広島

被爆樹木を題材にしたアート展「帰郷」 広島市植物公園で展示

ノルウェーで活動するアーティストグループが、広島と長崎の原爆を生き延びた被爆樹木を題材に制作した作品を広島市植物公園(佐伯区)で展示している。写真やタペストリー、映像、音響などの作品を園内の森に溶け込むように配した。2024年からノルウェーで始まったアート展3部作の完結編で、「帰郷」というタイトル

とっとり花回廊・季節の花々 1000本の竹あかり登場 /中国

冬の花へと植え替えが進む中で、今年も冬の一大イベントであるフラワーイルミネーションが始まりました。今年は1000本以上の竹あかりを展示する新スポットが登場しています。 1日に一足早く「かぐや祭」としてお目見えした竹あかりの展示は、ハーブガーデンと香りの広場でご覧いただけます。地元・鳥取県南部町の竹

マリコのご機嫌さんで

被爆ピアノで奏でる反戦歌 /中国

子供の頃に読んだ漫画「はだしのゲン」は子供心に強烈な反戦の意識を植え付けました。学生時代の修学旅行では広島や長崎へも行き、心を揺さぶられました。 20代の頃、ナイトクラブでお客様の歌の伴奏をしているとき、軍歌を歌われる年配のお客様がいました。「戦争に行った人なのだな」と遠い時代の出来事のように感じ

鞆への愛あふれる70点 江戸時代から現代まで、多彩な名作 福山・歴史民俗資料館で特別展 /広島

福山市鞆の浦歴史民俗資料館(鞆町)で、1925年に「鞆公園」が国の名勝に指定されてから100周年を記念する特別展「鞆の浦と名作」が開かれている。日本画家、小野竹喬(ちっきょう)(1889〜1979年)が鞆を描いた大作や、新たに見つかった鞆公園指定直後に盛り上がる町民の写真など、鞆への愛情が伝わる約

4疾患、有意関連なし 放影研 被爆2世臨床調査を報告 /広島

親の被爆が子の健康に影響を及ぼすかどうかを調べている日米共同研究機関「放射線影響研究所」(放影研)は19日、現時点では高血圧など4疾患について有意な関連性が認められなかったと明らかにした。一方、被爆2世が高齢化してこれから疾患を発症する可能性もあり、追跡調査を続ける必要性があるとした。 放影研はこ

伊勢神宮書道展 入賞者が決まる /広島

第64回伊勢神宮奉納書道展(毎日新聞社、伊勢神宮崇敬会主催)の入賞者が決まった。国内外から1万7852点の応募があり、上位入賞556点は、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮饗膳(きょうぜん)所で、22日から12月1日まで展示される。 最高賞(文部科学大臣賞、伊勢神宮奉納書道展総裁賞、毎日新聞大賞)に続く県

次期衆院選広島4区 維新・空本氏が無所属出馬撤回 /広島

日本維新の会の空本誠喜衆院議員(61)=広島4区=は20日、次期衆院選は無所属で広島4区に出馬するとした自身の発言を撤回したと明らかにした。 空本氏は10月13日、広島市内で開いた記者会見で、党籍を残したまま無所属で立候補すると表明。しかし、維新の中司宏幹事長らから党に残ってほしいと要請を受けたと

被爆樹木紡ぐ、再生の物語 広島市植物公園内に溶け込むアート ノルウェー在住芸術家ら、3部作完結編 /広島

ノルウェーで活動するアーティストグループが、広島と長崎の原爆を生き延びた被爆樹木を題材に制作した作品を広島市植物公園(佐伯区)で展示している。写真やタペストリー、映像、音響などの作品を園内の森に溶け込むように配した。2024年からノルウェーで始まったアート展3部作の完結編で、「帰郷」というタイトル

広島ホームテレビ

広島・民放社長が経費不適切使用

広島ホームテレビ(広島市)は、佐藤以誠社長(64)が計約160万円の経費を不適切に使っていたと発表した。19日、ホームページで公表した。同社によると、佐藤社長は事実関係を認め、全額を返還。月額報酬の30%を3カ月自主返上する。同社は「事態を厳粛に受け止め、ガバナンスを強化し信頼回復に努める」とコメ

養殖カキ大量死 前例ない危機 被害深刻 鈴木農相、東広島を視察 生産者ら、財政支援・原因究明訴え /広島

広島の冬の味覚の代表が前例のない危機に直面している。全国の生産量の6割を占める広島県の養殖カキが大量に死ぬ被害が、出荷が始まった10月中旬以降続いており、19日には鈴木憲和農相が東広島市の養殖現場を急きょ視察。面会したカキ養殖業者らは財政支援や原因究明などを求めたが、今後の見通しは立っていない。【

「被爆ピアノ」修復・保存評価 HOPEプロジェクトなど3組 JASRAC音楽文化賞 /広島

日本音楽著作権協会(JASRAC)は18日、音楽文化に寄与した地道な活動による功績を顕彰する第12回JASRAC音楽文化賞に、原爆の被害を受けた「被爆ピアノ」を修復・保存して各地で演奏会などを開催している「『HOPEプロジェクト』と『矢川ピアノ工房』」(ともに広島市)など3組を選んだと発表した。賞

