2012年2月27日月曜日
社民党青年向けチラシほか
党大会で配布された社民党の青年向けチラシ。本田ゆみさんのツィッターより。
佐々木まこと田川市議が、ブログで党大会についてのかなり詳しい総括・反省をしているのが目にとまりました。http://sasakimakoto.net/2012/02/post_5bf7.html
きちんとした文章をすぐに書いて総括する態度は立派だと感心しました。結局福岡県連合の推薦が得られなかったのですか。佐々木氏は福岡県連合の役員だった筈で、記者会見までしたものものしさから、私はその程度の事前相談はしているのだと思っていました。それが推薦を得られないというのは、やはり行動の急さを示しているのではないでしょうか。幹事長選挙の結果からみても、選挙があっても佐々木氏の当選は難しかったと思いますが、前にも書いたように、今後はもう少し先を見通した行動企画をしてほしいと思います。
そのほかのブログ類もみましたが、今のところ照屋寛徳議員のブログにやや詳しい意見が出ているだけのようです。http://terukan.blog44.fc2.com/blog-entry-1020.html#more
服部良一議員、阿部知子議員のHP、ブロクには関連記事はありません。もう少し時間が必要なのでしょうか。
このほか、「投票結果から、代議員は党の変革を求めるが、極端な対立は望んでいない事が良く分かりました。」と記した藤田たかひろ東京・国立市議のブログでの意見が印象に残りました。
http://blog.goo.ne.jp/0408_2007
2012年2月25日土曜日
社民党全国大会終了
昨日から開かれていた社民党全国大会が終了しました。この大会では、何人かの青年党員代議員がツイッターで大会内容を逐次的に報告し、大会内容を知るのに大いに役立ちました。その中では、宮城県・本田ゆみさんのツイッターが一番詳細で報告も早かったと思います。
http://twitter.com/#!/honda_yumi/
注意があって二日目は自粛したとのことですが、公党の公開での大会内容ですから、自粛することはないのに、と思いました。それをみると、一日目には大会運営を巡ってヤジもとび、緊迫した場面もあったようです。
幹事長は、結局選挙になりました。結果は重野安正氏が173票、服部良一氏が57票で、重野幹事長が再任されました。選挙をやったことへの意見はいろいろあるでしょうが、実際に対立があるのであればそれを隠して「偽りの統一」を演出するよりも、思い切って対立を表面化させる方が、長い目で見て運動の前進に役立つと思います。ただ、外部から見ていて、対立があることはわかったものの、何が対立しているのか、どのような意見の相違があるのか、依然としてよくわかりません。対立が単なる人間的感情の問題なら、積極性をもった対立とは言えません。この点、特に選挙にこだわった側らしい服部氏陣営は、もっと理論的な深さをもって現執行部批判をしていただきたかったと思います。
佐々木まこと氏の常幹就任は実現しませんでした。ツイッターなどをみると、記者会見だけでなく街頭演説までやったようで、その熱意は近年の社民党にはあまりみられないもので、貴重だと思いました。しかし、各種ツイッターをみると青年議員・党員の間にも感情の溝あるいは不信感もあるようです。大会前日の青年議員シンポの告知が余りに遅いことは、私もここで指摘しましたが、青年議員の中にも約二日前に知らされた人がいたことを、各種ツイッターで知りました。こういう泥縄的なことを繰り返していくと、本当に感情のもつれ・不信感が固定化していきます。今回佐々木氏の常幹就任がなかったことは、本人のためにかえってよかったのではないかと思いました。
「真剣な提案」(「青年議員・党員の再建計画」)についても、首肯すべき面と同時に、先に指摘したようにこれでは党内の多くに受け入れられないだろう、という部分があります。佐々木氏のツィターによれば、氏は「足下の活動を再構築しながら頑張りたい」とのことです。佐々木氏が社民党の将来を担う人材であることは間違いないことだと思いますので、地道な運動を続けながら、ぜひ社民党の現状と将来に対する問題提起を続けていってほしいと望みます。
今回社民党大会観察をしてみて、私は改めて社民党の貴重さを感じました。国会議員だけでなく、地方議員、党員らが民主的に意見をたたかわし、ブログ、ツイッターで積極的に自己の意見を発表することができる政党が、国会議員を有している政党で他にあるでしょうか。不十分さ、弱さも多々ありますが、日本社会党以来のよき伝統は、現在の日本で民主主義が弱体化しているからこそ、ぜひ継承し発展させていただきたいと願っています。
