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私たちが暮らす上で、誰かが助けてくれなければ生活が大変になることがたくさんあります。例えば、ごみを処理する清掃事業、健康を守る保健事業、高齢者や障害のある人などを支える介護・福祉事業、区立の幼稚園・小学校・中学校や、学びたい人のための講座を行う教育・生涯学習事業など、多くの事業があります。そういった私たちみんなの生活にとって必要なことに関する仕事や、必要な支援を区役所が行っています。
また、地震や災害が起きたときに避難場所や非常食などの備蓄物資を準備するのも区役所の仕事です。
区では街をつくる仕事をしています。最初にどんな街にしていくかという都市計画を立てます。そこから具体的にどんな街にしていくか、例えば、広い空き地ができたらそこに何をつくるか考え、そして計画が決まったら、実際にそれを建てたり造ったりする業者を選び、仕事を依頼します。
長期的に街の景観を考え、どんな街にすれば私たちが暮らしやすいか、観光客がたくさん来てくれる魅力のある街になるのか、活性化されるのかなどを考えています。
区役所の仕事には具体的に形として見えないものもあります。例えば、区役所は区民から税金を集め、その税金を基に活動を行います。その税金を集める仕事、使い道を決める仕事、お金を管理する仕事があります。また、区全体での将来像を考え、政策を検討し形にしていくのも区の仕事です。
