2024年07月01日
「亀の瀬地すべり歴史資料室」に行ってきました!
■亀の瀬とは?
亀の瀬は大和川が奈良県から大阪府に向かって流れる谷間にある地域であり、古くから度々地すべりによって大和川を堰き止めてしまい、奈良県及び大阪府に甚大な被害をもたらしていました。
60年以上の対策工事により、現在では地すべりはほとんど発生していません。これまでの地すべりとその対策工事の歴史を後世に残すための施設「亀の瀬地すべり歴史資料室」があり、今回はその中の「亀の瀬インフラツーリズムガイドツアー」に参加させて頂きました。
過去と現在の比較表現も取り入れて展示されています。
とても広い範囲で地すべりが起きており、
人間の力でこれを止めるために大変な時間と労力がかかっています。
■充実の90分間
90分間のガイドツアーでは「亀の瀬地すべり歴史資料室」の他、地すべり対策に作られた「排水トンネル」や昭和7年に崩れてしまったJR関西本線のトンネル「旧大阪鉄道亀瀬隧道」など、様々な施設を案内していただきました。
特に「旧大阪鉄道亀瀬隧道」ではトンネルの内壁を利用した亀の瀬の歴史を体感できる約7分間の素敵なプロジェクションマッピングがあり、大変充実したツアーとなりました。
排水トンネルの中は夏でも肌寒い為、調節できる服装で行くのがオススメです!
明治25年に開通したレンガ造りのトンネル
昭和6年に地すべりで崩壊し平成20年に地すべり対策事業の中で偶然発見されたそうです。災害史、交通史からも貴重な構造物であり、歴史を感じる素晴らしい体験になりました。
■職員及びボランティアのみなさんありがとうございました!
「亀の瀬インフラツーリズムガイドツアー」は無料でありながらも、参加させて頂いた社員一同からとても好評であり、老若男女誰でも楽しめる素晴らしいツアーであると感じました。
このガイドツアーは一般の方々も参加できるツアーですので、お時間のある方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?
【ガイドツアーの概要及び予約ページ】
https://kamenose-infratourism.jp/
亀の瀬地すべり歴史資料室の職員及びボランティアガイドの皆さん本当にありがとうございました!
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