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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-██の通路の一角にガラス張りのケースに入れられた状態で保管されます。SCP-XXXX-JPを始めて視認した職員に対してはインタビューを行ってください。SCP-XXXX-JPはサイト-██に設置された大型収容ユニット内にガラス張りのケースに入れられた状態で保管されます。収容室の外には警備員を2名配置し人員の出入りを厳しく制限し、SCP-XXXX-JPを二名以上が同時に視認しないようにして管理されます。さらなる情報収集のため、サイト-██を訪れた職員にはSCP-XXXX-JPを手順に従い視認させてください。
実験はセキュリティクリアランスレベル3以上の職員3名の承認が必要です。
説明: SCP-XXXX-JPは外見上はただの園芸用のスコップです。SCPに関する知識を一切持たない人物に対してはそれ以上の異常性は確認されていません。
SCP-XXXX-JPの異常性は以下の条件下で発現します
1.SCPの概念を知っている人物がSCP-XXXX-JPを視認すると、幻視的なミーム汚染が発生し、恐怖心や不安感が増幅します。
2.実体を持つSCPの姿、もしくは物理的影響を持つSCPの光景を対象が鮮明に想像できる場合、その人物が最も詳しく知るSCPの幻覚が投影されます。
発見
SCP-XXXX-JPはエージェント・████が██県の住宅街のゴミ捨て場にて発見しました。
発見時エージェント・████はSCP-XXXX-JPを未収用のSCP-1084-JPと認識しており、持ち合わせていた収容ケースに入れサイト-██に持ち帰った際、他職員と認識の祖語が生じていたためSCP-XXXX-JPの異常性が判明しました。その後、通常のSafeオブジェクトとして登録されました。
事件記録-01
以下の映像記録を参照してください。
日時: 202█/12/13 14:36
撮影場所: SCP-XXXX-JPが設置されていた廊下
<記録開始>
(映像にはエージェント・████が収容ケースを携帯し、SCP-XXXX-JPを注視している様子が映る)██研究員および██清掃員が廊下を通過。3名が同時にSCP-XXXX-JPを視認。
直後、廊下中央にSCP-173の体部とSCP-096の頭部の特徴を併せ持つ人型実体が出現。幻影として認識されていたものが、数秒以内に物理的存在へと移行。
██研究員・██清掃員が叫声を上げ、廊下の奥へ退避。
エージェント・████は即座に実体へ体当たり。衝撃により当該実体は破砕され、粉砕片を残して活動を停止。
<記録終了>
考察: 本事案をもって、SCP-XXXX-JPは「SCPに関する知識を持つ複数の人間が同時に視認」した場合、視認者の認知内にある異常存在を複合した実体を生成・具現化することが確認されました。よって、特別収容プロトコルの改定が行われました。
本事案において、エージェント・████が体当たりによって実体を即時無力化できたのは、当該職員がSCP-1084-JPを「脆弱で容易に破壊できてしまう実体」として強く認識していたことが影響したと推定されます。
なお、エージェント・████は実体が陶器のような物質で構成されていることから破壊可能と判断し、攻撃行動へ移行したと証言しています。
メモ: この性質を利用すれば人類に有益な影響をもたらすアノマリーの弱点を克服することができるようになるかもしれない。ー梶原博士
実験記録01〜03
202█年5月19日、梶原博士が申請していたSCP-XXXX-JPに関する実験3件が承認されその後実施されました。
実験記録XXXX-01 - 日付202█/5/19
対象: SCP-XXXX-JP、SCP-1084-JP、SCP-1763-JP、D-7322、D-6143
実施方法: D-7322にSCP-1084-JP、D-6143にSCP-1763-JPの画像と基本的な説明をした後、SCP-XXXX-JPを同時に視認させ、経過を観察する。
結果: SCP-1763-JPと同様のものと思われるピクトグラムが幻覚として出現した5秒後に実体化しました。当該実体は陶器製でしたが、この後行われた耐久実験により破壊不可能と結論付けられています。また、SCP-1084-JP由来のものと思われるネガティブな感情を軽減させる効果も確認されました。
メモ: Dクラス職員が対象の二つのSCPに対して少し違う認識を持っていたら、避難口誘導灯の形をした脆い心理カウンセラーでもできていたのだろうか。 ー梶原博士
実験記録XXXX-02 - 日付202█/5/26
対象: SCP-XXXX-JP、SCP-1084-JP、エージェント・████、D-9884
実験方法: D-9884にSCP-1048-JPは「脆く、簡単に壊れる」という点を強調し説明をし、その後SCP-XXXX-JPを同時に視認させ同様の異常性が重複するのかを確認する。
結果: SCP-1084-JPと同様の見た目をした幻影が投影され約2秒後に実体化しました。しかし、その直後から実体は崩壊を始め、約1分後に粉末状の残渣のみを残し消失しました。
メモ: どうやら特定の異常性を顕著にすることも可能なようだ。そのうちこいつはThaumielに分類されるかもしれないな。 ー梶原博士
追記: 計測の結果、当該実体はSCP-1084-JP本来の1〜4%まで強度が低下していました。
実験記録XXXX-03 - 日付202█/5/30
対象: SCP-XXXX-JP、SCP-5000、D-4113、D-9871
実験方法: D-4113とD-9871にSCP-5000を「装着者を保護し有益な影響を及ぼす異常な機能を多数搭載している」と画像とともに説明した後SCP-XXXX-JPを視認させる。
結果: SCP-5000と同様の見た目をしたパワードスーツが出現しました。機能性のテストを行った結果、ミーム汚染等々の影響を無効化するなどの効果が見られましたが、完全性は不明です。装着時の破壊耐性実験は現在保留されています。
メモ: 異常性の復元までできるのか…やっぱりThaumielに分類した方がいいんじゃないか? ー梶原博士
実験記録04
202█年7月23日、梶原博士が申請していたSCP-XXXX-JPに関する追加実験が承認され、実施されました。
実験記録XXXX-04 - 日付202█/7/26/
対象: SCP-XXXX-JP、SCP-040-JP、D-8824、D-1724
実験方法: D-8824、D-1724にSCP-040-JPを写真とともに説明し、個別にSCP-XXXX-JPを視認させる。その後同時に視認させ、SCP-040-JPの暴露が発生するかを確認する。
結果: 個別の視認では暴露は発生しませんでしたが、同時に視認した際に暴露が発生しました。
メモ: SCP-XXXX-JPを見たときに投影される幻影ではミーム汚染は発生しないようだ。これも下手したら収容違反を起こしかねないな。
追記: 実験室にSCP-040-JPの異常性が発現していたため、実験室は封鎖されました。
付与予定タグ: scp jp safe
エージェント・████はSCP-1084-JPを意識して書いています。
SCPの隠語としてスコップ使えそうだなーって思ってた結果生まれたSCPです(自分でもこれはよくわかってません)メタタイトルがどう考えても適してない
SCPの中でもめちゃくちゃ有名どころ使ってるのでそれを利用するか、代替案がないか考え中です。
批評してほしい点、および不安な点
・DVかUVか
・アイディアが陳腐ではないのか
・表現が適切でないところがないか
・映像記録は妥当であるか
・改定前の収容プロトコルは財団として不自然ではないのか
・誤字脱字等
これらを中心に批評をお願いしたいです。またほかに気になった箇所や気づいた箇所があればそこについてもお願いします。
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- portal:9744236 (30 Jun 2025 00:57)