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- Excelで罫線の色を変更する
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(追記) (追記ここまで)
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作成:2016年9月21日
- 既に設定している罫線の色を変更するというコマンドは準備されていないようです。
シートに引かれた罫線の色を変更するには、変更したい色の罫線を引き直すことになります。
複雑な罫線をすべて変更したいといったようなケースではちょっと面倒な操作になります。
すべて同じ色の罫線に変更するのならマクロなどを作成するのが手っ取り早いかもしれません。
- 書式設定を使って罫線の色を変更してみます。
- 下図のように罫線の色を自動で作成した表があります。色が「自動」の場合、既定の設定で「黒色」になっています。
- B2:F8セルを選択して、[ホーム]タブの[罫線]→[その他の罫線]を選択します。
セルの書式設定のショートカットキーは [Ctrl]+[1] です。
- セルの書式設定ダイアログの[罫線]タブが開きました。
線のスタイルで太い実線を選択しました。色で緑系の色を選択しました。
外枠ボタンをクリックすると、外枠の罫線が設定した緑系の罫線に変更されました。
- 線のスタイルで実線を選択しました。色で赤色を選択しました。
内側ボタンをクリックすると、内側の罫線が設定した赤色の罫線に変更されました。
[OK]ボタンをクリックします。
- 下図のように罫線が変更されました。つまり、罫線の色を変更するということは罫線を引き直すことと同じ操作になります。
- この設定はシート単位で設定することができます。
枠線の色を変更することで罫線の色が「自動」の場合に同じ色に変更されます。
- [ファイル]タブをクリックしてバックステージビューを表示します。
- バックステージビューで[オプション]を選択します。
- Excelのオプションで[詳細設定]を選択します。
「次のシートで作業するときの表示設定」で設定するシートを選択します。このケースでは「Sheet1」のままにしています。
枠線の色で「薄い青」を選択しました。
- 枠線と罫線が同じ薄い青に変化しました。
- なお、枠線は[ページレイアウト]タブの枠線の[表示]のチェックボックスをオフにすることで消すことができます。
- シートに引かれた罫線の色をVBAで変更することができます。
- セルに引かれる罫線の位置は以下のようなものがあります。ここでは各セルの上下左右を対象にしたいと思います。斜めの罫線は無視します。
定数
値
説明
xlDiagonalDown
5
範囲内の各セルの左上隅から右下への罫線
xlDiagonalUp
6
範囲内の各セルの左下隅から右上への罫線
xlEdgeLeft
7
範囲内の左端の罫線
xlEdgeTop
8
範囲内の上側の罫線
xlEdgeBottom
9
範囲内の下側の罫線
xlEdgeRight
10
範囲内の右端の罫線
xlInsideVertical
11
範囲内のすべてのセルの垂直罫線
xlInsideHorizontal
12
範囲内のすべてのセルの水平罫線
- コードの例
範囲を選択してからマクロを実行します。
選択範囲内のじゅげ左右の罫線の色が「赤色(3)」に変化します。
Sub keisen_iro()
Dim c As Range
Dim i As Integer
For Each c In Selection
For i = 7 To 10
If c.Borders(i).LineStyle <> xlNone Then
c.Borders(i).ColorIndex = 3
End If
Next i
Next c
End Sub
- 実行前の罫線の色(自動)
- VBAを実行した後の罫線の色(赤)
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(追記) (追記ここまで)
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