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クレジット
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは電源を供給した状態で1機の携帯型スクラントン現実錨(以下SRAと呼称)とカント計数機を配置したサイト-8104の標準収容ロッカーに収容されます。SCP-XXXX-JPを用いた実験を行う際は標準のSRAを半径15m以内に1機配置し、直ちに起動可能な状態にしてください。実験後はSCP-XXXX-JPを初期化してください。現在SCP-XXXX-JPの操作は禁止されています。SCP-XXXX-JPはセクター-8192の収容コンテナに収容されます。収容前にコンテナ内のヒューム値を1.2Hmに引き上げてください。コンテナ内にはSRA、カント計数機を1機を配置してください。カント計数機の計測値は3時間毎にチェックされ、計測値が0.85Hmを下回った場合、SCP-XXXX-JPを15m以上離れた位置の収容コンテナに移し替えてください。SCP-XXXX-JPが収容されていた場所ではヒューム値が1.0Hmに復元するまでSRAを稼働させてください。
説明: SCP-XXXX-JPはSONY社が販売しているXperiaZ4に酷似したスマートフォンです。202█年に福岡県██市の民家から回収されました。X線を用いた非破壊検査によって外見及び内部構造は市販品と相違が無いことが判明しています。製造番号は記録されておらず、カメラのレンズが破損しているにも関わらずカメラアプリは問題無く機能します。
SCP-XXXX-JPは電源が供給されている間は通常通り動作しますが、電源が断たれ本体のバッテリー残量が無くなると周囲の現実性を動力源として動作を続けます。この際、本体のバッテリー残量表示は周囲のHm値を示す値に変化し、SCP-XXXX-JPの操作による現実改変が可能となります。分解等によりSCP-XXXX-JPによる現実性の消費を止める試みは全て失敗に終わっています。現実改変の範囲は最小で周囲1.7m、上空3m、最大で周囲██m、上空██mです。
SCP-XXXX-JPに回収当時残存していたデータは財団所有のUSBメモリーに保存されました。データに異常性は見られず、初期化によるデータの消去は見られません。
以下はその実験記録です。
実験記録XXXX-JP-01 - 日付202█/01/17
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: SCP-XXXX-JP内のブラウザを使用し「机」と検索
結果: 周囲に検索結果にあった机が出現した。机はHm値の上昇に伴い消失した。
分析: 出現する物体の存在は低Hm環境に依存するようだ。
実験記録XXXX-JP-02 - 日付202█/01/18
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: SCP-XXXX-JP内のブラウザを使用し「table」と検索
結果: 変化なし
分析: 英語では反応しないとみられる。調査を続ける。
実験記録XXXX-JP-03 - 日付202█/02/12
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: SCP-XXXX-JP内のブラウザを使用し「喜び」と検索
結果: 周囲の実験スタッフが多幸感を訴えた。多幸感はHm値の上昇に伴い消失した。
分析: 物質的な物だけでなく概念上の物も対象であるようだ。
実験記録XXXX-JP-04 - 日付202█/02/14
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: SCP-XXXX-JP内のブラウザを使用し「悲しみ」と検索
結果: 変化なし。
分析: 反応するワードとしないワードがあるようだ。調査を続ける。
実験記録XXXX-JP-05 - 日付202█/02/25
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: SCP-XXXX-JPで撮影した写真をペイントソフトで加工。
結果: 加工と同じ模様が空間に出現。模様はHm値の上昇に伴い消失。
分析: 写真の加工にも反応するようだ。
実験記録XXXX-JP-06 - 日付202█/04/01
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: SCP-XXXX-JPで撮影した写真をトリミング加工。
結果: 対象場所の一部が消失。Hm値の上昇に伴い復元。
分析: 非現実的な様相の改変も発生するようだ。周囲への影響を鑑み、写真を使用する実験は以降凍結する。
補遺1: 担当研究員が無断でSCP-XXXX-JPを使用し、紙幣を出現させる事案が発生しました。出現した紙幣は消失しませんでした。担当研究員は3ヵ月の謹慎処分となりました。
補遺2: SCP-XXXX-JPが破損するインシデントが破損する事案が発生しました。
インシデントXXXX-JP - 日付202█/██/██
概要: SCP-XXXX-JPを用いた実験中、SCP-XXXX-JPのバッテリーが破裂した。
実験内容は「SCP-XXXX-JPを用いてネットニュースを閲覧する」というものであった。
破裂直前に閲覧していた記事の内容は、「近年の雇用不安」についてのものであったと実験スタッフは証言しました。
インシデントにより、SCP-XXXX-JPへの電源の供給が不可能となりました。外部電源の接続等により電源を供給する試みは全て失敗に終わりました。
周囲のHm値の低下を止めることが不可能となったことから特別収容プロトコルの改訂及びオブジェクトクラスのKeterへの変更が申請されました。
申請は承認され、オブジェクトクラスがKeterへ変更されました。
付与予定タグ: ここに付与する予定のタグ
※(注記)タグガイドを参照してタグリストから適切なタグを選択して下さい
http://scp-jp.wikidot.com/tag-guide タグガイド
http://scp-jp.wikidot.com/tag-list タグリスト
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拝読しました。構成面・内容面それぞれ指摘します。
構成面
- 「説明: 」などのコロン(:)の後は半角スペースを空けてください。また説明の部分のみコロンが全角になっています。
- 「safe」となっていますが、オブジェクトクラスの頭文字は大文字です。
- m(メートル)が一部全角になっています。
- 「この際、本体のバッテリー残量表示は周囲のHm値を示す値に変化します。分解等によりSCP-XXXX-JPによる現実性の消費を止める試みは全て失敗に終わっています。SCP-XXXX-JPがこの状態に変化した場合、SCP-XXXX-JPを操作することで周囲の現実改変が可能になります。」の辺りが冗長です。「SCP-XXXX-JPのバッテリー残量は周囲の現実性と同期しており、電池残量が変化することで周囲の現実性を変化させます。」のようにまとめられるでしょう。
- "日付202█/02/14」"のように、"」"が最後についています。
- 「担当研究員は3ヵ月の謹慎に処分されました。」→「担当研究員は3ヵ月の謹慎処分とされました。」などに変更した方がよいでしょう。
*「SCP-XXXX-JPが破損するインシデントが破損する事案が発生しました。」二重になっています。
- インシデントXXXX-JPが上から2行だけ常体になっています。
構成面
全体的に内容が散らかっているように感じました。端的にまとめると、
- スポイラーの内容が伝わってこない
- スポイラーの内容とオブジェクトの異常性の関連がわからない(何故このような異常性を持っているのか?)
- 実験結果の意図がわからない(「悲しみ」などに反応がない理由は?)
といったところです。
スポイラーの内容を一本の軸として、それを深堀りしたり、それに合わせて異常性や展開を構成する、といったようにした方がいいかもしれません。活動応援しています。
- portal:9645707 (11 Apr 2025 04:27)