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JIAゴールデンキューブ賞作品展(作品展覧会、作品集の出版、ならびに子どもの建築教育についての講演会)

建築技術教育普及調査事業

1.事業の名称 JIAゴールデンキューブ賞作品展(作品展覧会、作品集の出版、ならびに子どもの建築教育についての講演会)
2.事業の概要

JIAゴールデンキューブ賞は、日本で行われた、「子どものための建築・都市環境の教育活動」を支援するために設けられた賞である。(審査委員長 伊東豊雄)2010年、50作品の応募があり、最優秀作品3点と、特別賞7点を決定した。この成果を一般に広く公開するため、展覧会・講演会・作品集出版を行った。
しかく展覧会
実施日:2011年9月28日〜9月30日 (10時〜17時)
会場:東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)
しかく 講演会
実施日:2011年9月29日(木曜)
講師:審査委員長・建築家 伊東豊雄
会場:東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)
テーマ:「こども達の描くいえ・こども達の描くまち」
同時に、受賞者表彰式と受賞者によるポスターセッションを開催
しかく 作品集
『JIAゴールデンキューブ賞2011作品集』
応募全作品をふくむ、入賞作品の詳細がわかる作品集。審査委員による講評や、応募規程、審査の過程も掲載されており、現在日本における、こども達への建築教育活動の状況を写しだす貴重な資料となった。

3.事業の成果・効果

対象者: 建築系大学で子どもへの環境教育に関わる教員、学生、さらに、日本建築学会や日本建築家協会に所属し教育活動を手がける建築家、美術館のキュレーター、NPOなどで活動に関わる方など、様々な分野からの人が参加した。
参加者数: 3日間の展覧会・講演会への参加者は250名程度であった。
特に、2日目の伊東豊雄氏による講演会「こども達の描くいえ・こども達の描くまち」は150名の会場が満席となるほどの盛況となった。

講演会後のポスターセッションにおいても、展示スペースで、出展者と見学者の間での活発な意見交換がなされた。『JIAゴールデンキューブ賞2011作品集』も好評で、約400部が販売された。
本事業は、活動に関わる団体や大学、建築家間の交流の場として意義あるものとなり、また各地の活動の情報共有が有効におこなわれた。本事業が契機となりうまれた建築教育活動のネットワークによって、活発な活動が広がっていくことが望まれる。また、建築家の子どもたちへの建築教育活動をひろく一般に公開したことで、建築家の教育への社会貢献を示すことができた。

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平成23年度建築技術教育普及基金助成事業成果報告

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[画像:公益財団法人 建築技術教育普及センター]

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