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更新日:2022年3月9日

水辺のまちサーキュラーLAB.「染色ワークショップ〜草木で色とりどりの手ぶくろを染めよう〜」を実施しました。

令和4年3月6日(日曜)、SHIBAURA HOUSEのオープンスペースにて染色ワークショップを実施しました。
前回(令和3年8月22日)実施した際にもお招きしたアーティストの山本愛子様に再度お越しいただきました。

[画像:染色1]

当日配布したガイドでは、染色の工程をかわいいイラストで説明してくれています。
(注記)今回使用した草木は、すべて芝浦港南地区で剪定したものです。(マテバシイ/ローズマリー/梅/桜の4種類)

当日の様子

[画像:染色2]

草木で染めた手ぶくろを使って、
自宅でのガーデニングやコンポスト作りなど、
身近なサーキュラーの取組に活用してほしいという
思いを込めました。

[画像:染色3]

今回は芝浦港南地区で剪定した、
マテバシイ・ローズマリー・梅・桜で染色しました。
定着材には鉄・チタン・銅を使用しました。

[画像:染色4]

草木を細かくカットしていくことで、
抽出する際により濃度を高めることができます。
それぞれの草木の香りを感じることができました。

[画像:染色5]

沸騰させたお湯に草木を入れてしばらく煮込みます。

[画像:染色6]

香りにつられて子どもたちが様子を見に来ました。
建物全体に草木の香りが広がり、
穏やかな気持ちになりました。

[画像:染色7]

20~30分煮こむとこれくらいの色が出てきます。
いよいよ染めたいものを投入していきます。

[画像:染色8]

同じ材料でも同じ結果になるとは限らず
環境や状況によって変化していくため、
その過程を楽しむことが醍醐味でもあります。
失敗はなく、ビー玉や割りばし、紐を使って
各々好きなデザインに仕上げていました。

[画像:染色9]

自分たちの作品を投入し、煮込んでいきます。
どんな仕上がりになるのかワクワクしました。

[画像:染色10]

どんどん色が定着していきます。
あと少し!

[画像:染色11]

色を定着させるために、媒染液につけます。
同じ草木でも、どの媒染液にいれるかで
仕上がりの色味が変わってきます。

[画像:染色12]

ちゃんと染まったかな?
ドキドキの瞬間でした。

[画像:染色13]

ローズマリーと鉄の組み合わせです。
きれいに仕上がりました。

[画像:染色14]

ビー玉を上手に使用して、
子どもたちが大好きなキャラクターに仕上げました。

[画像:染色15]

4枚Tシャツを紐でくくったことで、
それぞれ違う模様になりました。
渋みのある色味がかっこいいです。

[画像:染色16]

ワクワクする瞬間がたくさんありました。
ご家族で相談し合いながら真剣に考え、
楽しそうに手を動かしていました。
完成した作品は、
ぜひご自宅で活用していただきたいです。

サーキュラー・エコノミー(循環型経済)の考え方

サーキュラー・エコノミー(循環型経済)とは、これまで廃棄されていた製品や原材料(食やモノなど)を新たな資源と捉え、廃棄物を出すことなく、資源を循環させる経済の仕組みです。日本で浸透している「Reduce(ごみを減らす)」、「Reuse(再利用する)」、「Recycle(資源として再活用する)」の多少の廃棄物を発生してしまう「3R」とは発想が異なります。
サーキュラー・エコノミーの実現には、メーカー・小売・回収・リサイクル企業など様々な業種の連携が必要となるほか、地域住民等の消費者からの協力も必須であり、あらゆる人々の協働が必要不可欠です。
日々の生活において廃棄物等を減らすことができれば、運河の水質や私たちの周辺の生活環境にも良い影響を与えることができます。また、環境に優しいだけでなく、持続可能な経済成長を実現することにつながります。

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