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現在のページ:トップページ > 麻布地区総合支所 > 暮らしの情報 > 麻布地区総合支所が独自に取組む事業(地域事業) > 麻布未来写真館〜次世代へつなぐ麻布の記憶〜 > 9.テーマ別:山坂 > 南麻布の山坂(奴坂・薬園坂・釣堀坂)
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作成年度:平成26年度
写真左上:昭和50年(1975年):薬園坂坂上から
写真右上:昭和50年(1975年):釣堀坂西から東を望む
写真左中:昭和50年(1975年):薬園坂から下る
写真右中:昭和50年(1975年):奴坂坂下から
このパネルの古い写真は、写真撮影:田口政典氏、写真提供:田口重久氏
奴坂(やっこざか):仙台坂上から南へ本村保育園を通り過ぎて行くと、右手に小さな公園がある。そこから右に下る坂が奴坂である。名前の由来はこの場所の古い名前、竹が谷の小坂で「谷小坂」、薬王坂のなまりで「やつこう坂」、「奴が付近に多く住んでいた坂」の三説がある。奴坂を下るとまた坂を登ることになり、その先に本村幼稚園と本村小学校がある。昔は奴坂の上の道の向かいに駄菓子屋があった。文房具や凧も売っていた。銀玉拳銃と銀玉を買った記憶がある。
薬園坂(やくえんざか):麻布の台地から南東に下り、古川の四之橋に達する坂。江戸時代前期にこの辺りに幕府の御薬園があったためこう呼ばれた。薬園は徳川綱吉の頃、白金御殿の拡張のため廃止され、小石川御薬園に移されたという。この付近は東から南に面しているので日当たりが良く、薬草にも適していたのだろう。麻布台地の最南端が薬園坂上と言えよう。一帯は今も静かでのんびりした感じであり、鳥の声が大きい。
釣堀坂(つりぼりざか):薬園坂を下り始めて程なく右に小路がある。最初の道は行き止まり。二つ目が釣堀坂だ。
坂は向合いで上りになり、本村小学校へと繋がっていく。
付近に釣り堀が2つあったらしいが、今は1つしかない。私の記憶では、昭和39年頃は坂下の横に小さな四角い池があり、春にはオタマジャクシが大量に泳いでいた。何匹かいただいて家に持ち帰った思い出がある。
当時は、薬園坂から入って左側が石垣だったので、坂を登り下りせず、この上をつたって学校に行こうとしたが、か
えって時間がかかってしまった。
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