ざっくりと説明すると
・廃ビルの外側につけられている非常用階段
・現在ビル自体は財団が所有しており、民間人の侵入を防ぐ形で収容している。
・複数人で階段の頂上に登ると、ランダムで一人がSCPの影響を受け他の階段にいる人を殺害(ほとんどが階段から突き落とすという方法)
・異常性が発覚する前に自殺が起こっており遺書には自分が殺人を起こしたのに、友人が死刑となってしまったこと。そのことについて自分は止められなかったし、誰も止めなかったからとても恨みがある。と書いてあった
・遺書に書かれている友人について調査したところこのSCPの実験によって死亡していた。
という案です
オブジェクトクラスはsafeにしようと思っています。
何かアドバイスがあればお願いします。
登場人物の行動や展開の順序に粗があるのではないかという印象です。
事件の詳細は不明なものの、遺書を残した自殺者の「他の人間にも問題がある」という恨みを含んだ責任の押し付けは通らないと思います。そう思う限りすみやかに自首をするべきでしたし、事件発覚から判決までの間にはそうできるだけの十分な日数があったと考えられます。
発見された遺書に残された供述の調査完了より先に、当オブジェクトの実験を進めているのも順序のおかしさを感じます。遺書の内容は冤罪の可能性を含みかつ当オブジェクトの核心に触れていると思われるものですし、実験と並行して行わずに優先して行うべきタスクだと感じました。
自分が殺人を起こしたのに、友人が死刑となってしまったこと。そのことについて自分は止められなかったし、誰も止めなかったからとても恨みがある
「誰が」「誰に対して」「何についての」恨みがあるのでしょうか。この書き方ですと、
- 「恨みを持っている人=殺人を犯したが自分ではなく友人が死刑になった人物=現場で過去に自殺した人物」
- 「恨みの対象=『止めなかった』人達」
- 「恨みの内容=友人が死刑になるのを『止めなかった』こと」
と受け取れますが、これは意図された通りでしょうか。
遺書に書かれている友人について調査したところこのSCPの実験によって死亡していた
この記述を読むと、上記の「恨みの対象」には第一に「死刑になった友人」が含まれている、と読み取れます。こちらは意図された通りでしょうか。
そうであるとしますと、そもそも「恨みに思っている」理由自体が判然としません。冤罪で死刑になるのを恨みに思うというならともかく、「自分の犯罪で友人が死刑になる」「それを誰も止めてくれなかった」「だから(その友人含め)恨みに思う」というのは論旨が破綻していませんか?
加えて、
自分は止められなかったし、誰も止めなかったから
という言い分にも、精神的幼稚さを感じこそすれ共感をかんじられません。この人物は、既に殺人を犯している上に友人が冤罪で死刑になっていることを知っているはずです。だとすれば、「誰も止めなかった」は責任転嫁に過ぎないし自分が自首するなりして責任をとるべきところを言い逃れしているようにしか現状では受け取れません。
あくまで推測ですが、「誰が」「何について」「誰を」恨んでこのような事態になっているのかが、beacon88 beacon88 さんの中でまだ十分に整理されていないのではないでしょうか。一度、ストーリーの時系列や人間関係などのアウトラインを作って事の顛末を整理してみるとよいのではと思います。
拝
Aquila non capitat muscas.
貴重な意見ありがとうございます
「誰が」「誰に対して」「何についての」恨みがあるのでしょうか。
そのことについてはおっしゃる通りです
この記述を読むと、上記の「恨みの対象」には第一に「死刑になった友人」が含まれている、と読み取れます。こちらは意図された通りでしょうか。
このことについては自分の説明不足です。死刑になった友人がこのSCPに殺された理由はその友人と識別できないほどの落下対策の装備をつけていたから、という理由でありこのSCPもとい最初に自殺した人は友人を恨んでいるわけではありません。
ストーリーを今一度で整理、改訂して矛盾点をなくし、実験記録や調査記録などでよりわかりやすくするよう書き直してみます。