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更新日:2023年9月7日

令和5年度「秋田県にかほ市夏休み自然体験教室」を実施しました

令和5年8月16日(水曜)から18日(金曜)の3日間、4年ぶりに「秋田県にかほ市夏休み自然体験教室」を実施しました。
今回で11回目となり、芝浦港南地区在住の小学4年生から6年生までの14名の児童が参加し、保護者の方に見送られ、東京駅から元気に出発しました。

秋田県にかほ市での体験の様子

1日目:8月16日(水曜)

元滝伏流水

東京駅から新幹線に乗ること約4時間、カードゲームや持参したお弁当を食べて過ごし、JR秋田駅に到着しました。
最初に向かった先は「元滝伏流水」です。岩や倒木に生えた苔を始め青々と生い茂った木の間を約10分歩くと元滝伏流水が現れました。
元滝伏流水は活火山である鳥海山の溶岩の末端崖から溢れ出す湧き水がつくる滝です。湧き出す水の水温は約10度で、参加した児童は川に手を伸ばし、流れる水の冷たさに驚き、マイナスイオンを感じリフレッシュした様子でした。

[画像:元滝1]

滝に近づくとより一層涼しく感じます

[画像:元滝2]

区内では珍しい生物を見つけることができました

白瀬南極探検隊記念館

元滝伏流水を出発し、次に向かったのは白瀬南極探検隊記念館です。
記念館では実際に使用された雪上車の見学をしたほか、南極でとれた氷が水に溶ける際の音を聞く体験や実際に南極で撮影されたオーロラの映像を鑑賞し、南極や南極探検隊のことについて楽しく学びました。また、隣接する南極公園で自由行動をし、元気いっぱいに体を動かしました。

[画像:南極探検隊記念館1]

南極探検隊隊長の白瀬矗の人生のルールなどを学びました

[画像:南極探検隊記念館2]

南極の氷に閉じ込められた約2万年前の空気を感じました

[画像:南極公園1]

全力で遊びました

[画像:南極公園2]

皆で協力してクジラの上にのぼりました

にかほ市温泉保養センターはまなす

白瀬南極探検隊記念館を見学した後は、今回の宿泊先となるにかほ市温泉保養センターはまなすに向かいました。
美味しいごはんをおなか一杯食べ、天然温泉を楽しみ、充実した様子で一日目は終わりました。

[画像:はまなす]

3日間お世話になるはまなすさんへ元気よくご挨拶しました

[画像:部屋での様子]

自由時間はカードゲームで盛り上がりました

2日目:8月17日(木曜)

オリエンテーション

2日目の最初は農作業体験、そば打ち体験、BBQ体験等でお世話になる横岡地区の皆様にご挨拶をしました。

[画像:オリエンテーション]

農作業体験

オリエンテーション後、早速農作業体験を行いました。
まず、全員で大根の種まきのレクチャーを受けてから実際に畑に行き種まきと水やりを行いました。
各自種をまいた場所に名札を添えて、記念撮影をしました。
その後、ご協力いただいた横岡地区の方の各畑に行き、なす、キュウリ、トマト、レタスなど様々な種類の野菜をかごにいっぱい収穫しました。

[画像:大根レクチャー]

大根の種まきのコツを学びました

[画像:大根植え]

大根がちゃんと育つように丁寧に水やりをしました

[画像:農作業体験1]

大きく育った野菜を収穫しました

[画像:農作業体験2]

収穫は簡単ではありません

そば打ち体験・昼食

農作業体験の次はそば打ち体験を行いました。
横岡稲倉そばは、卵と豆腐とお湯を入れて作ります。
師匠にそば打ち方を学び、横岡地区に住む子どもたちにも教わりながら一生懸命作りました。
お昼は、そば打ち前に収穫した野菜を天ぷらにしてもらい、自分たちで作ったそばと一緒にいただきました。

[画像:そば打ち]

師匠のそばのこね方を懸命に見つめます

[画像:そば打ち2]

横岡地区に住む子どもたちと一緒に協力してそばをこねました

[画像:そばのばし]

薄くのばしたそばが破れないように慎重により薄くします

[画像:そばきり]

師匠のようにリズムよくそばを切ります 細く切れるかな?

