2023年09月28日
いざという時の為に「消防訓練」
■9月1日は何の日?・・・防災の日!
1923年に発生した関東大震災にちなみ9月1日は「防災の日」とされています。
当社でも9月1日に消防訓練を行い、社員で構成されている「自衛消防組織」の役割や「消火器」等の消防設備の性能や使用方法について改めて確認を行いました。
(消防訓練風景)
■消防設備の動作確認
講義の中で各消防設備について知識を得た後は、実物を確認・操作してみる事が非常に重要です。今回の消防訓練では消火器・火災報知器・排煙装置・防火扉等の操作を実践体験しました。実際に消火器を持ってみるとその重さと取り回しの悪さに衝撃を受けました・・・
(消火器の確認 噴出時間は概ね10秒~20秒)
(防火扉の開閉確認 意外とコツが必要)
■万が一の時も咄嗟に行動できる為に
災害発生時に社員一人ひとりが迷い無く行動出来るようになる為には今回の様な訓練や安全教育の実施が重要と考えています。平常時から出来る事を行い、安全・安心な職場環境作りをすすめて参ります。
2021年10月11日
マンホールトイレ知っていますか?
■災害時対応
最近は短時間集中豪雨や大型台風、大型地震、津波など自然災害が頻発していますね。
災害時に電気・ガス・水道といったライフラインが途絶えた場合は日常生活に支障をきたします。
その中でも停電や断水によってトイレが使用出来ない事による健康被害に対しては、少しでも被害を軽減するため、各自治体の指定避難所(公園や小学校等)などにマンホールトイレを設置することが促されています。
最近は短時間集中豪雨や大型台風、大型地震、津波など自然災害が頻発していますね。
災害時に電気・ガス・水道といったライフラインが途絶えた場合は日常生活に支障をきたします。
その中でも停電や断水によってトイレが使用出来ない事による健康被害に対しては、少しでも被害を軽減するため、各自治体の指定避難所(公園や小学校等)などにマンホールトイレを設置することが促されています。
■マンホールトイレは、①直接公共下水道に流す本管接続流下型、②貯水管に水を貯め、排泄物と併せて一気に公共下水道管に流す貯留型などがあります。平常時に地下部分のみを準備しておくことで、いざという時、上部に仮設テントを設置するだけで使用可能となります。また、トイレ用水は設置場所付近のプール・井戸・川からの水を利用します。
自治体によっては、マンホールトイレを使用する際のテントの組み立て方やマンホール蓋の開け方などの訓練、マラソン大会等のイベント時に活用することで地域住民へのPRも行われています。■公園や小学校の片隅に整列している小さなマンホールのふたを探してみてください。きっと災害時には活躍していると思います。
2019年05月01日
災害復旧支援の仕事に積極的に取り組む会社です
最近、災害が多い日本です。
私たちが住んでいる街でも、平成最後の年に、多くの護岸が被害を受けました。
私たちの会社は奈良県内にあります。地元の奈良県内で災害が発生すると、通常の仕事を後回しにしても、災害復旧支援の仕事に優先的に取り組むことも良くあります。その後が大変ですが。
平成30年7月5日からの大雨では、奈良県内でもたくさんの河川に被害が
見られました。
皆さんが普段歩いたり、電車で渡っている橋の下の護岸も、実は大きな被害が見られました。護岸がずれ落ちている状況が分かると思います。
大雨が通過した直後に、河川の状況を点検をしますが、大きな災害が発生した時は、役所の担当者だけでは回りきれないため、私たちのような地元のコンサルタントが点検に協力する体制が奈良県にはあります。
大雨後の護岸の点検も、地元の建設コンサルタントなら、すぐに確認に行くことができます。こんなに護岸が移動していることもあります。
いざというとき、地元の建設コンサルタントは直ぐに被災状況を確認し、災害復旧支援に会社ぐるみで取り組むことができます。
住んでいる家の近くで災害が発生したら気になりますし、場合によっては家が危ないかもしれません。他人ごとではありません。普段見慣れた風景なので、何が被災した原因かも、現地に行けば大体想像できます。
小さな地方のコンサルタントですが、地元のコンサルタントならではの社会的な役割があります。個人的には、転勤も無いので、家族と一緒に楽しく暮らせるメリットもあります。満員電車に乗る必要もありません。東京で大手コンサルタントに勤務した時、子供の学校の転向で家族に迷惑をかけたり、満員電車で通勤したりしていた生活と比べると、天国のような生活です。
生活基盤の地元の町に、少しでも貢献する機会があること、そして自分が設計した構造物を家族に見せて自慢できることは、地方コンサルタントに勤務する特権なのかもしれません。息子には、パパは町のお医者さんだと自慢しています。
【原稿作成:計画設計部、編集:広報委員会】
