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更新日:2024年8月13日

六本木アートナイト2023を開催しました

2023年5月27日(土曜日)から5月28日(日曜日)に、六本木アートナイト2023が開催されました。

今回のテーマは「都市のいきもの図鑑」

[画像:六本木アートナイト]

メインプログラム・アーティストに栗林隆+Cinema Caravanの皆さん 、鴻池朋子さんを迎え「都市のいきもの図鑑」をテーマに、美術館をはじめとする文化施設、大型複合施設、商店街が集積する六本木の街全域をフィールドにさまざまな作品が展開されました。

メインプログラム・アーティストを含め、気鋭のアーティストによるプログラムが多数展開され、なかでも国際的パフォーマンスカンパニーClose-Act Theatre(クロースアクトシアター)による《White Wings(ホワイトウイングス)》は、リアル開催ならではの体感型プログラムとなり、巨大な白い翼を纏ったキャラクターたちが、音楽と光の演出とともにダイナミックなパフォーマンスを繰り広げました。

プログラムの一部を紹介します

コアタイム・キックオフセレモニー(六本木ヒルズアリーナ)

[画像:挨拶をする港区長(武井雅昭)] [画像:参加アーティスト]

六本木アートナイト実行委員長、東京都副知事、港区長(左の写真)の挨拶の後、メインプログラムのアーティストである栗林隆+Cinema Caravanの皆さん 、鴻池朋子さんをはじめとする多くのアーティスト達が登場し、六本木アートナイト2023のコアタイムの幕開けが宣言されました。

海外招聘パフォーマンス

Close-Act Theatre《 White Wings(ホワイトウイングス)》

[画像:海外招聘パフォーマンス1]Close-Act Theatre はオランダを拠点とし1991 年に設立した世界中で活躍するパフォーマンスカンパニー。《 White Wings(ホワイトウイングス)》は、白い翼を纏ったキャラクターが大きな翼を広げ優雅にウォーキングし、美しくも幻想的な世界に観客は魅了されました。

[画像:海外招聘パフォーマンス2] [画像:海外招聘パフォーマンス3] [画像:海外招聘パフォーマンス4]

メインプログラム:「都市のいきもの図鑑」をテーマに大型作品が展開されました。

栗林隆+Cinema Caravan

[画像:Tanker Project]

東西統合から間もないドイツに滞在した活動初期の頃から「境界」をテーマに大がかりなインスタレーションを中心に多様な作品を発表している栗林隆さんは、2009 年から共に活動を始めた、写真家、大工、料理人など多様なメンバーによって構成されるコレクティブCinema Caravanとともに、六本木ヒルズアリーナに、アートエネルギーを船に載せ、世界中に届ける《Tanker Project》を出現させました。

鴻池朋子

[画像:東京ミッドタウン皮トンビ]

東京ミッドタウンには、絵画、彫刻、パフォーマンスなど様々なメディアと、旅によるサイトスペシフィックな表現で芸術の根源的な問い直しを続ける鴻池朋子さんによる、屋外展示で話題を呼んだ《皮トンビ》が降り立ちました。

六本木ヒルズ

エマニュエル・ムホー

[画像:エマニュエル・ムホー]小さな数字が幾重にも重なり合い、年号が浮かび上がります。西暦が刻まれた100色の層は、奥に流れるにつれて年月が遡る「記憶」を視覚化します。一番手前の層は2023年現在の新たな記憶を「白」で表現し、100色のグラデーションが過去の時の流れを演出します。この色とりどりな空間に人々が集まりました。

特定非営利活動法人 虹色の風《Passion-内在する情熱》

(六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース)

目まぐるしい日常の中で、揺り動かされる感情を心の内に秘め、自分ではどうにもならないこと、到底超えられないものに抗いながらも真摯に向き合い制作し続けている作家たちの繊細な作品に見入ってしまいました。

[画像:虹色の風Passion1] [画像:虹色の風Passion2]

東京ミッドタウン

皮トンビ:鴻池朋子

人間と動物/自然の関係性を思い出させてくれるトンビが、ガレリアを自由に羽ばたいていました。

[画像:東京ミッドタウン皮トンビ1] [画像:東京ミッドタウン皮トンビ2]

国立新美術館

皮トンビ 狼ベンチ:鴻池朋子

様々な場所に展示され、雨風と陽光によって色や形を変えてきたトンビは、自然は時と共に変化することを改めて教えてくれます。国立新美術館には、《皮トンビ》のほか、《狼ベンチ》など動物をモチーフとした作品が披露されました。

[画像:皮トンビ]

[画像:狼ベンチ]

様々なプログラムが六本木のまちなかに展開

六本木交差点

六本木交差点に突如現れたアート作品に、興味を持った人たちが引き寄せられていました。

[画像:六本木交差点時計塔付近アート1] [画像:六本木交差点時計塔付近アート2]

港区立六本木西公園

原倫太郎+原游《六本木双六》

[画像:六本木西公園双六1] [画像:六本木西公園双六2]

公園には、都市やいきものをテーマに、様々な世代の来訪者が遊べる巨大双六(すごろく)が出現しました。卓球やバスケットなど、プレーヤーはマスの指示に従って、コミュニケーションを取りながらゴールをめざし楽しんでいました。

港区立三河台公園

西尾美也+東京藝術大学学生《もうひとつの3拠点:三河台公園/カーテンをゆく》

建物に付随してあるカーテンから、カーテンそのものへ。服でもなく建物でもない、商品としてのカーテンではなく、暮らしの記憶をもったカーテン。人あるいはカーテンが公園に集まり出入りし、共有空間を象徴する衣環境が創造され、来場者を招き入れる場となりました。

[画像:三河台公園アート1] [画像:三河台公園アート2]

インクルーシブ・アート・プログラム

六本木アートナイト散策をさまざまな人たちと巡る鑑賞ツアー「みんながおしゃべりトラベラー!」や、オンライン鑑賞「空想シェアライン」を実施しました。

外国語ガイドツアー

展示作品を英語でめぐる街歩きツアーが行われました。六本木の街の歴史や文化、社会的背景なども紹介し、六本木やアートに対して知識がなくても参加ができるよう工夫されたツアーを実施しました。

その他、六本木の街で、様々なアート作品の展示やパフォーマンス、アート体験が行われ、身近にアートに触れられる機会となりました。

[画像:フラグ2023] [画像:SHUKU]
[画像:DXもふもふ毛布ドリームハウス] [画像:デイジーバルーン]
[画像:nutty nutty1] [画像:nutty nutty-2]
[画像:Keeenue《 SEEK and FIND》ロアビル仮囲い] [画像:ナカミツキ《NEW MIX》六本木6丁目麻布消防署仮庁舎予定地]

六本木アートナイト2023開催概要

正式名称

六本木アートナイト2023

開催趣旨

「六本木アートナイト」は、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に開催するアートの饗宴です。様々な商業施設や文化施設が集積する六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させ、非日常的な体験をつくり出す本イベントは、東京を代表するアートの祭典として2009年3月にスタートし、年々発展を続けております。

日時

2023年5月27日(土曜日)10時から5月28日(日曜日)18時

開催場所

六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース

入場料

無料(ただし、一部のプログラム及び美術館企画展は有料)

主催

東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、港区、六本木アートナイト実行委員会【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】

公式サイト(外部サイトへリンク)

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所属課室:産業・地域振興支援部地域振興課文化芸術振興係

電話番号:03-3578-2523

ファックス番号:03-3438-8252

外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。

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