2015年9月13日日曜日
秋のイベント準備中
こんにちは、二神です。7月に定期総会が終わって、法務局で登記して、県庁の管轄課へ全部終わった報告をして、7月末にやっと総会の後始末が済みました。あとは来年4月に市民税減免申請に市役所へ行くまで、お役所にご縁はないはずです。
で、8月になって、やたら来院する脱水症の患者さんの相手をして(定期通院で特に体調変化なくても、血圧が下がるのは夏恒例としても、いつもより頻脈になっている人=プチ脱水になっている人は山のようにいました)、8月末から夏休みでした。まず山陰断酒学校に2泊3日入校して、帰った翌日全大腸カメラして6個ポリープ取って1泊入院し(幸い全部良性でした)、退院した翌日医療センターで右下の親知らずを歯茎切開して下顎骨削って抜いて、翌日かかりつけの歯科で処置して、次の日はもう腫れたほっぺた抱えながら仕事(泣)。親知らずはまだ2本残っています。来年の夏は大腸カメラを1回休んで、残っている親知らず2本を抜くことに夏休みを使いたいと思います。あとは後顧の憂いなく、大腸ポリープだけ気にしていればよい。
ええと、個人の近況報告ではなく、会の近況報告でした。今年も高知県自殺対策強化事業費補助金をいただけたので、昨年に引き続き県内救急とアルコール患者に関する現状分析、学会発表を準備しています。また、11月にイオンモール高知2階のホール(毎年お化け屋敷なんかやっているところ)を4日間借りて、ちょっと大きなイベントを行います。もう少し具体化したら、ここでもご報告したいと思います。精神科系の県内医療団体とマスコミからは、後援OKのお返事が今次々届いているところです。県の後援もOKになる見込みです。県医師会にも後援をお願いしたかったのですが、申請者は医師会員限定という決まりらしく、私は勤務医で医師会員ではないので、あきらめました。会費が安ければその時だけ会員になるという手もありますが、さすが医師会、調べたら、とても払える額ではありません。県の補助金を回しても、決算で査定されるでしょうしねえ(笑)。という訳で高知県医師会の後援はありませんが、先述のとおり精神科系の県内医療団体はOKなので、そう見劣りはしない(はずです)。
なんせ副代表が次々と企画を出してくるので、後支えにもそれなりにパワーがいります。穴掘りに例えれば、副代表が他の会員さんたちと共に先へ先へどんどん掘り進み、壁や天井の補強を私が後からアタフタとやっている感じでしょうか。
とりあえず、11月のイベント乞うご期待。
もしくは、夜空の星が輝く影で、アル中家族は苦悩する。次から次へ、 泣く人の涙背負ってアル中啓発。NPO法人AKKこうち、お呼びとあらば即参上!
で、8月になって、やたら来院する脱水症の患者さんの相手をして(定期通院で特に体調変化なくても、血圧が下がるのは夏恒例としても、いつもより頻脈になっている人=プチ脱水になっている人は山のようにいました)、8月末から夏休みでした。まず山陰断酒学校に2泊3日入校して、帰った翌日全大腸カメラして6個ポリープ取って1泊入院し(幸い全部良性でした)、退院した翌日医療センターで右下の親知らずを歯茎切開して下顎骨削って抜いて、翌日かかりつけの歯科で処置して、次の日はもう腫れたほっぺた抱えながら仕事(泣)。親知らずはまだ2本残っています。来年の夏は大腸カメラを1回休んで、残っている親知らず2本を抜くことに夏休みを使いたいと思います。あとは後顧の憂いなく、大腸ポリープだけ気にしていればよい。
ええと、個人の近況報告ではなく、会の近況報告でした。今年も高知県自殺対策強化事業費補助金をいただけたので、昨年に引き続き県内救急とアルコール患者に関する現状分析、学会発表を準備しています。また、11月にイオンモール高知2階のホール(毎年お化け屋敷なんかやっているところ)を4日間借りて、ちょっと大きなイベントを行います。もう少し具体化したら、ここでもご報告したいと思います。精神科系の県内医療団体とマスコミからは、後援OKのお返事が今次々届いているところです。県の後援もOKになる見込みです。県医師会にも後援をお願いしたかったのですが、申請者は医師会員限定という決まりらしく、私は勤務医で医師会員ではないので、あきらめました。会費が安ければその時だけ会員になるという手もありますが、さすが医師会、調べたら、とても払える額ではありません。県の補助金を回しても、決算で査定されるでしょうしねえ(笑)。という訳で高知県医師会の後援はありませんが、先述のとおり精神科系の県内医療団体はOKなので、そう見劣りはしない(はずです)。
なんせ副代表が次々と企画を出してくるので、後支えにもそれなりにパワーがいります。穴掘りに例えれば、副代表が他の会員さんたちと共に先へ先へどんどん掘り進み、壁や天井の補強を私が後からアタフタとやっている感じでしょうか。
とりあえず、11月のイベント乞うご期待。
もしくは、夜空の星が輝く影で、アル中家族は苦悩する。次から次へ、 泣く人の涙背負ってアル中啓発。NPO法人AKKこうち、お呼びとあらば即参上!
