大曲り〜すがもり越〜三俣山西峰〜本峰〜北峰〜
南峰〜?W峰〜西峰〜すがもり越〜大曲り
錦綾三俣山
2012年10月21日
昨年時間切れで断念した三俣山紅葉狩りのリベンジに挑戦した。
くじゅうの紅葉時期は短く、ベストタイミングはあっという間に過ぎ去ってしまうが、運よく今回はお天気に恵まれて快晴、ほぼ無風で紅葉の色付きもまずまずだった。
紅葉に見惚れてお鉢回りはなかなか足が前に進まない。
三俣山北峰斜面の紅葉
<コース概要>
1、大曲り 6時22分 〜 <鉱山道路> 〜 2、すがもり越 〜 3、三俣山西峰 〜
4、三俣山本峰 〜 5、三俣山北峰 〜 6、大鍋 〜 7、三俣山南峰(昼食)〜
8、三俣山?W峰 〜 9、すがもり越 〜 <鉱山道路> 〜 10、大曲り 13時37分
1、大曲登山口 6時26分
気温4°C、少し肌寒く感じた。今日は単独行なので慎重に歩くことを肝に銘ずる。
登山届ボックス
午後からの安易な入山は控えましょう!
最近遭難が急増? 注意看板が設置されている。秋冬は日没が早いので要注意!
アルミ製のハシゴ
登山口からすぐにこのハシゴのお世話になる。
三俣山が目の前に・・・ 6時41分
この辺りは落石が多く危険である。綺麗に治山整備された道を気持ちよく歩く。
静かな朝
ガレ場を上る 7時05分
黄色のペンキに導かれながら、硫黄山と三俣山の鞍部に進んで行く。太陽が真正面に・・・。
眩しすぎる
すがもり越を振り返る 7時16分
真下にある休憩所がどんどん小さくなっていく。
黒土が滑って結構歩き難い。
体温上昇中
3、三俣山西峰 7時38分 1678m
大曲り登山口から1時間16分。その大曲りを見てみると登山者の車が長蛇の列で駐車。
大曲り
西峰から真下を見ると・・・ 7時41分
正面に硫黄山、その後ろには星生山の稜線が見える。
硫黄山周辺は荒涼としていて緑はない、しかし星生山の向こう側は緑も多く、ミヤマキリシマの群生する扇ヶ鼻もある。
17年前(1995年の10月)に硫黄山が噴火した。
その噴火の4日前に家族5人で「すがもり小屋」で休憩したことを今でも思い出す。考えると恐ろしい。
長者原方面を見ると・・・朝日に照らされて三俣山の影がはっきりと 「影三俣?」 7時41分
三俣山の影は九重温泉郷へと伸びている。大曲、黒岩山・上泉水・下泉水。 その後ろは涌蓋山。
西峰を出発 7時46分
今度は笹の道。気持ちよく歩いて本峰を目指す。今日のお目当ては大鍋の紅葉である。
自分の影が
4、三俣山本峰 8時10分 1744m
西峰から24分で本峰頂上に到着。先着の皆さんは大鍋を覗きこんでいる。果たして紅葉は?
山頂碑
燃え上がるような紅葉が北峰を覆っていた 8時12分 背景右奥に由布岳&鶴見岳
大鍋・小鍋を目指す8時22分
本峰から南峰を目指す人も多いが、この紅葉を前にしてこのまま引き返すのはもったいない。山頂左横から本峰と北峰の鞍部に下りて行く。
古びた道標
鞍部に下りて北峰を見上げる! 8時40分 紅葉の中を進む登山者が確認できる
北峰斜面から大鍋を見下ろす 8時56分 凄い!
大鍋の紅葉風景 9時02分
5、三俣山北峰9時08分 1690m
北峰山頂は登山者が多く落ち着いて休憩できなかった。そのままスルーして先へ進んだ。
紅に染まる
小鍋へと下りて行く 9時38分
大鍋の紅葉を堪能し、次に小鍋を目指した。
少々危険な急斜面をロープのお世話になり慎重に下った。
先行の登山者が道を間違えて崩落斜面に入って行った。すぐに他の方が「そっちは違うよ」と教えてくれた。
道を間違えた方は大きな岩をゴロゴロと落しながら引き返してきた。下に人がいたら大変だ!ガレ場は石や岩を落とさないように歩かなければ・・・。
雨ヶ池越への分岐9時48分
ロープが張られている。
この道は現在通行禁止となっている。
南峰を目指す
先ほど歩いたお鉢の稜線とその斜面 紅葉が素晴らしい! 9時53分
坊ヶつる全景9時56分
小鍋の縁を回り終えると左手から坊ヶつるの風景が目に飛び込んできた。
鳴子川
大鍋に下る10時02分
大鍋へ行く標識は出ていないが、この古びた標識の裏側から大鍋に下る道が伸びている。「ちょっと行ってみるか」と、下ってみた。
目印の道標
6、大鍋雲一つない青い空、見頃の紅葉に囲まれてなんとも言えない気分だった 10時10分
紅葉が目の前に迫ってくる 10時15分
再び坊ヶつるを望む10時29分
大鍋から5分足らずで登山道に戻った。南峰を目指してさらに高度を上げて行く。
あと一息
南峰テラスから坊ヶツルを覗き込む 10時55分
法華院温泉山荘 以前と比べ山荘周辺が綺麗に整備されている 10時55分
北峰に名残を惜しみながら別れを告げた。
リンドウがまだまだ咲いている
北峰の稜線をズームアップ 11時45分
?W峰へ 11時54分
黄色の啓蒙表示が目印。
ここから左に曲がるとすぐに?W峰。
分岐地点
下を見ると北千里が広がる。 平な北千里をのんびり歩く人を見ると羨ましい。12時22分
すがもり越が近づく 12時30分
硫黄山の噴煙を見ながらゆっくり下りて行く。
12時40分
すがもり⇔西峰肩 上り21分、下り17分
9、すがもり越12時41分
ここでちょっと休憩。約30人の登山者が休憩所周辺で休んでいた。みなさん満足そうだった。
下山後振り返る
硫黄山斜面の不気味な噴煙 12時55分 山は生きている
ガレ場を黙々と・・・ 13時03分
黄色のペンキが目立つ。派手なペンキも濃霧の時はとても助かります。ありがとう!
⇔
今日歩いた三俣山を振り返る 13時40分 満足の一日でした