道路は、私たちの毎日の通勤・通学のときはもちろんのこと、暮らしに欠かせない食料品や生活用品などの農業製品、工業製品を運んだり、観光等で各地に訪れる際の手段として、私たちの暮らしを支えています。
国土交通省鳥取河川国道事務所では、管内の一般国道9号、29号、53号を良好な状態に保ち、自動車や歩行者の安全を守るしごとをしています。
道路の地下には、私たちの生活に欠かせない電気や電話線などがおさめられています。
その中でも電気や電話線などが通るための道を「電線共同溝」といいます。電線類を地下に敷設することによって、電柱や電線が無くなり、美しい街並となります。
鳥取市内の一般国道53号で整備を進めており、これまでに鳥取市天神町から今町、新町から本町及び西町で整備を完了しています。
平成19年度は一般国道53号の鳥取市東町及び松並町の事業を進めていきます。
道路の掘り返し工事がなくなり交通が円滑に成ります。
路面を掘り起こすことなく、占用物件電話・電気等の敷設工事が行えますから、交通を阻害したり、沿道の皆様に迷惑をおよぼしません。
災害に強い町づくりに貢献します。
大地震、風水害による通信の途絶、停電等がなくなります。電柱がなくなる事により、火災等の消火活動がスムーズになります。
電柱がなくなり道路景観がよくなります。
道路の安全性が増すばかりでなく、共同溝や電線共同溝ができれば、電線や電柱等がなくなり、快適な道路空間が確保され景観がよくなります。
情報ハイウェイ(情報通信基盤)
21世紀を目前に控え、多様化、高度化するニーズに応えるため、さらに高度な情報サービスが求められています。
新たな基幹的な情報通信ネットワークの形成と高度情報化の成果の活用を図ります。
電柱がなくなり、歩道が広く使えるため、快適性が高まります。
電柱、電線がなくなることにより、景観は見違えるほどすっきりと美しいものになります。
電線共同溝方式の地中化により、道路の掘り返しが少なくなり、工事規制による渋滞の緩和に役立ちます。
架空線は台風や地震などの災害時には電柱倒壊、変圧器落下、電線切断等の二次災害などの原因となる危険性があります。