疾病予防、早期診断・早期治療への期待がますます高まりつつある中、時代の変化を問わず医療機器の高度化・普及が今後もより一層重要となってきます。より多くの方々に最先端の医療を享受していただくには、革新的で有用性の高い優れた医療機器がいち早く、かつ継続的に開発され、価値に見合った評価を受けることが大事であり、その環境や制度の整備が急務といって良いでしょう。
こうしたことから2010年4月、公益財団法人医療機器センターの附属機関として、医療機器産業研究所が設立されました。本研究所はわが国初の医療機器産業専門のシンクタンクであり、「医療機器産業における課題の分析・検討と解決策の提言」「研究会開催を通した情報提供・相互理解・周知活動」「客観的かつ専門的立場からの事業化支援」などを行っています。私たちは常に産業界の視点に立脚し、"明日の医療機器"の価値を最大化させる活動を行っていきます。
2015年には日本医療研究開発機構(AMED)が創設されるなど、医療機器分野の研究開発の推進体制が国を挙げて整備されようとしています。医療機器産業の健全かつ持続的発展のために、グローバルな観点から積極的な活動を展開する本研究所の役割は、今後さらに重要かつ有意義なものとなっていくことと確信しています。
医療機器産業研究所所長 中野 壮陛
名称 | 公益財団法人医療機器センター附属 医療機器産業研究所 Medical Device Strategy Institute(MDSI) |
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設立 | 2010年4 月 |
所長 | 中野 壮陛 |
研究員数 | 専任研究員 10名 客員研究員 9名 テクニカルアドバイザー 1名 |
運営委員 テクニカルアドバイザー |
医療機器産業研究所の運営は運営委員会の意見を頂き、研究内容の専門知見についてはテクニカル アドバイザーから指導頂きます。 運営委員会本研究所の運営方針、活動の改善、成果評価、研究所の質の向上に対し、助言・評価を頂く機関産 学官の外部有識者により構成
テクニカルアドバイザーリサーチペーパーの質を維持するため、研究内容の専門知見についてアドバイスを頂く専門家 医工学、臨床医学、統計、医療政策、公衆衛生、医療経済、医療経営、薬事・審査、医療安全、研究開発、 臨床試験、事業化、技術経営、技術移転、知財、PL、規格等 |
研究所の概要 | 医療機器産業を取り巻く環境及び中長期的な課題について恒常的に分析検討し、提言を行う研究機関 |
主な目的 |
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主な活動内容 |
1『リサーチペーパー』の作成医療機器産業の発展に影響を及ぼす諸課題・内外環境の分析・研究を行い、その研究成果を『リサーチペーパー』シリーズとして公表
2 研究会の開催各種研究会などのの開催を通して、最新情報の提供、解説及びディスカッションとともに相互理解の場を提供
3事業化支援
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活動報告書 | 2024年度 / 2023年度 / 2022年度 / 2021年度 / 2020年度 / 2019年度 / 2018年度 / 2017年度 / 2016年度 / 2015年度 / 2014年度 / 2013年度 / 2012年度 / 2011年度 / 2010年度 |
所在地 | 〒 113-0033 東京都文京区本郷 1-28-34 本郷MKビル 2階 TEL:03-3813-8553 |
公益財団法人医療機器センター
医療機器産業研究所
E-mail:mdsi@jaame.or.jp/TEL:03-3813-8553