2015年7月28日火曜日
やっと法務局へ
二神です。ますますお暑うございます。医者なんかやってると法務局なんかとんとご縁がないものですが、このAKKこうちの代表理事兼事務局兼雑用係をやっている関係で、いやでもご縁ができました。昨年度は行かなくても済んだのですが、今年は定款上役員選挙の年で、全員重任でも再登記が必要なんだそうです。準備する書類はしごく簡単で、総会議事録と代表理事選任の理事会議事録と、あと定款だけ。それなら2週間前には登記申請できたのです。今までできてなかったのは、県への提出書類(登記が完了しないと提出できない)を揃えようとしていたから。役員重任の登記は初めてとはいえ、順番間違えてましたね。登記完了までに順調にいって(あまり修正が入らなくて)10日くらいかかるので、先に登記申請していれば今頃は県に書類提出ができている頃です。既に受付窓口で不備を指摘され、カウンターの隅で修正に四苦八苦している私に、一人の男性職員さんが近寄ってきてひとこと「ここでいくらチェックしても、本チェックで引っかかることはいくらもあります。言われてから直した方が効率的ですよ」 。誰にもするアドバイスなのかもしれませんが、おかげで大変気が楽になり提出してきました。よいさ修正来るなら来い。
それにしても、こういう時必ず浮かんでくるのが、定番だけどこれ。
あゝ おまへはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ
ほんとは、もっと深刻な人生の岐路で言わないと中也も浮かばれないとは思うのですが。
それにしても、こういう時必ず浮かんでくるのが、定番だけどこれ。
あゝ おまへはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ
ほんとは、もっと深刻な人生の岐路で言わないと中也も浮かばれないとは思うのですが。
2015年7月10日金曜日
定期総会が無事終わりました
二神です。お久しぶりです。定期総会が7月3日に無事終わりました。以下、議案書に載せた昨年度総括と今年度方針です。
■2014(平成26)年度総括
平成26年度は、当法人が初めて通年で活動できた年であった。昨年度定期総会で承認された事業計画に従い、大別して「関係する医療機関、行政機関とのネットワーク構築事業」と「依存症に対する広報啓発活動」の2種類を実施した。事業経費は高知県より自殺対策強化事業費補助金を受けることができ、これを活用した。
まず、「関係する医療機関、行政機関とのネットワーク構築事業」については、一昨年度視察したネットワーク先進地(三重県四日市市)のモデルが高知県にも該当するかどうかを確かめるため、高知市の3次救急を受け持つ3病院の救急部門にアンケートを行った。アンケートの内容は、救急スタッフがアルコール絡みの症例を受け持った場合にどんな経験をしどんな感情を持ったか、あるいは現に持っているかを問うもので、これを集計し報告会を行った。
次に「依存症に対する広報啓発活動」については、視覚的に訴えるため写真を大きく使った新聞広告や、インターネット動画サイトへの動画投稿などを行い、同一内容を別手法で訴えるメディアミックス効果を意図した。広告の性格上、効果を定量的に計測できるものではないが、管見できた範囲では概ね好評であった。
反省点としては、昨年に引き続き事業内容がアルコール依存関係に偏っており、薬物、ギャンブルその他の依存へのアプローチがほとんどできなかったことである。今後の課題としたい。
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(参考)AKKこうち これまでの活動経過の概要
2013年
3月 AKKこうちのNPO法人化手続き開始
6月 (任意団体)AKKこうちとして県自殺対策予算申請し、交付決定
7月 12日 NPO法人「AKKこうち」設立総会(12日)
8月 「K+」に「Kazokuちゃん」第1回掲載
9月 「K+」に「Kazokuちゃん」第2回掲載
10月 「K+」に「Kazokuちゃん」第3回掲載
11月 14日 NPO法人登記完了(14日=法人設立日)
「K+」に「Kazokuちゃん」第4回掲載(最終回)
「NPOになりました」と作中で報告
2014年