2016年08月04日
2016年05月13日
2016年05月11日
普通救命講習2016
本年も普通救命講習を更新してまいりました。
奈良市防災センターにおいて6名、応急手当と救命処置に関する講義と実技を受けて参りました。
新しい処置法の学習と技能の維持向上が狙いです。
現場作業での安全対策のみならず、社会貢献の見地からも会社より受講を勧められています。
本社1FフロントにAEDも常設しておりますのでもしもの時はお声をお掛け下さい。
奈良市防災センターにおいて6名、応急手当と救命処置に関する講義と実技を受けて参りました。
新しい処置法の学習と技能の維持向上が狙いです。
現場作業での安全対策のみならず、社会貢献の見地からも会社より受講を勧められています。
本社1FフロントにAEDも常設しておりますのでもしもの時はお声をお掛け下さい。
2015年04月21日
『災害対策セミナー』に参加
広報委員会です。
4月17日に奈良県測量設計業協会主催の『災害対策セミナー』に参加してきました。
内容は「災害査定について」と「写真測量の新技法について」と「CIMの動向」でした。
会場には多くの参加者が見られ関心の高さが伺えました。個人的にも行政の動向を知る良い機会でしたし、新技術の新たな想像に繋がるものもあり、非常に興味深い内容でした。
そこで早速、今回受講した内容を同行した若手社員が部署内の勉強会で発表しました。他の部員への情報共有もありますが、発表を行った若手社員のプレゼン力向上にも繋がったかなと思います。
勿論皆からのダメ出しは惜しみなく注がれました( ̄▽ ̄)ノ
******************受講内容を追記いたします。*****************
【災害査定について】
まず災害査定とは災害復旧事業を行ううえでその被災が国庫負担(又は県負担)により復旧するものであるか否かを被災状況を調査した資料から査定する事を言います。
今回受講させていただいた内容はその査定の「判断基準」についてのものでした。
具体的には災害の定義というものがあり、以下に該当するものを災害と認定されています。
『異常な天然現象により生じた災害である』(例:河川であれば警戒水位以上の水位など、河川以外であれば最大24時間雨量80mm以上の降雨など)
『地方公共団体又はその機関が維持管理している公共土木施設の被災である』
『負担法の適用除外に該当しないものである』(例:1箇所の工事費が限度額未満の場合は適用除外など)
上記内容について、過去事例などを交えながら講義していただきました。
【写真測量の新技法について】
このセミナーでは「Photog-CAD」というソフトが紹介されました。このソフトは市販されているカメラを用いて、被災地(法面崩落箇所など)の写真を原則3枚撮るだけで、3次元地形モデル(一般的な地図は2次元ですが、3次元地形モデルは座標の標高を3次元的に処理することにより立体視する事ができる比較的新しい技術です。)を作成していました。
作成された3次元地形モデルから横断図を投影し、調査資料に添付するといった流れでした。
従来は被災した法面などを作業員がテープやポールなどを持って範囲や状況を調査するのですが、危険を伴う上に計測の仕方によっては誤差も生じるといった事もあるのですが、このソフトを使うことでこれらを解消できる、そんな講義でした。
【CIMの動向】
CIMとは「Construction Information Modeling」の略で計画・調査・設計段階から3次元モデルを導入し、その後の施工、維持管理の各段階においても3次元モデルに連携・発展させ、あわせて事業全体にわたる関係者間で情報を共有することにより、一連の建設生産システムの効率化・高度化を図るものである。(参考文献:国土交通省「技術調査関係」)
今回のセミナーではあるソフトメーカーのソフトのプレゼンテーションを行う形で、既存の地図(今回はグーグルマップを使われていました)に現地より(被災地や定点観測地点など)モバイル端末を使って情報をeメールなどで送り、リアルタイムな情報を地図に投影するといった内容でした。
(広報委員:木村)
4月17日に奈良県測量設計業協会主催の『災害対策セミナー』に参加してきました。
内容は「災害査定について」と「写真測量の新技法について」と「CIMの動向」でした。
会場には多くの参加者が見られ関心の高さが伺えました。個人的にも行政の動向を知る良い機会でしたし、新技術の新たな想像に繋がるものもあり、非常に興味深い内容でした。
そこで早速、今回受講した内容を同行した若手社員が部署内の勉強会で発表しました。他の部員への情報共有もありますが、発表を行った若手社員のプレゼン力向上にも繋がったかなと思います。
勿論皆からのダメ出しは惜しみなく注がれました( ̄▽ ̄)ノ
