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特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPを中心とする半径20mは、高さ4mの公園関連施設に偽装した標準収容ブロックで囲まれ、監視カメラと清掃員に偽装したセキュリティスタッフによる常時監視が行われます。また、定期的な剪定を行い全てのSCP-XXXX-JPの樹高が3m以上にならないようにしてください。
SCP-XXXX-JPに直接接触する可能性のあるCクラス以上の職員は全員が事前心理検査に合格したメンバーで構成されなくてはなりません。
1カ月に一回Dクラス職員を用いてSCP-XXXX-JPの「瞳」からサンプルを採取し、異常性が他の植物種や動物に伝播する可能性を監視してください。影響範囲外で類似の異常が発見された場合、即座に封鎖措置を取ってください。
SCP-XXXX-JPに直接接触した全職員は定期的なカウンセリングを受けてください。
説明: SCP-XXXX-JPは、██県██市██町の市立公園に植えられた4本のイチョウから構成される異常存在です。これらの樹木は一見して普通のキレハイチョウ(Ginkgo biloba)の木に見えますが、葉の裏側に極小の瞳のような構造物が多数形成されています。
この「瞳」は肉眼で確認することが困難ですが、顕微鏡下で観察すると、人間の目と酷似した構造を持つことが判明しています。また、葉以外は非異常性のイチョウとの植物学的差異が見られません。
SCP-XXXX-JPの異常性は人間が樹木の下を通過した際に発現します。
SCP-XXXX-JPの影響を受けた対象(以下「影響対象者」)は、数日以内に特定の夢(以下SCP-XXXX-JP-2)を見ます。SCP-XXXX-JP-2は、対象者が過去に行った隠し事や罪に関連する内容であることが確認されています。財団の植物生物学部門および異常心理学部門による共同研究の結果、SCP-XXXX-JPが以下のプロセスを通じて影響を与えることが判明しました。
1. 視覚情報の記録:SCP-XXXX-JPの「瞳」は、周囲の環境および生物の挙動を記録する能力を持ちます。電磁スペクトルに基づく分析では、SCP-XXXX-JPが赤外線および紫外線領域の視覚情報も認識可能であることが確認されました。この視覚情報がどのように記憶されるかは不明ですが、記録された情報が夢を通じて影響対象者に伝えられると考えられています。
2. 心理的接触:SCP-XXXX-JPは、対象者の記憶から強い感情を伴う出来事(特に罪悪感や後悔)を選択的に引き出すと考えられています。この過程は未知の心理的プロセスを介して行われ、直接的な接触や物理的な相互作用を伴いません。
3. 実行と影響: SCP-XXXX-JPは、対象者が深い睡眠状態(主にREM睡眠)に入ると、夢に介入する形で情報を伝達します。この夢は非常に鮮明であり、対象者が実際にその場面を再体験しているかのような感覚を引き起こします。
影響対象者の証言によれば、この夢は非常に鮮明であり、対象者は強い罪悪感や後悔の感情を抱くことが多いです。場合によっては、夢の内容をきっかけに自発的に自首したり、未解決事件の手掛かりを提供したりする事例が記録されています。
収容経緯:SCP-XXXX-JPが初めて財団の注意を引いたのは、██県██市██町にある小さな住宅街で発生した一連の不可解な出来事がきっかけでした。以下はその収容経緯です。
調査の発端
20██/██/██、██県██市██町の交番に複数の住民が奇妙な内容で自首を申し出る事案が発生しました。この自首者たちは口々に「過去の罪を夢で見せられた」と主張しており、その詳細は個々の事例として不自然な程に正確かつ具体的でした。これらの証言により複数の未解決事件が進展し、地元メディアで話題になりました。
財団は、事象が単なる偶然ではなく異常現象の可能性があると判断し、現地調査を開始しました。初期調査では、住民たちの「夢」に共通点があることが判明しました。
1. 夢は特定の公園付近(現在のSCP-XXXX-JP影響範囲内)を歩いた後に始まる。
2. 夢に出現する記憶や後悔の内容は、対象者が日常生活で意図的に忘れようとしていたもの。
3. 一部の夢には「公園のイチョウの木に目が生えている」という共通したビジュアルが含まれる。
初期対応
財団エージェントが派遣され、近隣住民への聞き込みの上で影響範囲内の異常な木を確認。対象の木(後にSCP-XXXX-JPとして分類)は、顕微鏡観察で確認可能な無数の「瞳」を持つことが判明しました。財団は、周辺住民に心理的影響が及んでいることを確認し、当該地域の封鎖を決定しました。また、聞き込みを行った近隣住民にはクラスB記憶処理が施されました。
