造血幹細胞移植について深く理解することは難しいかもしれません。
この治療法は患者に対して高リスクな治療法であるだけではなく、その多くはドナーという健常者の協力によって成立する
特殊な医療です。移植を受ける患者、骨髄を提供するドナー、それを見守る家族が、リスクとベネフィットについて深く理解し、
納得したうえで治療選択をされるようにとの願いを込めて作成しました。
また、移植治療は社会の協力も必要です。広く一般の方々にも、造血幹細胞移植について知っていただければ幸いです。
1991年東京大学医学部卒業、都立駒込病院、国立国際医療センター、国立がんセンター中央病院、東京大学医学部附属病院などの勤務を経て、2007年から自治医科大学附属さいたま医療センター血液科教授、2014年から自治医科大学内科学講座血液学部門教授兼任。一見すると冷たくみえる数字やデータを、人間の心を表現する指標に置き換えて考えることによって、合理的でかつ人にやさしい診療の実現をめざしています。
1991年に防衛医科大学校を卒業し、陸上自衛隊医官として勤務するとともに、防衛医科大学校病院、名古屋第一赤十字病院、米国マディガン陸軍医療センターにて臨床研修を実施。2002年10月に防衛医科大学校医学研究科修了。2003年6月から東京都立駒込病院血液内科に勤務し、造血幹細胞移植をはじめとする血液疾患の診療に従事。2011年4月から国立がん研究センター中央病院造血幹細胞移植科病棟医長。2016年4月より現職。専門は造血幹細胞移植。趣味は音楽鑑賞、美術館巡り。
2002年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院内科研修医、都立墨東病院と公立昭和病院の救命救急センターのレジデントを経て、2004年広島赤十字・原爆病院から血液内科の修練を開始。その後、東京大学医学部附属病院、NTT東日本関東病院と渡り歩き、本格的に移植医を目指すことになる。臨床一本で生きるはずであったが、移植後の合併症治療の壁にぶつかり、一転、2008年より自治医科大学の大学院生として慣れない研究生活を始める。2012年から2015年までStanford大学にポストドクターとして遊学。帰国後より現職。研究テーマは移植後合併症と免疫再構築。夢見がちな若手(?)として邁進中!
2000年に浜松医科大学を卒業し、血液内科医として静岡県西部の総合病院に勤務、造血幹細胞移植医療にも携わる。2008年より静岡がんセンター感染症内科で3年間の後期研修を受け、2011年国立がん研究センター中央病院造血幹細胞移植科での後期研修を開始する。同年10月に総合内科へ異動し、感染症診療にも携わる。2015年国立がん研究センター東病院総合内科に異動し、感染症診療及び感染対策に従事しつつ、国立がん研究センター中央病院 造血幹細胞移植科も併任し現在に至る。
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公開日:2017年3月28日 最終更新日:2017年3月28日
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