昼食

お昼は、そば打ち前に収穫したとれたて野菜を横岡地区の方に天ぷらにしてもらい、自分たちで作ったそばと一緒にいただきました。
余った野菜は今回のお土産として袋いっぱいにして持ち帰えらせてもらいました。

[画像:そばいただきます]

自分で作ったそばは別格!おなか一杯いただきました

自然観察(中島台獅子ヶ鼻湿原周辺)

おなか一杯いただいた昼食の次は自然観察として中島台獅子ヶ鼻湿原周辺に向かいます。
ブナの原生林に囲まれている中島台獅子ヶ鼻湿原の周辺は不思議な形をした巨木群が神秘的な森を作っています。
約1時間ガイドの方を先頭に、生息している生き物や植物について説明してもらいました。

[画像:湿原1]

岩の隙間から根を張っている大きなブナを発見!

[画像:湿原2]

ブナの保水力を確かめる実験を行いました

TDK歴史みらい館

湿原散策の次はTDK歴史みらい館へ向かいました。
TDKはフェライトを使用した磁性部品を世界で初めて製品化した総合電子部品メーカーです。
TDKに関する歴史と技術が学べる施設で、身近な製品にフェライトが使われていることや
未来のテクノロジーに驚いている様子でした。

[画像:TDK1]

TDKの製品・技術の歴史を学びました

[画像:TDK2]

みらいブースでは実際に体を動かしてTDKの技術を体験しました

BBQ体験・花火体験

TDK歴史みらい館の後は横岡自治会館に戻り、おまちかねのBBQ体験をしました。
農作業体験やそば打ち体験でお世話になった横岡地区の方とにかほ市の職員の方が準備をして待っていてくれていました。
そば打ち体験で一緒にお手伝いをしてくれた横岡地区の子どもたちもBBQ体験に参加し、参加した児童とも仲良くなりました。
BBQ体験後予定にはありませんでしたが、スイカをいただきスイカ割りも行いました。
その後、みんなで花火をして2日目を終えました。

[画像:BBQ1]

横岡でとれたほくほくのじゃがいもも食べました

[画像:BBQ2]

BBQは炭の調整が重要です

[画像:スイカ割り]

スイカに当たるようにみんなで一生懸命応援しました

[画像:スイカ割り2]

真っ赤な甘いスイカたくさん食べました

[画像:花火1]

火を分け合って花火をしました

[画像:花火2]

2日目の締めは吹き出し花火です

3日目:8月18日(金曜)

白瀬矗中尉の墓へお参り

3日目の最初はにかほ市出身の南極探検隊隊長白瀬矗中尉のお墓参りに行きました。
初日に記念館で学んだことを思い出し、白瀬矗中尉の功績に思いをはせました。

[画像:お墓参り1]

白瀬矗中尉の像の前で集合写真

[画像:お墓参り2]

両手を合わせてしっかりお参りをしました

道の駅象潟「ねむの丘」

白瀬矗中尉のお墓参りのの後は、道の駅象潟「ねむの丘」で家族に秋田のお菓子やグッズ等たくさん買いました。

[画像:ねむの丘]

秋田らしいグッズを購入した児童もいました

フェライト子ども科学館

買い物を楽しんだ後は、最後のプログラムであるフェライト子ども科学館に向かいました。
磁性素材「フェライト」をモチーフに磁石について学べる施設で展示物や不思議な体験ができる様々な施設で楽しみました。

[画像:フェライト1]

フェライトの特徴や性質などを説明してもらいました

[画像:フェライト2]

施設のゲームを体験し、フェライトについて学びました

「秋田県にかほ市夏休み自然体験教室」をとおして

普段経験できないそば打ち体験や農作業体験等をとおして、食に関するありがたみを実感し、
たくさんの自然に囲まれ、リフレッシュできた3日間でした。
お互い初対面で最初は緊張していた参加した児童もいましたが、小学校関係なく仲良く過ごすことができ、
特別な夏休みになったと思います。
秋田県にかほ市のご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。

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所属課室:芝浦港南地区総合支所協働推進課協働推進係

電話番号:03-6400-0031

ファックス番号:03-5445-4590

外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。

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