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復興小学校を始めとする歴史的建造物の保存・再生・活用とまちづくりへの展開における地域の建築士のかかわり

1.普及事業の名称 復興小学校を始めとする歴史的建造物の保存・再生・活用とまちづくりへの展開における地域の建築士のかかわり
2.事業の概要
(実施期間/会場/講師等)

1 )『明石小学校の建築一復興小学校のデザイン思想』出版記念シンポジウム「戦前(実施期間/会場/講師|期RC造小学校校舎魅力とその継承を語る」の実施等)
日時: 2013年10月6日(日曜) 14時〜17時/会場:アーツ千代田3331
・第一部『明石小学校の建築』著者座談会
関東大震災の復興事業として建てられた復興小学校の魅力と価値を、建築意匠、都市計画、建築史、教育史の視点から『明石小学校の建築』の著者5名が語り、2010年に解体された明石小学校旧校舎の保存活動についても紹介した。
発表:日色真帆、多羅尾直子、小林正泰、山崎鯛介、中村敬子(司会:金山虞人)
・第二部戦前期RC造小学校建築の継承に向けて
復興小学校と同時期に、日本各地に鉄筋コンクリート造小学校校舎が建てられたが、今では数少なくなっている。それらの保存活動にかかわった方々が、校舎の魅力と価値を紹介し、どうすれば校舎を守ることができるのか意見交換した。
発表:分回よしこ(大阪・精華小学校)、鹿野陽子(東京・元町小学校)、佐田祐一(函館・弥生小学校)(司会:大橋智子)

2 )研究会「東京都区部において戦前に建設されたRC造小学校の変遷について」
日時: 2014年2月3日(月曜) 18時半〜21時/会場:建築家クラブ講師:椿幹夫(三菱総合研究所)

3 )資料集『図面でみる復興小学校一現存する戦前につくられた東京市の鉄筋コンクリート造小学校』の作成復興小学校など戦前につくられた東京市の鉄筋コンクリート造小学校校舎については掲載文献が少なく、校舎に改修が重ねられていることが多いため、それらの全貌や、当初の状態を具体的に知ることが難しい。そこで復興小学校研究会の5人の建築士で協力し、保存・再生・活用のための基礎資料として図面の探索と集成に取り組むこととした。東京都公文書館にて、戦前につくられた東京市の鉄筋コンクリート造小学校の設計図を検索して入手した。それらの設計図の中から、現存する28校の校舎について図面をまとめ、各校の現況写真とともに紹介する資料集を作成した。

3.事業の成果・効果
(対象者/参加者数/成果物等)
1)シンポジウム
対象者:一般市民、復興小学校卒業生、建築専門家/参加者数: 90名
2)研究会
対象者:一般市民、復興小学校卒業生、建築専門家/参加者数: 18名
3)資料集『図面でみる復興小学校一現存する戦前につくられた東京市の鉄筋コンクリート造小学校』(298ページ)を300部作成。建築専門家や、各現存校とその関係者、現存校を持つ各区の教育委員会などに配布する予定である。
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平成25年度建築技術教育普及基金助成事業成果報告

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[画像:公益財団法人 建築技術教育普及センター]

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