なお、社会主義協会総会で報告されたことですが、『社会主義』では党大会の結果を踏まえて4月号に地方議員・地方組織活動家からの寄稿を求め社民党特集号にするとのことです。期待して待ちたいと思います。
http://twitter.com/#!/honda_yumi/
注意があって二日目は自粛したとのことですが、公党の公開での大会内容ですから、自粛することはないのに、と思いました。それをみると、一日目には大会運営を巡ってヤジもとび、緊迫した場面もあったようです。
幹事長は、結局選挙になりました。結果は重野安正氏が173票、服部良一氏が57票で、重野幹事長が再任されました。選挙をやったことへの意見はいろいろあるでしょうが、実際に対立があるのであればそれを隠して「偽りの統一」を演出するよりも、思い切って対立を表面化させる方が、長い目で見て運動の前進に役立つと思います。ただ、外部から見ていて、対立があることはわかったものの、何が対立しているのか、どのような意見の相違があるのか、依然としてよくわかりません。対立が単なる人間的感情の問題なら、積極性をもった対立とは言えません。この点、特に選挙にこだわった側らしい服部氏陣営は、もっと理論的な深さをもって現執行部批判をしていただきたかったと思います。
佐々木まこと氏の常幹就任は実現しませんでした。ツイッターなどをみると、記者会見だけでなく街頭演説までやったようで、その熱意は近年の社民党にはあまりみられないもので、貴重だと思いました。しかし、各種ツイッターをみると青年議員・党員の間にも感情の溝あるいは不信感もあるようです。大会前日の青年議員シンポの告知が余りに遅いことは、私もここで指摘しましたが、青年議員の中にも約二日前に知らされた人がいたことを、各種ツイッターで知りました。こういう泥縄的なことを繰り返していくと、本当に感情のもつれ・不信感が固定化していきます。今回佐々木氏の常幹就任がなかったことは、本人のためにかえってよかったのではないかと思いました。
「真剣な提案」(「青年議員・党員の再建計画」)についても、首肯すべき面と同時に、先に指摘したようにこれでは党内の多くに受け入れられないだろう、という部分があります。佐々木氏のツィターによれば、氏は「足下の活動を再構築しながら頑張りたい」とのことです。佐々木氏が社民党の将来を担う人材であることは間違いないことだと思いますので、地道な運動を続けながら、ぜひ社民党の現状と将来に対する問題提起を続けていってほしいと望みます。
今回社民党大会観察をしてみて、私は改めて社民党の貴重さを感じました。国会議員だけでなく、地方議員、党員らが民主的に意見をたたかわし、ブログ、ツイッターで積極的に自己の意見を発表することができる政党が、国会議員を有している政党で他にあるでしょうか。不十分さ、弱さも多々ありますが、日本社会党以来のよき伝統は、現在の日本で民主主義が弱体化しているからこそ、ぜひ継承し発展させていただきたいと願っています。
なお、社会主義協会総会で報告されたことですが、『社会主義』では党大会の結果を踏まえて4月号に地方議員・地方組織活動家からの寄稿を求め社民党特集号にするとのことです。期待して待ちたいと思います。
社民党大会一日目
社民党全国大会が始まりました。福島党首のあいさつ録画が社民党HPに掲載されています。(約18分)
http://www.youtube.com/watch?v=JxGSgvBTXXs&feature=youtu.be
「どうなっちゃうの社民党」シンポ映像も、これくらいの画質、音質でないと・・
各新聞サイトをみたところ、毎日新聞、日経新聞が一日目を報道しています。どちらも、野田内閣と対決するという姿勢を福島党首が示したことと、幹事長人事を巡って党内対立が深まっている、ということが主内容です。佐々木議員の記者会見は、今のところ記事になっていません。
福島党首のあいさつ録画を聞いても、女性・青年が社民党に参加しやすくする、青年の声を取り上げる、とは言っていますが、青年を常任幹事に抜擢する、とは言っていません。佐々木議員、川口議員のツイッターも、午後から止まっていて、佐々木議員の常幹入りは厳しい状況にあるようです。大会二日目を注目したいと思います。
ネットをみていて、香川県さぬき市の青年市議多田雄平さんがブログで、私の青年有志党改革計画への感想を肯定的に紹介してくださっているのを知りました。ありがとうございます。
http://sdpkagawa.blog70.fc2.com/blog-entry-546.html
「どうなっちゃうの社民党」パネラーの津田大介氏は、津田公男さんの息子さんであることも、このブログで知りました。津田公男さんは社青同、社会主義協会の専従を長く務めた方で、現在、社会主義協会本部でボランティア専従をしています。昨年は私といっしょに中国に行きました。社会主義協会本部HPは津田さんの息子さんが経営しているIT会社に管理運営を委託していると聞いていますが、この息子さんとは津田大介さんでしょうか。
