【レース展望】
秋も深まり紅葉の季節となったが、水都バンクではこれからも熱き戦いが繰り広げられる。今回は記念直前の開催となるが、好メンバーが揃い白熱した争いになりそう。
S級は点数的に見て、池野健太が一歩リードか。地元の山田諒が反撃の狼煙を挙げる。復活を遂げる太田竜馬もG前は好勝負に持ち込む。
A級はベテラン小嶋敬二ー舘泰守の中部勢が中心。水谷好宏が近畿同士、原田翔真とタッグを組み?Xを狙う。佐方良行ー松岡孔明の熊本コンビも好調が続くだけに怖い存在となりそう。
【有力選手】
池野 健太 (兵庫)
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画像:池野 健太]
学生時代、中央大学時に国体でケイリンなど、数々のタイトルを総なめにした実力者だ。在所時は記録会での成績は平凡であったが、競走訓練では強烈な捲り、追い込みを主武器に勝ち星を量産し、在校時見事に1位の座を獲得する。近況は名古屋、高知で?Xを達成し充実した走りを見せる。今回もF?T戦だけに?X最有力候補となろう。
山田 諒 (岐阜)
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画像:山田 諒]
体格こそ小柄ではあるが、パンチ力溢れる走りを見せ各地で善戦を果たす。グレードレースになると、やや着順に物足りなさを感じるが、更なる上積みに期待したい所。今回は何と言っても地元戦だけに見せ場は作りたい。本来の脚力をいかんなく発揮し、5月当所に続きF?T戦連覇が懸かっているだけに、水都バンクを疾走しよう。
太田 竜馬 (徳島)
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画像:太田 竜馬]
以前に静岡で開催されたヤンググランプリの覇者であり、そのあと記念?X、そして特別競輪でも活躍した実力者。低迷していた時期があったが、4月四日市で山田久徳に続く準?Xを果たすと復活の兆しを見せる。9月玉野で優参を果たし、本来のパワーが戻りつつある。今回は池野健太、山田諒と相手が揃ったが先輩、久米康平のアシストを受け好走を果たすか。
A級1・2班戦
小嶋 敬二 (石川)
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画像:小嶋 敬二]
長らくS級上位で活躍した実力者。余りある怪力の持ち主で、G?Tは高松宮記念杯と、?ェ仁親王牌をそれぞれ二回制し、積み重ねた勝ち星は837勝と金字塔を打ち立てる。今期からA級となったが、全て優参を果たし富山と、松戸で?Xを果たす。今回は中部地区だけに他ラインを迎え撃つ立場。持ち前のパワーを全開に脚力の違いを見せる。
原田 翔真 (和歌山)
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画像:原田 翔真]
父である隆(77期)の走りに影響され、選手の道に進む。在所時は37位の成績であったが、デビュー後は着実に力を付け、6月の地元和歌山で完全?Xを果たすと8月福井でも?Xを決め、S級に手が届く位置にまで昇り詰めてきた。今回は小嶋敬二、佐方良行らが強敵となりそうだが、水谷好宏らの援護を受け?X戦線の一角に喰い込む。
上記選手については、傷病等により欠場する場合もありますので、ご了承ください。
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