2月 「Kazokuちゃん」連載4回分をまとめたリーフを発行、県内
医療機関、行政に配布(主に精神科関係)
3月 7?8日 四日市視察(4名)
27日 四日市視察報告会(高知共済会館)
6月 2014年度高知県自殺対策補助金(約100万円)交付決定
7月 4日 第1回通常総会
8月 県政情報誌「さんSUN高知」8月号に酒害啓発広告掲載
9月 高知市内3次救急3病院に「救急とアルコール患者」に関するアンケート依頼
18日 FM高知にて酒害啓発の生CM放送(午前午後各1回、それぞれ1分)
21日 高知新聞朝刊に酒害啓発広告掲載
2015年
3月 インターネット動画サイトに、酒害啓発動画3本を順次公開 15日 県精神保健福祉センター主催の「アディクション・フォーラム2015」
に参加。
6月 2015年度高知県自殺対策補助金(約100万円)交付決定
7月 3日 第2回通常総会
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2015(平成27)年度方針
平成26年度は、アルコール依存症に関わる者すべての悲願であった「アルコール健康障害対策基本法」が6月より施行され、アルコール依存症対策に頼もしい足がかりができた年であった。ただ同法はあくまでプログラム法案なので、同法に基づいた具体的方策は今後、国から県、県から市町村へとトップダウンで下りて来、最終的には各地元の実情に応じた実行体制の構築が求めらるであろう。アルコール依存症側の最前線での受け皿的活動には、言うまでもなく断酒会他の地元に根差した自助グループが長い歴史を持っている。現に断酒会では、国の動きを待つことなく、地元視点でのボトムアップによる施策を求める請願活動を既に実施している。本法人は、自助グループと良好な関係を保ちつつ、これまでどおり自助グループにはそぐわない活動やこぼれ落ちているニッチな活動を通じて同法の一日も早い具体化に協力する。
ただ、法律の施行を単純に喜んでばかりもいられない。これまで当法人が受けてきた県の補助金は、元をたどれば自殺対策緊急事業に発している。アルコール依存症者は自殺リスクが高いからという理屈である。国を挙げて取り組んだ甲斐あってかここ数年自殺者はやや減少し、2012(平成24)年以降の直近3年間は年間3万人を下回った。国のスタンスも若干変化し、若年者の自殺対策へシフトしてきている。若年者の自殺は概ねアルコールとは無関係なので、アルコール関連に対しては自殺対策補助金のハードルは高くなるであろう。他方、アルコール健康障害対策基本法に基づく、自殺対策を経由しないアルコール問題直結の補助金等はまだ未整備である。
以上の理由から、本法人は補助金に頼らない自己資金の充実を常に念頭に置く必要がある。現状の自己資金は会費収入しかなく、年間1万数千円というのが実情である。定款上は賛助会員(年会費5000円)という制度があるが、今まで利用されたことがない。今年度は賛助会員獲得にも尽力したい。そのためには県内各医療機関、行政機関等に実際に足を運んで、もっと本法人をPRし賛助の依頼を行う必要がある。幸い、本法人の知名度は少しずつ上がってきているので、これまでよりは話がしやすい環境になっていると思われる。また、昨年度行った3次救急病院へのアンケートは、現在分析、考察を行っており、秋に学会発表を行う予定である。こうした実績を作ることでも本法人の信頼度、知名度は上がるものと考える。
なお、昨年も書いたが、本法人の対象は本来はアルコールに限らずアディクション問題全般である。現在は、多少は知識、経験のあるアルコール問題に活動が偏重しているが、他のアディクション問題(ギャンブル、薬物など)とクロスする例などを足がかりに、これから学んでゆかねばならない部分が多くある。このことは重ねて肝に銘じたい。
具体的な事業計画は以下のとおりである。
1)アルコール依存症者本人によるイラストを中心とした展示会の開催
2)大規模商業施設における依存症相談会の実施
3)高知県版アルコール依存症関連ネットワーク作りに関する調査と研究のための学会参加
4)アルコール医療ネットワーク作りを目標とし、まず現状を把握するために県内諸機関(医療、行政、消防、教育など)へのPR活動
というわけで、今年度(AKK高知の会計年度は7月〜翌年6月)もがんばっていきますので、よろしくお願いいたします。