多田さんは、今社民党大会で議長を務めるとのこと。福島党首あいさつの後ろに映っている議長は、多田さんのようです。
なお、社会主義協会総会について昨日触れましたので一言。前日に全構成員で非公開の交流会(実質的に非公開総会)を開催することは、1998年社会主義協会が分裂した総会から廃止されています。社民党、マスコミ招待もこの総会からなくなりましたが、問い合わせもなく、今日に至っています。協会が分裂した時、かつては新聞の一面に何度も登場した団体だから政治面の豆記事ぐらいにはなるだろうと思っていたところ、完全に無視されたことを記憶しています。かつて社会主義協会と激しく対立した諸党派機関紙(赤旗、革マル解放、革労協解放など)からも黙殺され、社会主義協会の影響力低下を改めて実感したものでした。
http://www.youtube.com/watch?v=JxGSgvBTXXs&feature=youtu.be
「どうなっちゃうの社民党」シンポ映像も、これくらいの画質、音質でないと・・
各新聞サイトをみたところ、毎日新聞、日経新聞が一日目を報道しています。どちらも、野田内閣と対決するという姿勢を福島党首が示したことと、幹事長人事を巡って党内対立が深まっている、ということが主内容です。佐々木議員の記者会見は、今のところ記事になっていません。
福島党首のあいさつ録画を聞いても、女性・青年が社民党に参加しやすくする、青年の声を取り上げる、とは言っていますが、青年を常任幹事に抜擢する、とは言っていません。佐々木議員、川口議員のツイッターも、午後から止まっていて、佐々木議員の常幹入りは厳しい状況にあるようです。大会二日目を注目したいと思います。
ネットをみていて、香川県さぬき市の青年市議多田雄平さんがブログで、私の青年有志党改革計画への感想を肯定的に紹介してくださっているのを知りました。ありがとうございます。
http://sdpkagawa.blog70.fc2.com/blog-entry-546.html
「どうなっちゃうの社民党」パネラーの津田大介氏は、津田公男さんの息子さんであることも、このブログで知りました。津田公男さんは社青同、社会主義協会の専従を長く務めた方で、現在、社会主義協会本部でボランティア専従をしています。昨年は私といっしょに中国に行きました。社会主義協会本部HPは津田さんの息子さんが経営しているIT会社に管理運営を委託していると聞いていますが、この息子さんとは津田大介さんでしょうか。
多田さんは、今社民党大会で議長を務めるとのこと。福島党首あいさつの後ろに映っている議長は、多田さんのようです。
なお、社会主義協会総会について昨日触れましたので一言。前日に全構成員で非公開の交流会(実質的に非公開総会)を開催することは、1998年社会主義協会が分裂した総会から廃止されています。社民党、マスコミ招待もこの総会からなくなりましたが、問い合わせもなく、今日に至っています。協会が分裂した時、かつては新聞の一面に何度も登場した団体だから政治面の豆記事ぐらいにはなるだろうと思っていたところ、完全に無視されたことを記憶しています。かつて社会主義協会と激しく対立した諸党派機関紙(赤旗、革マル解放、革労協解放など)からも黙殺され、社会主義協会の影響力低下を改めて実感したものでした。
2012年2月24日金曜日
佐々木まこと田川市議が社民党全国常幹に立候補
前の書き込みをした後しばらく間を置いて関係者のプログ類を見ていたら、佐々木まこと田川市議が本日からの社民党全国大会で全国常幹に立候補を表明し、そのための記者会見を開いた、という書き込みが目にとまりました。
http://sasakimakoto.net/
また、それによれば、本HPにも転載した「「よそもの・若者・ばかもの」による社民党再建計画」(「社会民主党を愛する青年議員・党員からの再建に向けた真剣な提案」ではなくこちらが正タイトルらしい)が社民党全国大会議案でも言及されその具体化をめざすとのこと。私は社民党員ではないので、全国大会議案は社会新報に掲載されたものを通読しただけですが、気がつきませんでした。私が見落としたのか、新報未掲載部分にその記述があったのか、今はわかりません。
先日開かれた社会主義協会全国総会では、「再建計画」はまったく話題になりませんでした。社民党党首選も話題になりませんでした。議案書でも触れられていません
私は佐々木議員らの提案には共感と共にいささかの疑問も感じる者ですが(疑問の内容はここで詳述しましたので繰り返しません)、党内に新風を吹き込もうという意欲は貴重なものだと思いますので、社民党大会の結果がどうなるか、注目していきたいと思います。