再犯防止へ知恵絞る 法務省と広大生ら、ワークショップ 広島 /広島

刑務所を出所した人が再び犯罪を起こさないための対策を法務省関係や自治体の職員と大学生が一緒になって考えるワークショップが11日、広島市中区の広島大東千田キャンパスで開かれた。 法務省によると、2023年の刑法犯検挙者数に占める再犯者数の割合は47%。ワークショップでは、広島大法学部などの学生72人

被爆者肖像画 つないだ友好の絆 「南方特別留学生」の在りし日描く 2世画家・増田さん、マレーシアに招待 /広島

広島と長崎で原爆に遭った人たちの肖像画を描き続ける増田正昭(まさかず)さん(73)=京都市=が9月末、マレーシアであった平和イベントに招かれた。増田さんは広島で被爆した「南方特別留学生」と呼ばれた若者の在りし日も描いており、遺族との親交が縁で作品が紹介された。両親(故人)が広島の被爆者だった増田さ

広島市長、非核三原則は「堅持した方がいい」 見直し議論巡り

非核三原則のうち、核兵器を「持ち込ませず」について高市早苗首相が与党内で見直し議論を開始させる検討に入ったことに対し、広島市の松井一実市長は19日、定例記者会見で「被爆地の市長としては堅持した方がいい」と述べた。その上で「核兵器の抑止力に依存して国家間の緊張を高めるのではなく、核兵器も戦争もない世

広島の養殖カキ、深刻な大量死 来年出荷分も 海水温上昇が要因か

生産量日本一を誇る広島県の養殖カキが大量に死んでいることが明らかになった。10月中旬以降、県中部から東部で水揚げされたカキの8〜9割が死んでいるという深刻な状況。鈴木憲和農相は19日に現地を視察し、原因を調査して養殖業者の経営支援を検討すると表明した。 「ほとんどがへい死し、厳しい状況だと受け止め

虫明焼 あくなき追究と挑戦 天満屋 26日から 岡山の作家父子展 福山 /広島

岡山県瀬戸内市の虫明(むしあけ)焼作家・黒井千左さん(80)、博史さん(51)の父子展が、福山市元町の天満屋福山店で26日から開かれる。4年ぶりの開催で約70点を展示予定で、博史さんは「進化した作品を多くの人に見てほしい」と話す。 虫明焼は約300年の歴史があるとされ、京風の影響を受けた薄作りで茶

活動家5人に地裁有罪判決 原爆の日職員暴行 /広島

2023年8月の広島原爆の日の平和記念式典で、対応していた広島市職員に集団で暴行したとして暴力行為法違反(集団的暴行)罪に問われた中核派活動家の高田暁典被告(38)=大阪府八尾市=ら5人に広島地裁は18日、それぞれ懲役1年2月とし、高田被告を執行猶予4年、残る4人を執行猶予3年とする判決を言い渡し

商売繁盛 熊手求め あすまで胡子大祭 広島 /広島

商売繁盛を願う「胡子(えびす)大祭」が18日、広島市中区の胡子神社で始まった。神社一帯は縁起物の熊手「こまざらえ」を買い求める参拝客や祭りの雰囲気を楽しむ海外観光客でにぎわった。 露天で販売しているこまざらえは特に事業者に人気。5000円台からあり、神社によると人気の価格帯は1万〜2万円。10万円

息子に寄り添い介護30年 西区 82歳の広兼房子さん 体が限界 施設入居を決断 広島 /広島

◇「残りの時間 大切に」 「あっという間の30年でした」。女性は今春、長く在宅介護してきた息子を施設に預けると決めた。80歳を超え、寝たきりの息子をつきっきりで世話するのが体力的に厳しくなったからだ。早ければ年内にも施設に預ける予定で、複雑な思いで残りの時間を過ごしている。【井村陸】 広島市中心部

商売繁盛を願う「胡子大祭」始まる 熊手「こまざらえ」人気 広島

商売繁盛を願う「胡子(えびす)大祭」が18日、広島市中区の胡子神社で始まった。神社一帯は縁起物の熊手「こまざらえ」を買い求める参拝客や祭りの雰囲気を楽しむ海外観光客でにぎわった。 露天で販売しているこまざらえは特に事業者に人気。5000円台からあり、神社によると人気の価格帯は1万〜2万円。10万円

広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

西日本豪雨

災害関連死を含めて300人超が亡くなり、平成最悪の水害となった西日本豪雨。被災から復興へと続く日々をリポートします。

広島原爆写真|広島・長崎原爆

1945年8月6日午前8時15分、人類史上初の原爆投下で破壊し尽くされた広島。毎日新聞が所蔵する貴重な写真と、それにまつわる証言を紹介しています。

山陰・山陽この人

毎日新聞デジタルの「山陰・山陽この人」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

ヒバクシャ

核被害の悲惨さを訴え続ける被爆者の声に耳を傾け、平和と核廃絶を求める思いを伝えます。

あの日の記憶・毎日新聞所蔵写真から

米軍による原爆投下から80年。毎日新聞記者が撮った貴重な記録写真を紹介します。