【レース展望】
11月四連戦のラストはミッドナイト一・二班、チャレンジシリーズ。一・二班戦は点数最上位の荒木貴大が今期?X4の総合力を見せつけるが、同じく来期S級の菅原裕太、吉川起也が自在戦で覇を争う。地元の新鋭出口謙一郎は長期欠場からの復帰戦だが、気合の走りで巻き返しへ。チャレンジ戦は125期6車の激闘が見もの。谷内健太が戦歴的に一歩リードするが、小堀敢太、佐々木亮太、橋谷成海、佐藤大地は力的にそん色なし。藤原夏志も着実に成長。
【有力選手】
荒木 貴大 (埼玉)
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画像:荒木 貴大]
近況は若手の台頭により番手を回るケースが増えてきたが、もちろん機動力も健在、展開に応じて柔軟な組み立てを見せる。平塚戦は目標の石田典が出切れぬとみるや逃げる常次勇の三番手に切り替え完全?X強襲。前回立川戦は準決、決勝、共に番手で大立ち回り。最後もズバッと決めてみせた。
菅原 裕太 (静岡)
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画像:菅原 裕太]
今期?X3はいずれも番手戦、9月岸和田戦は箱田優の鐘4角カマシに乗り、10月松阪戦は中村隆の突っ張り先行を目標にきっちり決めた。グッと追い込み寄りに変わり、戦法転換期にあるが、今回も目標つかめば番手で峻烈捌きを、前回りの時はカマシ、捲りで来期S級のパンチ力を示す。
チャレンジレース
谷内 健太 (京都)
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画像:谷内 健太]
高校、大学時代はロード、トラック中長距離種目で優勝など活躍。在所時の記録会はすべてA評価を獲得した好素材。本格デビュー後もその能力を存分に示し単発レースを除けば三連対率100%、四度の完全含め?X5の見事な戦歴。前回も弓矢輪らとの同期対決を中団捲りで制し完全制覇。
小堀 敢太 (北海道)
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画像:小堀 敢太]
谷内健太とは種目は違えど、同じ京都産業大学自転車部で切磋琢磨。幼少期からトライアスロンで鍛え上げられた地脚は強靭。優勝こそ小田原の一度きりだが、本格デビュー緒戦の予選二着を除けば勝ち上がりすべてを勝利している。同期との激闘を制して二度目の優勝へ突っ走る。
上記選手については、傷病等により欠場する場合もありますので、ご了承ください。
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