http://sasakimakoto.net/
また、それによれば、本HPにも転載した「「よそもの・若者・ばかもの」による社民党再建計画」(「社会民主党を愛する青年議員・党員からの再建に向けた真剣な提案」ではなくこちらが正タイトルらしい)が社民党全国大会議案でも言及されその具体化をめざすとのこと。私は社民党員ではないので、全国大会議案は社会新報に掲載されたものを通読しただけですが、気がつきませんでした。私が見落としたのか、新報未掲載部分にその記述があったのか、今はわかりません。
先日開かれた社会主義協会全国総会では、「再建計画」はまったく話題になりませんでした。社民党党首選も話題になりませんでした。議案書でも触れられていません
私は佐々木議員らの提案には共感と共にいささかの疑問も感じる者ですが(疑問の内容はここで詳述しましたので繰り返しません)、党内に新風を吹き込もうという意欲は貴重なものだと思いますので、社民党大会の結果がどうなるか、注目していきたいと思います。
2012年2月23日木曜日
「どうなっちゃうの社民党」シンポジウム
「どうなっちゃうの社民党」というシンポジウムが本日午後5時より国会内で開催されたとのことです。パネラーは早野透氏(元朝日新聞論説委員)、津田大介氏(ジャーナリスト)、佐々木まこと田川市議、稲森としなお伊賀市議、司会は石川大我豊島区議。社民党青年議員が企画したものです。
映像がインターネット上にアップされています。
http://www.ustream.tv/channel/ichiki-tomoko
ネット上では同時中継だったようです。
私はシンポが終わってからアップを知って映像をみました。率直に言って、私のパソコン、ネット環境のせいなのかもしれませんが、録音が悪く、パネラーの発言はほとんど聞き取れませんでした。画像も小刻みに揺れているので、市来議員のサイトをみてみると、彼女のiPhoneで録画したものとわかりました。約二時間のシンポとのことですが、一時間半余りで終わり、最後まで録画されていません。
レンタルでもっと高性能の機器を確保できなかったのでしょうか。三脚などもちゃんと立てて。
このシンポの告知も遅いですね。私は二日前に佐々木議員のサイトで初めて知りました。直接の関係者にはもっと早く通知されていたのでしょうが、一般に対する告知としては遅すぎます。
先日の稲森議員の3日前の党首選立候補といい、もう少し先を読んだ活動ができないのでしょうか。
私は社民党青年議員・党員には期待しているので、ちょっと苦言を呈してみました。
映像がインターネット上にアップされています。
http://www.ustream.tv/channel/ichiki-tomoko
ネット上では同時中継だったようです。
私はシンポが終わってからアップを知って映像をみました。率直に言って、私のパソコン、ネット環境のせいなのかもしれませんが、録音が悪く、パネラーの発言はほとんど聞き取れませんでした。画像も小刻みに揺れているので、市来議員のサイトをみてみると、彼女のiPhoneで録画したものとわかりました。約二時間のシンポとのことですが、一時間半余りで終わり、最後まで録画されていません。
レンタルでもっと高性能の機器を確保できなかったのでしょうか。三脚などもちゃんと立てて。
このシンポの告知も遅いですね。私は二日前に佐々木議員のサイトで初めて知りました。直接の関係者にはもっと早く通知されていたのでしょうが、一般に対する告知としては遅すぎます。
先日の稲森議員の3日前の党首選立候補といい、もう少し先を読んだ活動ができないのでしょうか。
私は社民党青年議員・党員には期待しているので、ちょっと苦言を呈してみました。
2012年2月19日日曜日
社会主義協会第41回総会開催
社会主義協会第41回総会が2月18、19日両日東京都内で開催されました。代議員、役員、傍聴者など約150名が参加しました。
発言者は40名で、社会主義論、国際・国内情勢、職場情況、各地の協会活動など広範な内容が討論されました。その詳細は公式の報告が『社会主義』などに掲載されると思いますので省略します。
総会では、小島恒久代表、善明建一事務局長、伊藤修編集長など新役員が選出されました。また、佐藤保代表、山崎耕一郎代表代行などの役員が退任しました。佐藤保、山崎耕一郎両氏は顧問に選出されました。社会主義協会の歴史で代表が退任したのは初めてのことです。佐藤保さんは親族の介護に専念し、山崎耕一郎さんは労働者運動資料室を中心に今後も活動を続けるとのことです。総会では善明事務局長から、役員若返りに向けた過渡的措置としてこのような人事になった、二年後の総会で若返りを完成させる、との説明がありました。
