HEARZEST

前人未踏に、惹かれる。
壁が厚ければ厚いほど、
その山が高ければ高いほど、私は燃えます。
なぜなら、その壁をこわした時、
その山を越えたとき、
そのむこうには見たこともない絶景が待っている。
その想いに一瞬の曇りもなく、
血や肉となって私を動かしてきました。

日本が本当に求めている仕事、
求めている人間。
それは、お産の現場にありました。

産科医が足りない。
他科に比べて訴訟リスクが高い。
少子化問題や高齢出産など課題が山積みである。
なにより仕事がハードである。
世界でいちばん、安心して子どもが産める国。
その影に、過酷な現実が隠れていました。
放っておけない。
放っておいていいはずがない。
健全な医療のあるところにこそ、
健全な未来はやってくる。

妊娠、出産をささえるすべての人間をささえたい。
ハーゼスト。

知らない地に降り立ち、自分だけを頼りに、
一軒一軒開拓していった病院は1850施設。
その結果、日本産科婦人科学会との密なつながりを獲得。

医師が、妊婦さんが、
その家族が何を求め、何を考え、
何に心を痛めているのか。
何度も足を運び、顔を見て、
言葉にならない心の声にまで
まなざしを注ぎます。
もちろんハーゼストは、健診をしたり、
赤ちゃんを取り上げることはできません。

でも少なくとも、医師の手となり足となり、
ときには目となり声となり、妊産婦さんやその家族、
そして企業を私たちのフットワークで
つなぐことができる。

誰かがすでにつくった道を選ぶことは、
いくらでもできました。
でも、本当に生まれて来なければならないものは、
そこには、落ちていません。
無謀な挑戦。たとえそう言われたとしても、
自ら道を切り開き、
ただひたすら歩みを進め、汗を流し、
歯を食いしばって、
人間の幸せだけをめざす。

ここには、そんな青くて、熱い人間がいることを
覚えていてください。
そして、頼ってください。