******************受講内容を追記いたします。*****************
【災害査定について】
まず災害査定とは災害復旧事業を行ううえでその被災が国庫負担(又は県負担)により復旧するものであるか否かを被災状況を調査した資料から査定する事を言います。
今回受講させていただいた内容はその査定の「判断基準」についてのものでした。
具体的には災害の定義というものがあり、以下に該当するものを災害と認定されています。
『異常な天然現象により生じた災害である』(例:河川であれば警戒水位以上の水位など、河川以外であれば最大24時間雨量80mm以上の降雨など)
『地方公共団体又はその機関が維持管理している公共土木施設の被災である』
『負担法の適用除外に該当しないものである』(例:1箇所の工事費が限度額未満の場合は適用除外など)
上記内容について、過去事例などを交えながら講義していただきました。
【写真測量の新技法について】
このセミナーでは「Photog-CAD」というソフトが紹介されました。このソフトは市販されているカメラを用いて、被災地(法面崩落箇所など)の写真を原則3枚撮るだけで、3次元地形モデル(一般的な地図は2次元ですが、3次元地形モデルは座標の標高を3次元的に処理することにより立体視する事ができる比較的新しい技術です。)を作成していました。
作成された3次元地形モデルから横断図を投影し、調査資料に添付するといった流れでした。
従来は被災した法面などを作業員がテープやポールなどを持って範囲や状況を調査するのですが、危険を伴う上に計測の仕方によっては誤差も生じるといった事もあるのですが、このソフトを使うことでこれらを解消できる、そんな講義でした。
【CIMの動向】
CIMとは「Construction Information Modeling」の略で計画・調査・設計段階から3次元モデルを導入し、その後の施工、維持管理の各段階においても3次元モデルに連携・発展させ、あわせて事業全体にわたる関係者間で情報を共有することにより、一連の建設生産システムの効率化・高度化を図るものである。(参考文献:国土交通省「技術調査関係」)
今回のセミナーではあるソフトメーカーのソフトのプレゼンテーションを行う形で、既存の地図(今回はグーグルマップを使われていました)に現地より(被災地や定点観測地点など)モバイル端末を使って情報をeメールなどで送り、リアルタイムな情報を地図に投影するといった内容でした。
(広報委員:木村)
2014年07月10日
普通救命講習2014
こんばんは、広報2号です。
大型台風8号が接近して、一時は社内の関係部署にも緊張が走っておりましたが、本社のある古都奈良では幸いな事にさほどの影響も無いようで、ちょっとホッとした時間を過ごしております。
そんなちょっとホッとした今日は、昨日奈良市防災センターで受講させていただいた『普通救命講習』の様子をご紹介したいと思います。
受講したメンバーは現場作業の多い地理情報グループから5名、総務部から1名の計6名、受講内容は心肺蘇生術、止血法、AEDの使用法等でした。
等身大の人形(センサー内蔵の男子と女子→私たちは男子の人形)を相手にみんな少し緊張気味に、胸骨圧迫(心臓マッサージ)、人工呼吸、AEDの順で体験してきました。
弊社玄関にもAEDが備え付けられていますが、いざという時に役に立てるのか? そんな疑問も払拭できるくらいに、みんなが真剣に取り組んでおりました。
誰かのためになる、大切な講習会でした。
追伸:K君の人工呼吸のドギマギ感ったら酷かったので、後でそう言うと「人形が男子じゃなかったらば・・・」との事でした。( ̄∇ ̄;)
大型台風8号が接近して、一時は社内の関係部署にも緊張が走っておりましたが、本社のある古都奈良では幸いな事にさほどの影響も無いようで、ちょっとホッとした時間を過ごしております。
そんなちょっとホッとした今日は、昨日奈良市防災センターで受講させていただいた『普通救命講習』の様子をご紹介したいと思います。
受講したメンバーは現場作業の多い地理情報グループから5名、総務部から1名の計6名、受講内容は心肺蘇生術、止血法、AEDの使用法等でした。
等身大の人形(センサー内蔵の男子と女子→私たちは男子の人形)を相手にみんな少し緊張気味に、胸骨圧迫(心臓マッサージ)、人工呼吸、AEDの順で体験してきました。
弊社玄関にもAEDが備え付けられていますが、いざという時に役に立てるのか? そんな疑問も払拭できるくらいに、みんなが真剣に取り組んでおりました。
誰かのためになる、大切な講習会でした。
追伸:K君の人工呼吸のドギマギ感ったら酷かったので、後でそう言うと「人形が男子じゃなかったらば・・・」との事でした。( ̄∇ ̄;)
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