発言者は40名で、社会主義論、国際・国内情勢、職場情況、各地の協会活動など広範な内容が討論されました。その詳細は公式の報告が『社会主義』などに掲載されると思いますので省略します。
総会では、小島恒久代表、善明建一事務局長、伊藤修編集長など新役員が選出されました。また、佐藤保代表、山崎耕一郎代表代行などの役員が退任しました。佐藤保、山崎耕一郎両氏は顧問に選出されました。社会主義協会の歴史で代表が退任したのは初めてのことです。佐藤保さんは親族の介護に専念し、山崎耕一郎さんは労働者運動資料室を中心に今後も活動を続けるとのことです。総会では善明事務局長から、役員若返りに向けた過渡的措置としてこのような人事になった、二年後の総会で若返りを完成させる、との説明がありました。
2012年2月16日木曜日
労農派の歴史研究会第136回例会
レポートの中で、「・・・これらの指摘は、必ずしも間違ってはいないが、この提起が社
会党の多くの活動家の共鳴をえられることはなかった。それは何故か、提起する側に問題
があったのか、これに共鳴しなかった活動家に問題があったのか。・・・」という部分があ
ります。
たしかに、今この文書を読んでみても、そう違ったことは言っていません。ところが私
自身も「共鳴しなかった活動家」の一人であったのです。その頃を振り返ってみると、当
時の労働運動が直面していた課題、各労組の反合理化闘争があったし、第二臨調がスター
トした後は、公務員攻撃も激しくなっていました。その目の前にある課題にもっと集中し
て取り組んで、階級闘争が激化して、その延長線上に連合政権が提起されていれば、受け
止め方は違っていたと思います。そういう直面している闘争でなく連合政権を、という提
起がなされていると、感じられたのです。だから、この文書のどの部分は絶対に認められ
ない、というようなところはなかったのに、強く支持する気持にもならなかったのです。
またこの文書を作り、あるいはその中身を支持していた人たちも、若い活動家のなかに
飛び込んで、連合政権を目指す運動と当面する労働運動との結びつきを訴えることも、あ
まりなかったのです。活動家のほうがうるさ過ぎるので、敬遠されたのかもしれません。
村山政権、民主・社民・国民新党の連立政権を経て現在の民主党・国民新党連立政権と
いくつかの、政権では、この「80年代・・・」で構想しているような、整った連立政権で
はなかったのですが、自民党長期政権時代とは違った、改革が若干はできています。そう
いう経験もふまえて連立政権の在り方を検討すれば、「反独占一本槍」の時代と違った見方
もできるのではないかと思われます。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~rounou/myweb1_008.htm
会党の多くの活動家の共鳴をえられることはなかった。それは何故か、提起する側に問題
があったのか、これに共鳴しなかった活動家に問題があったのか。・・・」という部分があ
ります。
たしかに、今この文書を読んでみても、そう違ったことは言っていません。ところが私
自身も「共鳴しなかった活動家」の一人であったのです。その頃を振り返ってみると、当
時の労働運動が直面していた課題、各労組の反合理化闘争があったし、第二臨調がスター
トした後は、公務員攻撃も激しくなっていました。その目の前にある課題にもっと集中し
て取り組んで、階級闘争が激化して、その延長線上に連合政権が提起されていれば、受け
止め方は違っていたと思います。そういう直面している闘争でなく連合政権を、という提
起がなされていると、感じられたのです。だから、この文書のどの部分は絶対に認められ
ない、というようなところはなかったのに、強く支持する気持にもならなかったのです。
またこの文書を作り、あるいはその中身を支持していた人たちも、若い活動家のなかに
飛び込んで、連合政権を目指す運動と当面する労働運動との結びつきを訴えることも、あ
まりなかったのです。活動家のほうがうるさ過ぎるので、敬遠されたのかもしれません。
村山政権、民主・社民・国民新党の連立政権を経て現在の民主党・国民新党連立政権と
いくつかの、政権では、この「80年代・・・」で構想しているような、整った連立政権で
はなかったのですが、自民党長期政権時代とは違った、改革が若干はできています。そう
いう経験もふまえて連立政権の在り方を検討すれば、「反独占一本槍」の時代と違った見方
もできるのではないかと思われます。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~rounou/myweb1_008.htm
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