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日本対がん協会
がん相談ホットライン

バナーデザイン:東京デザイン専門学校 荻野千秋さん

祝日対応開始のお知らせ

2022年4月より、祝日もご相談いただけるようになりました。詳しくはこちらをご覧ください。



がん相談ホットライン

がんになると、治療や副作用のこと、お金や仕事のこと、毎日の暮らしのこと、人間関係のこと、
がんとの向き合い方やこれからどう生きていくかなど、様々な悩みや心配事が出てきます。
誰かに気持ちをきいてほしい時や、不安で仕方がないという時もあるかもしれません。
そうした不安や悩みを伺い、どうすればよいのかを一緒に考えます。

例えばこんな時にお電話ください

治療や副作用

仕事やお金のこと

がんの予防や検診

家族や周囲とのこと

気持ちのこと

医療者とのかかわり

誰でもご利用いただけます

患者さん

ご家族

友人・知人

私たち相談員のこと

看護師、社会福祉士など国家資格をもつ経験豊かな相談員が相談を受けています。

ホットラインに相談をいただいた方からの声

どの治療を受けるか迷っていましたが、何をポイントに決めたらいいか教えてくれました。また、とても良く話を聞いてくれました。

必要な情報が得られてよかった。安心しました。

頭の中で考えていた事を、一つ一つ整理してくれました。

話をゆっくり聞いてくれたので、気持ちが落ち着きました。

連載コラム*随時掲載*がん相談ホットラインの現場から「子宮頸がんは男性には関係ない?」

がん相談ホットラインの理念

がん相談ホットラインは、相談者の言葉に耳を傾け、相談者が次の一歩を踏み出せるような支援を目指します。

がん相談ホットラインの使命

・困っていることは何かを一緒に考えます。
・思いや考え、価値観などその人らしさを尊重します。
・相談者にとって必要で信頼できる情報を提供します。
・問題解決のための行動を具体的に提示します。

データで見る、がん相談ホットライン

ホットライン年度別・月別相談件数

・各年代をクリックすると該当年度のグラフが表示されます
・グラフ上にポインターをおくと、数字が表示されます

全年度

全年度

2023年度

2022年度

2021年度

2020年度

2019年度

2018年度

2017年度

2016年度

2015年度

2014年度

2013年度

2012年度

2011年度

2010年度

2009年度

2008年度

2007年度

2006年度

ポスター・リーフレットデータをダウンロードできます。
ご自由にお使いください。



リーフレットPDF



ポスターPDF

がん相談ホットラインのよくある質問

相談内容がもれることはありませんか?

相談の秘密は厳守します。なお、相談内容については、日本対がん協会が個人を特定しない統計情報として使用する場合がありますのでご了承ください。
個人情報は厳重に管理し第三者へ開示されることはありません。個人情報の取り扱いについては「プライバシーポリシー」をご参照ください。

ホットラインで治療に関する相談はできますか?

ホットラインは、看護師と社会福祉士が対応しますので、担当医にかわることはできません。セカンドオピニオンに準ずることはしません。あなたの治療に関する考えを整理したり、がんと付き合っていくための工夫を一緒に考えることはできます。

複数の治療法を説明されました。どれにしたらよいのか、決めることができません

担当の先生からそれぞれの治療のメリットとデメリットについて、十分に説明を受けていますか。また、難しい言葉を分かるように説明してもらいましたか。
ホットラインの相談員は医師ではありませんので、治療に関する意見を申し上げることはできません。しかし、先生から聞いた説明を思い出し、お話をなさるうちに、治療に対するご自分の気持ちに気づいたり、考えが整理されてきたりすることがあります。
また、がん診療連携拠点病院などでは、セカンドオピニオンを行っています。
国立がん研究センター がん情報サービス>がん診療連携拠点病院などを探す
https://hospdb.ganjoho.jp/kyoten/kyotensearch

セカンドオピニオンとは、なんですか

セカンドオピニオンとは、担当医以外の医師の意見を聞くことです。診断を確認したり、治療方針を確認したり、その他に治療方法がないかを確認したりすることができます。
したがって、治療開始前だけでなく、治療方針が変更になった時にもセカンドオピニオンを受けることができます。多くは予約が必要で、健康保険が利かない場合があります。
大切なことは、担当医の意見(ファーストオピニオン)をしっかりと聞くことです。担当医に疑問点を質問し、患者さんやご家族が治療について理解してこそ、セカンドオピニオンと比較することができるからです。
国立がん研究センター がん情報サービス>セカンドオピニオン
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/dia_tre_diagnosis/second_opinion.html

