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タイトル: SCP-XXXX-JP - 間の機械
著者: Miracle gumi Miracle gumi
作成年: 2025
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは現在、██県██市の山中に存在する特設地下観拠点「ヒグラシ」にて特別な訓練、装備を装着した特別観測隊い-4「トキ」の監視、管理下に置かれています。SCP-XXXX-JPへの許可された人員以外の接近は禁止されています。民間人の立ち入りを防ぐ為、SCP-XXXX-JPの存在する██山は財団傘下の不動産により買収されます。施設内の観測装置には5秒間の時差を設けたデータ同期処理が義務付けられています。
説明: SCP-XXXX-JPは、直径約11m、高さ3.5mの半球型構造物であり、素材は確認不可能な灰黒色の金属で構成されています。表面にはアナログ時計を想起させる記号的なインレタが刻まれていますが、いずれの文字も地球上の言語とは一致しません。
SCP-XXXX-JPの異常性は、SCP-XXXX-JPから半径800m以内に時間の間を発生させることです。この間(以下、SCP-XXXX-JP-1と指定)は、知覚や機器を用いた観測からすら漏れ落ちる時間帯であり、該当地域での出来事は記録も記憶も不可となります。
SCP-XXXX-JP-1は一日に一度、午前1時00分01秒から最大8分程発生します。当初財団がこの現象に気付いたのは、別件での該当地域の野生動物の監視記録に、不自然にカット編集されたような映像の空白が毎日確認していたことです。発見当初、SCP-XXXX-JPの影響を受けたインタビュー記録XXXX-A参照
補遺 XXXX-JP-A:
2022年6月13日、サイト-81██のセキュリティ主任が家族の死亡直後、「SCP-XXXX-JPに行かせてほしい」と直訴し、財団の監督下で接近が許可された。主任は現地で観測されていたSCP-XXXX-JP-1の発生時間中、突然跪き、涙を流しながら「やっぱりいた」「あのときのままだった」と繰り返した。その後、記憶喪失と精神異常を発症し退職している。
補遺 XXXX-JP-B: 近年、SCP-XXXX-JP内部から微弱な音声信号が検出され始めた。信号は人間の音声に極めて近く、内容は以下の通り。
「人は、失ったものを思い出すとき、それは"あった"ことになるのでしょうか。"なかった"ことになるのでしょうか」 「あなたがたの時間には"余白"がない」 「忘れられた者たちは、この"間"に座っている」
財団はSCP-XXXX-JPがある種の時の意識存在である可能性を検討中。
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- portal:9713646 (05 Jun 2025 14:11)