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石西礁湖生きもの図鑑ー藻類のなかま


種名:ラッパモク
学名:Turbinaria ornata

長さ10cm程度。
石西礁湖の浅瀬を中心に、いたるところで見られる。葉状部がラッパのように見えることから、この名前が付いた。全体的に硬い。2016年の大規模白化後に死亡したサンゴの上で増殖し、本種が一面覆いつくした場所もある。直接サンゴを攻撃するようなことはあまりないが、生息スペースを覆いつくしてしまうことで、成長に時間のかかるサンゴの着底場所が減っている。流れ藻としてよく海岸に流れ着く。


種名:ウスユキウチワ
学名:Padina minor

大きさ10cm程度。
石西礁湖の浅場から深場までいたるところで見られる。薄いうちわの様な形をしており、石灰質に覆われている為、全体的に白く、硬い。時に大きな塊になることもあり、石西礁湖の中には海底が本種で覆われている地点もある。岩の上が本種で覆われ、新たなサンゴの着底や成長を阻害することもある。流れ藻としてよく海岸に流れ着く。

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