地元自治体には、「地盤沈下の危険性による避難措置」としてカバーストーリーを提供し、住民を一時的に退去させました。このカバーストーリーは財団の詳細調査の後に撤回され、収容に至りました。
実験記録XXXX-JP-1 - 日付 20██/██/██
対象: D-29834(過去に傷害事件の前科あり)
内容: SCP-XXXX-JPの影響範囲内を5分間歩行、影響を観察する。
結果: 対象者は48時間後に以下の夢を見たと報告しました。
暗い路地裏で、自分が被害者を殴りつける場面が再現された。しかし、今回は殴られた人物が振り返り、静かに『どうしてこんなことをしたの?』と尋ねてきた。自分は何も言えなかった。
実験記録XXXX-JP-2 - 日付 20██/██/██
対象: D-45121(窃盗と詐欺の前科あり)
内容: SCP-XXXX-JPの影響範囲内を5分間歩行、影響を観察する。
結果:対象者は72時間後に以下の夢を見たと報告しました。
私は見知らぬ家の中にいた。そこには、かつて私が騙した老人が座っていて、何も言わず私を見つめていた。ただ、彼の目には無数の街路樹の『瞳』が映っていた。それはまるで、私を責めているようだった。
補遺 XXXX-JP-1:財団職員がSCP-XXXX-JPの「瞳」から採取したサンプルを分析した結果、それらは人間の水晶体や網膜と類似した組織を持つことが判明しました。ただし、DNA検査では人間のそれとは類似しない遺伝子配列が確認され、現在さらなる解析が進められています。
補遺 XXXX-JP-2:財団は、20██/██/██にSCP-XXXX-JPの影響範囲から約3km離れた地点で、同様の異常現象が報告された木を発見しました。当該樹木(指定SCP-XXXX-JP-1)は、外観こそ通常のシダレイチョウの木と変わりませんが、葉の裏に極小な「瞳」が形成されていることが確認されました。
財団は、SCP-XXXX-JPが影響範囲内の他の植物に異常性を伝播する能力を持つ可能性があると仮定し、さらなる監視を強化することを決定しました。
補遺 XXXX-JP-3:調査の際、SCP-XXXX-JPの直下約20cmにメモ用紙にボールペンで記述された文章がラミネートされた封筒に封入され、埋められていることが発見されました。以下はその文章です。
千の目が我々を見ている。彼らは罰を与えない。ただ、思い出させる。それは罰以上の重みを持つ。忘却こそが救いであると人は信じるが、この木々の前ではその逃げ道すら許されない。
彼らは語らない。ただ見ている。見ているだけで、人は自らの中に眠っていた記憶を掘り起こし、その重みに押しつぶされていく。
赦しを求める者もいるが、それが得られることはない。誰も裁かず、ただ見守るだけの千の目は、人の心の闇を静かに映し続ける。
ここを去ることができた者はいる。しかしその者たちの夢に、目が現れなかったことはない。
木々の視線は消えず、どこへ行っても追い続ける。まるで、"思い出せ"と囁くかのように。
私はもう逃げられない。赦しが得られると信じた日々があったが、今ではその思いがむなしいものだと気づいている。
この瞳は赦しのためではなく、真実を突きつけるためだけに存在するのだ。
当該の文章を記述した人物は不明ですがSCP-XXXX-JP影響範囲内を通過した住民の一部が、SCP-XXXX-JPに特有の「償い」を求める性質を直感的に理解していた可能性が示唆されています。
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特別収容プロトコル:
コロンも太字にし、コロンの直後に半角スペースを挿入してください。
説明:
コロンの直後に半角スペースを挿入してください。
また、葉以外は非異常性のイチョウとの植物学的差異は見られません
- 「葉以外は〜植物学的差異は〜」と、助詞の「は」が重複しています。「植物学的差異が」として重複を避けておくと日本語として美しいです。
- 末尾に句点がありません。文末は句点を付しましょう。
SCP-XXXX-JPの影響を受けた対象(以下「影響対象者」)は、数日以内に特定の「夢」を見ます。
夢に鍵括弧は必要でしょうか?先の「瞳」であれば特殊な意味合いを持つことが分かるためまだ気にならなかったのですが、ここの「夢」は何ら特殊な意味を持たない語でしょうし、鍵括弧で強調表示する意義が薄いように思います。
あるいは、夢をSCP-XXXX-JP-Aのように枝番号に指定しても良いかもしれません。枝番号を無暗に使うと記載が煩雑になってしまうため注意が必要ですが、天秤にかけてご判断ください。
この夢は、対象者が過去に行った隠し事や罪に関連する内容であることが確認されています。
