ホームページをご覧いただきありがとうございます。
新聞記者から転身し、2017(平成27)年11月から福島県議会議員として政治の道を歩んでおります。
きっかけは、新聞社の富岡支局勤務時代に見舞われた東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故です。
あの日、予定よりも早く川内村に行っていなければ、津波によって命を落としていたと思います。津波が来る場合に決めていた地点が大津波にのまれていたからです。川内を引き返し取材で海に向かっていましたが、川内―富岡間の折り返しの時間によって命を拾いました。
「生かされた」との思いです。また、記者時代の経験を通じて「最終的な方向性を決めるのは『政治』」であることも実感していました。そのようなところ、地盤や看板、かばんがない自分が、ご縁あって政治の世界に足を踏み入れることができました。震災がなければ記者を続けていたと思います。運命なのか、と感じています。
「一度きりの人生」です。悔いなく過ごすことを心がけて、古里・双葉郡のため、福島県のために汗を流していきます。
政治は、民主主義の根本であるところのマジョリティ(大多数)によって立つ、ことが必要と思います。
例えば、医療問題では患者側に重きを置く。年金問題では年金受給者に、教育改革では生徒や保護者に。受益者側に重きを置くことこそが今こそ大切と考えます。そのような社会をつくり、大多数の方々が抱いている「社会や今後の将来に対する漠然とした不安」を少しでも払拭させていきたいと思っています。
コンクリートから人へ―というフレーズがありました。道路などのインフラ整備、土木公共事業は一定程度必要ですが、より「人」に着目して政治に取り組みたい、声をあまり出さない、主張しない大多数の方々に寄り添う政治をもう一度取り戻したいと考えています。
約17年間、新聞記者として培った「聞く」「見る」「伝える」という「現場力」を武器に、再生道半ばの古里の諸課題に取り組んでまいります。
ご指導方よろしくお願いします。