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4. 日付の表示を頭0(ゼロ)を使わずに揃えたい

更新:2025年9月2日;作成:2012年11月10日

日付の表示を頭0(ゼロ)を使わずに揃える topへ

• 日付の表示を揃えるには、セルの表示形式を yyyy/mm/dd と設定することで揃えることができます。
  しかし、一桁の月や一桁の日の時は頭に0(ゼロ)が表示されます。
  この頭0(ゼロ)を表示したくない・・・・といったときには条件付き書式を利用します。
  なお、条件付き書式を4個使いますので、Excel2007以降で使用できる方法になります。
• 下図のように、頭0(ゼロ)でそろえることはセルの表示形式「yyyy/mm/dd」で可能です。
  しかし、下図のようにしたい・・・
  
• 条件式と表示形式は以下のようになります。
  • _0 (アンダーバー ゼロ)は後ろの0(ゼロ)と同じ幅の空白を設けることができる書式記号です
  月日の桁数 条件式 表示形式
  月が2桁 and 日が2桁 =AND(MONTH(A1)>=10,DAY(A1)>=10) yyyy/mm/dd
  月が2桁 and 日が1桁 =AND(MONTH(A1)>=10,DAY(A1)<10) yyyy/mm/_0d
  月が1桁 and 日が2桁 =AND(MONTH(A1)<10,DAY(A1)>=10) yyyy/_0m/dd
  月が1桁 and 日が1桁 =AND(MONTH(A1)<10,DAY(A1)<10) yyyy/_0m/_0d

条件付き書式を設定します

1. セル範囲を選択します。
   ここではA1:A10のセル範囲に設定してみます。
2. [ホーム]タブの[条件付き書式]→[ルールの管理]を実行します。
   
3. [新規ルール]をクリックします。
   
4. 「数式を利用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
   ルールに「=AND(MONTH(A1)>=10,DAY(A1)>=10)」と入力して、[書式]ボタンをクリックします。
   • 数式は選択範囲の開始位置のセル、A1セルを使って書きます。
5. [表示形式]タブを選択します。
   「ユーザー定義」を選択して、「yyyy/mm/dd」と入力します。
   [OK]ボタンをクリックします。
   
6. もう一度、[新規ルール]をクリックして、残りの条件と書式を追加していきます。
   
7. 条件式と表示形式は以下のようになります。
   • _0 (アンダーバー ゼロ)は後ろの0(ゼロ)と同じ幅の空白を設けることができる書式記号です
   月日の桁数 条件式 表示形式
   月が2桁 and 日が2桁 =AND(MONTH(A1)>=10,DAY(A1)>=10) yyyy/mm/dd
   月が2桁 and 日が1桁 =AND(MONTH(A1)>=10,DAY(A1)<10) yyyy/mm/_0d
   月が1桁 and 日が2桁 =AND(MONTH(A1)<10,DAY(A1)>=10) yyyy/_0m/dd
   月が1桁 and 日が1桁 =AND(MONTH(A1)<10,DAY(A1)<10) yyyy/_0m/_0d
8. 4つのルールが設定されたのを確認して、[OK]ボタンをクリックして閉じます。
   
9. 設定をしたA1:A10に日付を入力して確認します。
   頭0(ゼロ)無しで数字がそろって表示されました。
   

和暦の場合 topへ

• 和暦の場合、年はそのままで月日の一桁を調整したい場合の条件は以下のようにしました。
  条件は一緒で表示形式を変えただけです。
  
  月 日 条件式 表示形式
  月が2桁 日が2桁 =AND(MONTH(A1)>=10,DAY(A1)>=10) ge.mm.dd
  日が1桁 =AND(MONTH(A1)>=10,DAY(A1)<10) ge.mm._0d
  月が1桁 日が2桁 =AND(MONTH(A1)<10,DAY(A1)>=10) ge._0m.dd
  日が1桁 =AND(MONTH(A1)<10,DAY(A1)<10) ge._0m._0d
• 条件付き書式は下図のようになります。
  
• 下図のようになります。
  

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(追記) (追記ここまで)

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