セカンドオピニオンを受けたいけれど、担当医に言い出しにくい

遠慮なさらずに、「他の先生の意見も聞いてみたいので、紹介状を書いていただけませんか。
あとで報告に来ますので、これからも相談にのってください」と言ってみたらいかがでしょうか。お一人お一人、いろいろな事情があることと思います。ホットラインでは、お話をうかがいながら、その方に合った方法を一緒に考えます。

がんと診断され手術を予定していますが、治療費が高額になるのではないかと心配です

標準的な治療であれば、保険が利用できます。また、手術の内容や検査内容がわかれば、病院の会計窓口などで概算を教えてくれます。
高額療養費制度をご存知でしょうか。同じ月の間に同じ医療機関の同一の診療科で保険適用の自己負担額が一定の金額を超えた場合に、申請すると超えた額の払い戻しが受けられる制度です。気をつけていただきたい点は3つあります。

(1)入院と外来は月ごとに別々に計算します
(2)入院分は、事前に自己負担限度額認定証を発行してもらい病院の会計窓口に提出すれば、 限度額までの支払いですみます
(3)過去一年以内に高額療養費となる月が4回以上になった場合には、4回目から自己負担限度額が下がる仕組みがあります

詳しくは、加入している保険証の発行機関にお問い合わせください。
国立がん研究センター がん情報サービス>がんとお金(1.がんの治療にかかる主な費用 2.お金について相談できる場所 3.その他の関連情報)
https://ganjoho.jp/public/institution/backup/index.html

担当の先生が忙しそうで、なかなか質問ができません

先生が忙しそうで、質問しづらいのですね。入院中なら、担当の看護師に頼んでおけば時間を取ってもらえるでしょう。外来のときは、聞きたいことをあらかじめ絞って箇条書きにしてみましょう。メモをそのまま医師に渡しても大丈夫です。
また、矢継ぎ早に質問したり問い詰めたりすることは避け、「とても心配なので聞きたいのです」というふうに、気持ちを込めて話してみたらいかがでしょうか。医師との間も人間関係ですので、患者さん側から話しやすい雰囲気を作ることも大切です。限られた時間内でも、工夫をすれば医師に質問できるのではないでしょうか。

抗がん剤治療の効果がないので、緩和ケアのできる病院に転院するように言われた。どうしたらいいのか分からない

緩和ケアとは、がんが起こす痛みなどの苦痛となる症状すべてに対する治療のことです。身体的な症状だけでなく、心の問題も相談することができます。全国の緩和ケア病棟を有する病院一覧をご覧ください。
また、往診医や訪問看護ステーション、介護保険のサービスを利用しながら、ご自宅で緩和ケアを受けることもできます。ホットラインでは緩和ケア病棟のある病院の受診の方法や、介護保険の申請方法などについてご案内します。
国立がん研究センター がん情報サービス>がん診療連携拠点病院などを探す(緩和ケア病棟、リンパ浮腫外来で探す)
https://hospdb.ganjoho.jp/kyoten/kyotensearch

健康食品を使いたいのですが、どう考えますか

現在のところ、がんが小さくなったり、なくなったりする効果が科学的に証明された健康食品はありません。また、治療中の人が避けた方がよいものもあります。ただし、それを服用することで、安心感が得られる場合があるかもしれません。服用に関しては、担当医に十分相談なさるようお勧めします。
がんの補完代替医療ガイドブック 第3版
https://shikoku-cc.hosp.go.jp/cam/dl/pdf/cam_guide(3rd)20120220_forWeb.pdf

(注記)個人情報保護について

個人情報は厳重に管理し第三者へ開示されることはありません。個人情報の取り扱いについては「プライバシーポリシー」をご参照ください。

日本対がん協会監修書
『がんの?に答える本がん相談ホットラインに寄せられた100の質問と回答』

日本対がん協会が監修した書籍『がんの?に答える本 がん相談ホットラインに寄せられた100の質問と回答』が学研プラスより発売されました。

「がんの検査では何をするのですか?」「ショックで落ち込み何も手につきません」「セカンドオピニオンって何ですか?」「がんになったら、仕事をやめるべきですか?」といった、がん相談ホットラインに寄せられた 100の質問について、親しみやすい絵や分かりやすい図とともに丁寧に解説していきます。

患者さんやご家族はもちろん、がんに対して漠然とした不安を抱えている方にも万が一の時に備えて、そばにおいていただきたい一冊です。

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最終更新日:2023年3月7日

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