代表兼事務局兼雑用係としては、会合が終われば総会が終わった訳ではなく、諸書類の県への届け出が終わってやっと「総会終了」になります。その部分は現在進行中です。書類は続くよどこまでも♪
2015年5月12日火曜日
HP(ブログ)を始めるのは簡単だが、続けるのは難しい。ネットをちょっとのぞけば、最終更新日が数年前のブログの死屍累々です。元は「戦争を始めるのは簡単だが、終わらせるのは難しい」という人口に膾炙した名言があるそうです。さらに元は目的語が「戦争」ではなく「恋愛」になっているそうですが……。オリジナルの出典はちょっと検索すれば分かります。東宝映画「連合艦隊」では「戦争を始めるのも難しいが、終わらせるのはもっと難しい」と山本五十六が言ってました。
というわけで、お久しぶりでした。二神です。高知県断酒新生会の一大行事、本山町のプラチナセンターでの松村断酒学校もおかげさまで5月9日(土)〜11日(月)の日程をほぼ大過なく終了できました。概略300人の参加だったようです。私は仕事の都合で、毎年いちばん人手のいる設営と片づけに参加できず、今回も申し訳なく思いました。参加中は書籍売り場係で、毎年商品が変わりませんからあまり売れません。居眠りしている時間の方が長かったです。隣では元全断連事務局のNさんが本を出されたということで山積みにしてあり、津山断酒会のK氏が貫禄のありすぎるお声で「こら、お前まだ買うとりゃすまいが」と前を通る人にかたっぱし穏やかに販売されるものですから、そちらは飛ぶように売れていました。やっぱ商品は新しいものを出してなんぼですね。
そんな退屈な店番でも、運営スタッフですから残念ながら会場に入って体験談を聞くわけにもいかず過ごしました。
体験談は、夏の山陰断酒学校で聞かせてもらうことにします。あの畳敷きの会場が耐震工事で別の場所に移ると去年予告がありましたが、どこになったでしょうか。痛む腰をさすりながら聞く体験談が山陰の味だと思っていますので、もし新会場が椅子だったら腰痛は減りますがちょっと物足りないかな?まあ、多少とはいえ運営側に回る経験をすると、贅沢は言えません。催してくださるだけで十分です。
AKKこうちの方は、ほぼ年度(7月〜翌年6月)の事業を終え、7月の定期総会準備に入りかけていますyoutubeに3本上げた啓発動画のうち、お気に入りの2本目のアクセス数が伸びないと、副代表は悲しがっています。これをお読みくださった方は、そっちも見てやってください。
というわけで、お久しぶりでした。二神です。高知県断酒新生会の一大行事、本山町のプラチナセンターでの松村断酒学校もおかげさまで5月9日(土)〜11日(月)の日程をほぼ大過なく終了できました。概略300人の参加だったようです。私は仕事の都合で、毎年いちばん人手のいる設営と片づけに参加できず、今回も申し訳なく思いました。参加中は書籍売り場係で、毎年商品が変わりませんからあまり売れません。居眠りしている時間の方が長かったです。隣では元全断連事務局のNさんが本を出されたということで山積みにしてあり、津山断酒会のK氏が貫禄のありすぎるお声で「こら、お前まだ買うとりゃすまいが」と前を通る人にかたっぱし穏やかに販売されるものですから、そちらは飛ぶように売れていました。やっぱ商品は新しいものを出してなんぼですね。
そんな退屈な店番でも、運営スタッフですから残念ながら会場に入って体験談を聞くわけにもいかず過ごしました。
体験談は、夏の山陰断酒学校で聞かせてもらうことにします。あの畳敷きの会場が耐震工事で別の場所に移ると去年予告がありましたが、どこになったでしょうか。痛む腰をさすりながら聞く体験談が山陰の味だと思っていますので、もし新会場が椅子だったら腰痛は減りますがちょっと物足りないかな?まあ、多少とはいえ運営側に回る経験をすると、贅沢は言えません。催してくださるだけで十分です。
AKKこうちの方は、ほぼ年度(7月〜翌年6月)の事業を終え、7月の定期総会準備に入りかけていますyoutubeに3本上げた啓発動画のうち、お気に入りの2本目のアクセス数が伸びないと、副代表は悲しがっています。これをお読みくださった方は、そっちも見てやってください。
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