会長ごあいさつ
このたび、都市と漁村の交流を推進して地域を活性化することを目的として、平成14年に設立された都市漁村交流推進協議会は、令和7年5月の総会において、従来の目的を継承しつつ、より包括的・発展的に活動して「海業」の推進に取り組む『海業推進協議会』へと改組いたしました。
我が国の海や漁村は、豊かな自然環境と多様な地域資源を有しており、その価値と魅力を活かすことで、地域のにぎわいや所得・雇用を生み出すことができます。そうした海や漁村の地域資源を活用した「海業」は、地域活性化に資する新たな柱として全国各地で注目を集めており、国が新たに策定した水産基本計画や漁港漁場整備計画にも「海業」の振興が位置付けられています。
本協議会は、全国の自治体、漁協、民間企業、関係団体や関係行政機関などが連携し、「海業」の推進に関するさまざまな課題やその対応方策について、情報交換や人的交流などを通じて知見を共有し、様々な関係者が関与・協力・協調して「海業」を推進できるよう活動してまいります。
また、シンポジウム「トーク&トーク」の開催などを通じ、各地の先進的な事例や取組を発信して「海業」のさらなる理解促進と普及を図るとともに、「海業」の推進に向けた新たなネットワークづくりの場を提供してまいります。この機会に「海業」にご関心のある皆様が新たに会員としてご参加いただければ幸いです。
今後とも、「海業」の推進による地域の所得と雇用の創出を目指し、皆様にとって有意義で魅力のある協議会となるよう、活動の充実を図ってまいりますので、本協議会を是非ご活用いただければと思います。
会長
海業推進協議会とは―海業の推進を目指して―
令和4年に閣議決定された「漁港漁場整備長期計画」には漁港における新たな「海業」の取組を500件展開する目標が掲げられ、水産庁は施策の柱として「海業」を推進しています。
海業推進協議会は、海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用し、国内外からの多様なニーズに応えることにより、地域のにぎわいや所得と雇用を生み出すことが期待される「海業」推進に係る各種課題及びその対応方策について、検討・連絡・調整することを目的とし、海業に係わる様々な活動を行なっている多くの県、市町村、関連団体等が参加しています。
主な活動として、年2回(東京と地方)Web配信も活用し、旬な話題をテーマとしたシンポジウムを開催しています。また、ホームページやポータルサイトを開設し、広く情報発信・情報交換の場を提供します。会員が行う講演会等への講師派遣旅費・謝金等補助制度もあり、会員への情報発信、提供、交換を充実させ、海業を推進します。
会員相互の情報の共有や活動の連携を図るため、参加してみませんか?
協議会の活動
- (1)会員への情報提供
- 1総会の開催
- 2会報の発刊
- (2)情報発信・情報交換の場の提供
- 1海業推進協議会ホームページの積極的な活用
- 2その他情報交換の促進
- (3)イベント、シンポジウム等の実施による海業交流活動の普及
- 1シンポジウム「トーク&トーク」の開催
- 2講演会等の補助支援事業
- (4)海業の推進に関する関係府省の支援の要請 等
これらを行うために会員の皆様方には、以下の負担金をお願いしております。
- 負担金(年間)
- 正会員1口1万円、1口以上
- 賛助会員1口1万円、1口以上
入会のご案内
海業推進協議会の趣旨に賛同し、お互いに連携して活動を行おうとする方々の入会を心よりお待ちしております。なお、会員の種類および負担金は以下の通りです。
種 別 | 負担金(年間) | |
---|---|---|
正会員 | 本会の趣旨に賛同する地方公共団体、水産関係団体、及び民間企業等 | 1口1万円、1口以上 |
賛助会員 | 本会の趣旨に賛同する個人 | 1口1万円、1口以上 |
入会を希望される場合は、下記の書類に必要事項を記入の上ご送付ください。送付方法は、FAXか郵送、またはメールによる添付送付です。FAX・郵送の場合はPDFファイルをダウンロードし、プリントアウトしてご使用ください。メール添付の場合は、wordファイル(doc形式)をダウンロードし、必要事項を記入の上、メールに添付して送付ください。
お気軽に下記までお問い合わせください。
- ●くろまる問い合わせ先:
- 海業推進協議会 事務局一般財団法人 漁港漁場漁村総合研究所
- 担当者:鵜沼、成田、竹山、福田
- 住 所:〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町10-8 タキトミビル7階
- 電話:03-3527-3363
- FAX:03-3527-3476
- ●くろまるメール: