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「歴史的木造建築物の活用と防災計画─避難計画」普及事業

1.普及事業の名称 「歴史的木造建築物の活用と防災計画─避難計画」普及事業
2.事業の概要
(実施期間/会場/講師等)

歴史的木造建築物の活用への関心が高まる中、防火上の課題が指摘されることの多い木造三階建て旅館を主体として、防火上の課題の内容、対策の考え方等を整理して冊子に編集した。そのうえで、本冊子に基づいた講習会を行った。なお、事業企画当時は、旅館等の避難計画のみをとりあげる予定であったが、京都市における京町家の建築基準法適用除外とそれにかかわる建築審査会包括同意基準の整備に対する関心が高まってきた。そのため、講習会では、この包括同意基準整備の一環として行われた伝統様式の防火雨戸開発の経過・内容についても解説した。講演に使用したパワーポイントは、配布資料版pdfを参加者のうち、希望者に配布した。
1.冊子の編集
冊子は、次の2冊を編集し、200部づつ印刷製本した。
(1)「歴史的木造建築物の活用と防災計画─木造旅館を中心に」
(2)「歴史的木造建築の防火改修─伝統的意匠の防火設備の開発」
2.講習会「歴史的木造建築物の活用と防災計画」の開催
1の冊子に基づき、以下の2回、講習会を行った。冊子は、参加者全員に無償配布した。また、東京会場については講演部分を動画記録した。
(1)東京会場 平成31年3月16日、早稲田大学西早稲田キャンパス
講師:
1歴史的建築物の活用に関する防災上の課題と最近の法運用 長谷見雄二(早稲田大学)
2木造旅館の避難安全性の向上対策の考え方 井田敦之(イズミシステム設計)
3伝統的意匠の防火設備の開発 阿南朱音(早稲田大学)
後援: (公社)日本建築士会連合会、(一社)東京建築士会
(2)神戸会場 平成31年3月20日. 神戸市立勤労会館
講師: 長谷見雄二(早稲田大学)、篠原周平
後援:兵庫県,豊岡市,(公社)日本建築士会連合会,(一社)兵庫県建築士会,城崎温泉旅館協同組合, 兵庫建築士事務所協会

3.事業の成果・効果
(対象者/参加者数/成果物等)

1.対象者
日本火災学会事業として行ったが、日本建築士会連合会及び開催地の建築士会等の後援を得ることができ、建築士CPD登録の対象事業にもなったこと、また、神戸会場については城崎温泉旅館協同組合の後援も得たことで、建築設計・建築生産に係る参加者が多かった。
2.参加者数
参加者は、主催・後援団体の直接の関係者と講師を除いて、東京会場55人、神戸会場77人の合計132人であった。また、そのうち、CPD登録者は東京会場12人、神戸会場17人の合計29人であった。
3.成果物等
(1)冊子「歴史的木造建築物の活用と防災計画─木造旅館を中心に」、「歴史的木造建築の防火改修─伝統的意匠の防火設備の開発」の制作
200部制作した。冊子は講習会参加者・関係者への配布で使い切ってしまったため、希望者に対しては、当面、pdfの提供を行う。
(2)講習会「歴史的木造建築物の活用と防災計画」の動画記録
東京会場での講演内容については、使用したパワーポイントとあわせて動画記録を行った。動画は編集のうえ、今後、Eラーニング等の教材として活用できるように編集を行った。編集した動画の、建築技術教育普及センターの建築教育動画への活用については合意済みである。

「歴史的木造建築物の活用と防災計画〜木造旅館を中心に〜」の動画はこちら

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[画像:公益財団法人 建築技術教育普及センター]

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