今節の注目選手 - 競輪新聞 ひかり

★11月28日〜30日 静岡(F?T)注目選手 ひかり Top Pageへ
【レース展望】
≪S級戦≫
まず第一に候補の筆頭に挙げられるのは地元の道場晃。全面改修を終えた当バンクのこけら落しVを狙いたい所。とはいえ福永大も強敵。スピード、自在性には遜色なく五分の争い。好位を回れそうなのは鈴木裕。道場、あるいは同県の野口裕が勝ち上がってこれば番手回りは約束された位置。近況一気に名を上げている村田裕も勢いがあり候補の一角。ここと連係できるようなら福永や神田紘にもチャンス。巧者柏野智は目標に恵まれなくても得意な自在戦で一角目指す。山岸佳も復調途上ながら実績は上位。捌き峻烈な阿部拓も圏内で、いずれにせよ優勝争いは接戦となる。
≪A級1・2班戦≫
末廣快は未だ本来の調子とは言えず、新鋭中原航も力未知数で競走に慣れていない印象。他にそれほど強力な自力型が不在で、小林稜ー太刀川一の千葉両者の独壇場となるか。点数ある三宅裕は好目標を得れば勝ち切るだけの実力はあるがどうか。穴としては当所好走する房州輝辺りだろう。

【有力選手】
道場 晃規 (静岡)
[画像:道場 晃規] 踏み出しの良さを生かしての主武器は捲り。近況位置取りにも進境を見せて安定感は増したが、本年はまだ優勝もなく成績的には頭打ちの状態。積極性を戻して脚力を向上させるか、あるいは自在性に磨きをかけて持ち味の捲りを生かす方向にシフトするのか。いずれにせよ正念場。
福永 大智 (大阪)
[画像:福永 大智] 前取りの早さは超S級。七車立ての競輪では前取りから一旦引いての捲り、あるいはカマシの二種類に戦法を絞っていた印象だが、G3以上の開催が増えてそれだけでは通用しないと中団、あるいは後攻めの組み立ても使うように。スピードに自在性が加われば超一流の仲間入りも。
村田 祐樹 (富山)
[画像:村田 祐樹] アマ時代からケイリン競走で頭角を現しデビュー後も各所で大器の片鱗を見せる。九月岐阜記念で初優参、松浦悠や深谷知相手に三着と好走して一気に知名度を高めた。長くもがける脚質は競輪向き。ダッシュ型の多い今節は、展開的にもVチャンスは十分にある。
山岸 佳太 (茨城)
[画像:山岸 佳太] 成績にムラがあり目立つ近況とは言えないが、自在性を兼ね備えた自力型としては今節随一の存在。徹底先行の野口裕や村田裕らを相手なら番手飛び付き策まで含め、自在型相手なら中団を確保するかカマシまで視野に。縦横無尽な立ち回りで久々の優勝を目指す。
野口 裕史 (千葉)
[画像:野口 裕史] 競輪界を代表する徹底先行型の一人。ひと頃バック数を減らしていたが、ここへきて先行数が大幅に上昇。相変わらず出切れない時のもろさは併せ持つが、一旦出切ったら超一流相手でもなかなか捲らせない底力を持つ。予選スタートながら優勝候補の一角。
A級1・2班戦
小林 稜武 (千葉)
[画像:小林 稜武] S級では自力だけでは通用しなかった側面もあり近況は若手の番手を回る事も。流れに応じて自在に立ち回れるタイプだがやはり基本は自力勝負。強力な自力型がいない今節は絶好の機会。降級後の成績も安定感は十分。連日連絡みは外さないはず。
太刀川 一成 (千葉)
[画像:太刀川 一成] 今節は小林稜との強力タッグを形成。準決は目標次第となるが、巧みな捌きと鋭い差脚で突破するはず。特選はもちろん、恐らくは決勝でも小林と人気を独占。小林が押し切るか、太刀川が直線で差し切るか一戦となりそう。
上記選手については、傷病等により欠場する場合もありますので、ご了承ください。
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