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自然災害被災地での住宅再建に向けての「住まいづくり相談カフェ」キャラバン

1.普及事業の名称 自然災害被災地での住宅再建に向けての「住まいづくり相談カフェ」キャラバン
2.事業の概要
(実施期間/会場/講師等)

熊本地震や2016年台風10号の被災地岩手県で、突然自宅を失い途方に暮れている特に高齢者の方々に「住まいづくり相談カフェ」を開催し、住宅再建へ前向きに取り組めるよう助言し、復興への一助とする。また、開催時にふれあう一般市民や役場の方々が建築技術者への理解や信頼を深める機会とする。
1 岩手県岩泉町 開催日2018年9月2日
会場:岩泉町役場本庁舎会議室、安家生活改善センター
講師及び相談員UIFA-JAPON会員10名、岩手建築士会女性委員会4名
2 熊本県西原村 開催日2018年11月5日〜6日
会場:西原村小森住宅団地1,3,4号棟みんなの家
講師及び相談員UIFA-JAPON会員5名、熊本建築士会1名、長崎大院生2名
3 熊本県益城町 開催日2018年12月2日
会場:益城町保健福祉センター みなし仮設住民支援「つながる広場」内
講師及び相談員UIFA-JAPON会員8名、熊本建築士会女性部会3名
4 岩手県岩泉町 開催日2019年3月17日
会場:岩泉町役場会議室、安家生活改善センター
講師及び相談員 UIFA-JAPON会員11名、岩手建築士会女性委員会4名
5 報告会 開催日2019年3月1日 会場:(株)生活構造研究所会議室

3.事業の成果・効果
(対象者/参加者数/成果物等)

昨年度の「住まいづくり相談会」での被災者からの「家族向けはないだろうか」との要望から、世帯向け住宅の提案集(40坪)案を作成した。
高齢者向けの12坪〜16坪案と合わせて、提案集を活用することにより、多くの被災者の要望に応えることが出来た。復興公営住宅に入らざるを得ないと考えていた人も、自宅を再建できるかもしれないと喜ばれた。
相談会参加者数は9月2日10組(2か所)、11月5〜6日20名(3か所)、12月2日5組(1か所)、3月17日3組(2か所)。特に、熊本は西原村や益城町のみなし仮設住民対象など広範囲の方々との「相談会」開催で、多くの方に建築士の活動を知って頂く機会に出来た。報告会も2年間の活動を報告し、「充実した活動」との評を得た。各役場や建築士会との連携も強化された。

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[画像:公益財団法人 建築技術教育普及センター]

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