンフィクション!

新刊

ミヒャエル クヴァンテ 桐原 隆弘

マルクスの思想を「善き生」への一貫した哲学的倫理構想として読む、ドイツ哲学界重鎮による本格的入門書。複雑なマルクス主義論争をくぐり抜け、社会への批判性と革命性を保持しつつマルクスの著作の深部に到達する画期的読解。

新刊

大月 功雄

日清・日露戦争に始まりアジア・太平洋戦争にいたる時代、日本の映画人たちは帝国の戦争を描くために苦闘していた。そこにはフィクションとノンフィクションの垣根を超えて戦争の現実に迫ろうとする、戦後の反戦映画とはまったく異なる独特のリアリズムが作動していた。それは時に、プロパガンダにとどまらない新たな可能性を秘めたものでもあった。柴田常吉、村田実、岩崎昶、板垣鷹穂、亀井文夫、円谷英二、今村太平など映画監督と批評家を中心に、文学や写真とも異なる映画という新技術をもって、彼らがいかにして戦争を表現しようとしたのか、詳細な資料調査をもとに丹念に描き出した力作。

新刊

ロレッタ・ロス リッキー・ソリンジャー

生殖と家族形成を取り巻く構造的抑圧から生まれたこの社会運動は、いかにして不平等を可視化し是正することができるのか

新刊

藤原 辰史

なぜ、権力は飢えさせるのか? ナチスやイスラエルの飢餓の暴力を描く!『カブラの冬』続編!

新刊

日本カント協会

カント生誕から三百年、いまだアクチュアリティを失わないその永遠平和の思想は現代世界においていかなる意義をもつのか。哲学研究者と平和活動の現場にかかわる著者が、二一世紀の世界を見据え、カントの永遠平和論を論じつつ平和を考える。カント哲学全体を平和論として読み解く可能性をも切り拓く意欲的論文集。

新刊

キルステン マイヤー 御子柴 善之 監訳

持続可能性やSDGsが唱えられる現在、自然環境、天然資源の維持をはじめ、年金制度など、私たちは現代のみならず、生まれくる未来の世代にも責任を負っているとされる。しかし、そもそもなぜ未来への責任が発生するのか、それは何によって正当化され、一体どこまで負うべきものなのか。世代間にわたる倫理の問題を哲学的に考え抜いた、今後の議論の基礎となる一冊。

新刊

塩川 伸明

専門外の本棚から。読み思索し、世界をみつめなおす手がかりをさぐる読書録

新刊

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