財団の植物生物学部門および異常心理学部門による共同研究の結果、SCP-XXXX-JPが以下のプロセスを通じて影響を与えることが判明しました。SCP報告書において、段落分け(1行の空行)を伴わずに改行する行為は推奨されません。適切に文脈の纏まりごとに段落を構成し、改行を行う場合はその段落を分かつ場合とするのが無難です。改行をしたくない場合は同じ段落に纏めてください。
周囲の環境および生物の動き
「動作」、あるいは環境も対象としていることを踏まえれば「挙動」や「変化」としてはいかがでしょうか。
この視覚情報がどのように記憶されるかは不明ですが、記録された情報が夢を通じて影響対象者に伝えられると考えています。
「考えられています」と受身形/受動態にするのが自然ではないでしょうか。
選択的に引き出している
不変/普遍の真理についての説明なので、「引き出す」のように現在形で良さそうです。
SCP-XXXX-JPは、対象者が深い睡眠状態(主にREM睡眠)に入ると、夢に介入する形で情報を伝達されます。
「SCP-XXXX-JP」が主語なので、「伝達します」と能動態で書くのが自然ではないでしょうか。
収容経緯:
コロンを太字にして、半角スペースを挿入すると良いです。
調査の発端
初期対応
この辺の節は収容経緯:節の下位の節だと思うので、それがより明瞭に読み取れる形にレイアウトを工夫なさってはいかがでしょうか。手前味噌ですが、SCP-1437-JPやSCP-798-JPは下位の節を登場させる際、divブロックを用意して丸ごと囲み、構造を明白に見て取ることができるように設計しています。必ずしも同じ手段を使えとは言いませんが、節同士の対応関係はもう少し明らかに差別化できると良いと思います。
その詳細は個々の事例として驚くほど正確かつ具体的でした
「驚くほど」は若干砕けているor記載者の主観が表出している表現であるように思います。
未解決事件がいくつか進展し
「複数の未解決事件が進展し」の表現を推奨します。
財団エージェントが派遣され、近隣住民への聞き込みの上で影響範囲内の異常な木を確認。
報告書において体言止めは推奨されません(参考)。
対象者は48時間後に以下の夢を見たと報告しました。
D-29834は実験後に以下の証言を行いました。改稿前の文が残ってはいないでしょうか?
「暗い路地裏で、自分が被害者を殴りつける場面が再現された。しかし、今回は殴られた人物が振り返り、静かに『どうしてこんなことをしたの?』と尋ねてきた。自分は何も言えなかった。」
ここでわざわざdivブロックを分ける必要はないかもしれません。
また、鍵括弧で括られているあたりDクラスの発言内容をそのまま文字起こしした感があるのですが、それにしては文面がやたらと説明口調or書き言葉すぎるように思います(例:「しかし」「人物」)。完全な書き言葉にするか、話し言葉にしてそのまま引用した体にするか、どちらかに振った方が良さそうに思います。
「私は見知らぬ家の中にいた。そこには、かつて私が騙した老人が座っていて、何も言わず私を見つめていた。ただ、彼の目には無数の街路樹の『瞳』が映っていた。それはまるで、私を責めているようだった。」
同上。
補遺 XXXX-JP-1:
コロンを太字にし、コロンの直後に半角スペースを挿入してください。以下、同様の指摘は省略します。
同様の異常現象が報告された木を発見しました。この木(指定SCP-XXXX-JP-1)は、
「樹木」「当該樹木」とするとより固い表現で良いと思われます。
極小の「瞳」
「微小な」の方が良いかもしれません。
この文章が誰によって記されたのかは不明ですが
「当該の文章を記述した人物は不明ですが」とするとより固いかと思います。
設定は雰囲気があると思います。他方、真実を突き付けるとありますが、真実を突き付けられている側がどれほど追い詰められているのかが全編を通して読み取りづらいように思います。実験で用いられたDクラスのうちD-45121は「私を責めているようだった」とは言っていますが、どこか他人事っぽく話しているように見えなくもありませんし、補遺 XXXX-JP-3:もそこまで精神的重圧を掘り下げているかと言われるとやや疑問に感じます。瞳に魅入られた影響対象者の心情をもっと吐露させて良いのではないかと考えます。また、イチョウという題材自体は悪くないですが、イチョウである意義が現状のストーリーラインでは見出しにくいように思います。現状であれば瞳が出現する物体はイチョウでなくとも、その辺に立っている道路標識でも、空に浮かぶ雲でも、建築物に備え付けられた夥しい窓でも良さそうです。植物であるがゆえの厄介性(どこにでも生えていることは当然として、落葉することとか?)が反映されていると作品の納得感も今以上に上昇するのはでないかと考えます。
- portal:6616672 (26 Nov 2024 12:53)