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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - [八人称]
著者: nidone nidone
作成年: 2025
☆[[include :scp-jp:credit:end]]

特別収容プロトコル
×ばつ15m+15mの立方体の部屋の中心に固定されています。管理者は24時間に一度、部屋が完全に真空である事を確認してください。それと同時に[八人称]への酸素供給が正常に行われている事を確認してください。部屋の扉を開ける事はO-5評議会によって禁止されています。

説明
SCP-8888-JPは一般的な成人男性の見た目をした人型実体です。見た目に関して異常性は発見されていません。
SCP-8888-JPを中心とした半径15mの空間内で使用される人称代名詞(例:私、あなた、彼ら)は全て[n人称](使った言葉に応じて変化する値)に置換されます。この異常は音声による物でも視覚による物でも同様に見られます。また、半径15mの空間条件に関わらず全ての空間ではSCP-8888-JPを表す人称代名詞が全て[八人称]に置換される事が実験により分かっています。現在の収容方法に至る以前はSCP-8888-JPとの会話によるインタビュー及び実験がセキュリティクリアランス3以上の同伴により許可されていましたが、インタビュー記録8888-JP-2に記された事案により[八人称]との言語を用いた交流及び[八人称]の発言行為は全面的に禁止されました。

追記:SCP-8888-JPの人称代名詞を[n人称]に置換するという異常性は、[八人称]の真の異常性による影響を抑えるために[八人称]自身が発している反ミーム性であるということが新たに発見されました。

インタビュー記録-8888-JP-1

対象:SCP-8888-JP

インタビュアー:真北博士

〈録音開始〉

真北博士:あ、あ。聞こえますか、SCP-8888-JP。インタビューを開始します。[一人称]は真北です、[八人称]の名前をお聞かせください。

SCP-8888-JP:[八人称]の名…杉下。

真北博士:ありがとうございます。では杉下さん、[二人称]の異常性についていくつか質問しても?

SCP-8888-JP:良い。

真北博士:どうも。まずは[二人称]が自身の異常性について認識しているかについて確認したいのですが、どうでしょう。

SCP-8888-JP:認識していなかったらわざわざこんな厄介な呪いを自らかけるなんて事はしていない。コントロールが上手くいかなかったせいでで二人称も三人称も使えなくなってしまったがな。

真北博士:ん?呪い…?(4秒間の沈黙)
まあいいでしょう、SCP-8888-JP、その厄介な呪いとやら、人称代名詞への異常性を解除する事は可能ですか?

SCP-8888-JP:可能かどうかと問われれば、可能ではあるが。絶対にやらん。

真北博士:どうして?

SCP-8888-JP:言えん。その理由を知ってしまったらこの呪いが効かなくなる。

(以降SCP-8888-JPは真北博士の質問に答えず、5分間の沈黙の後録音終了。)

インタビュー記録-8888-JP-2
(SCP-8888-JPの異常性を対現実改変能力部隊により無力化した状態でのインタビュー)

対象:SCP-8888-JP

インタビュアー:真北博士

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