本文
令和7年度丸亀まちづくりラボ「話してみる、わたしの日常のこと、暮らしのこと―「わたし」から始まる、まちのカタチ―」を開催しました
R7marulab.omote
「丸亀まちづくりラボ」とは、「第2次丸亀市協働推進計画」の基本理念である「市民等の力が生かせる協働のまち・いきいきとした個性豊かで活力あふれるまち」の実現に向け、様々な立場や世代の人が気軽に参加し、地域の課題や活性化について知識や経験、アイデアを共有できる場のことです。
令和7年度の「丸亀まちづくりラボ」は、地域の未来を担う若い世代に「まちづくり」や「市民活動」への関心を高めてもらうことを目的に、30歳以下の若者を中心に、丸亀市内で活躍する市民活動団体の方々との対話を通じて、「自分にもできるかもしれない」「やってみたい」と感じてもらえるきっかけづくりとなるよう、丸亀市市民交流活動センターマルタスの元センター長でありワークショップデザイナーとして活躍されている佐藤光さんをナビゲーターに迎え、トークセッションのほか参加者同士の交流や対話を中心としたプログラム構成で、開催されました。また、今回の丸亀まちづくりラボではトークの内容やポイントを可視化することで、参加者同士の対話や共感を促進することができる「グラフィックレコーディング」という手法を用いることで参加者の皆さんが積極的に意見を交わし、笑顔で交流するなど終始リラックスした雰囲気の中で実施することができました。
R7marurab1R7marurab3
トークセッションでは、地域で活躍する3名の若者をゲストに迎え、それぞれの活動内容やそのきっかけ、活動の中で活かされている「好き」や「得意」、地域との関わり方やこれからの展望について想いを語っていただき、参加者はゲストの言葉や考え方に耳を傾けながら、自分自身の暮らしや地域との関わり方について、多くの気づきや刺激を得られるとともに、参加者からの活発な質問に対してもそれぞれのゲストが丁寧に答えることで、地域活動のリアルな姿や挑戦の背景がより深く伝わる時間となりました。
R7marurab2R7marurabo9
R7marurabgurareko1トークセッション1 [その他のファイル/1.96MB]
R7marurabgurareko2トークセッション2 [その他のファイル/1.99MB]
トークセッション終了後は、参加者同士がつながる交流会が行われました。会場では名刺交換や自由な対話が行われ、世代や立場を超えた活発なコミュニケーションが生まれました。
「挑戦って、毎日の中にあるんだなと気づいた」
「自分の力を最大限発揮できる場所を見つけて挑戦してみたい」
「自分の“好き”を見つけて、誰かとつながりたい」
参加者の言葉には、気づきや前向きな思いが詰まっていました。
最後にナビゲーターの佐藤さんより「丸亀市内には今回の会場であるマルタスをはじめ、誰かとつながり、何かを始められる“場”がたくさんあるので、ぜひそれらの場を活用しながら自分らしいまちづくりを進めてもらえれば」、「繋がるだけで終わらず、ぜひ“アクション”につなげてください」というメッセージがあり、「今日の出会いや言葉が、明日からの行動のきっかけになりますように」という願いが込められていました。
R7marulab10R7marurab5
参加者の皆さんは終始笑顔で、積極的に対話に参加されていました。ゲストの方々の言葉や姿勢が、参加者の心に深く響いたことが伝わってきます。今回の「丸亀まちづくりラボ」が、丸亀市の未来をつくる一歩となり、地域のつながりを育むきっかけになることを願っています。
R7marurab7
今回の「丸亀まちづくりラボ」に参加された方の感想や心に残った言葉などを記載したバトンカードを、イベントの記録とともに今後マルタスに展示予定としておりますのでそちらもお楽しみに!
令和7年度丸亀まちづくりラボ「話してみる、わたしの日常のこと、暮らしのこと―「わたし」から始まる、まちのカタチ―」
「このまちで、もう少し自分らしく過ごせたら」と思ったことはありませんか?
まちは、わたしたちがただ暮らす場所だけじゃなく、「やってみたい」「好きなことを形にしたい」と思った時に、それを試せる場所かもしれません。
このイベントでは、丸亀で自分の”好き”や”得意”を活かして動き始めた先輩たちの話を聞きながら、「自分も何かできるかも」「こうだったらいいのに」を、みんなでゆるく語り合います。
この日集まるのは、だれかとちょっと話してみたいと思っている若手社会人や学生と、ゆるく応援してくれるまちの先輩や大人たち。あなたの”やってみたい”が、思わぬ形で誰かとつながる。そんなきっかけが、きっとここにあります。
開催日時及び場所
令和7年9月15日(月・祝)14時〜17時(開場13時30分)
丸亀市市民交流活動センター マルタス オープンラウンジ
参加対象
30歳以下の方で、丸亀のまちづくりに興味・関心のある方、丸亀市で活動をしたいと考えている方
定員
40名(先着順)
ナビゲーター
佐藤 光 氏
2021年3月からの2年間、「丸亀市市民交流活動センター マルタス」のセンター長を務め、マルタスの立ち上げ・運営に携わる。現在は、ワークショップデザイナーとしていろいろな地域で若者がまちづくりに参画するきっかけづくりや対話の場づくりに奔走中。
ゲストスピーカー
細谷 柊太 氏
2000年三重県出身。CCC(株)に新卒入社し、マルタスにて市民活動支援に従事。2025年、丸亀市内の不動産会社「馬場商事」へ転職。現在は、宿泊施設とカフェ&バーを行う「ババノバ」の運営に携わっている。
土井 貴大 氏
1995年丸亀市生まれ。教員として5年間勤務したのち金融機関へ転職。教育と経済格差の課題に向き合い、地域の子どもたちの未来を支えるため、丸亀のまちづくりに尽力中。
曽坂 琴美 氏
丸亀市中府町にある会下天満神社の宮司。先代である祖父の後を継ぎ、全国最年少の女性宮司として、神社がもっと身近で親しみやすい存在となるよう日々心を込めて奉仕してます。