2021年10月21日
当院は、地域災害拠点病院として、有事の際にも医療用及び飲料用の水を確保し病院機能を維持できるよう、令和2年12月から「地下水膜ろ過システム」を導入し、公共水道と地下水を併用する体制を取っています。
地下水膜ろ過システム
当院では、水の安全性を確保するため、水道法に基づく51項目の水質検査を3か月に1回、それ以外の月には9項目の水質検査を行っています。また異常を早期に発見するために、日々、残留塩素濃度の確認を行っております。
なお同システムは受託事業者により24時間365日の体制で遠隔監視されており、万が一、システムに異常が発生した場合には自動的に公共水道に切り替わるため、水の供給が止まることはありません。
引き続き、日常点検と定期水質検査を確実に実施し、当院で使用する水の安全性の確保に努めて参ります。
【参考】 令和2年12月24日〜令和3年9月14日 計4回の水質検査平均値
基準値 | 水質検査結果 | |
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亜硝酸態窒素 | 0.04mg/L以下 | 0.004mg/L未満 |
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 | 10mg/L以下 | 6.7mg/L |