審査結果
この試みは、株式会社コーエーテクモゲームスの協力を得て、東京工科大学および東京造形大学の教員・岸本好弘の授業内で、2017年5月に開催したものです。
優秀賞1点、奨励賞5点を発表します。
★優秀賞 馬場 美祈(東京造形大学3年)
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(審査コメント)一定の水準は満たしています。
2.5等身の感じも悪くありませんが
等身を低くしてあげるともっと可愛らしくなりそうです。
また、イラストのテーストからするとほほの赤味はないほうが
自然な感じになると思います。
軍人らしく胸を張った姿勢というのは
個性もあらわしていてよいのですが
おなかを突き出しすぎて形が少し不自然になってしまっているので
人体の構造を意識しながら描いていくと良いでしょう。
☆奨励賞 石川 志帆(東京工科大学4年)
(審査コメント)ユニークで、色遣いも元の色をイメージさせつつ独特の個性があって綺麗です。
このテイストで沢山描いていくと面白いものが出来上がっていくのではないかと期待しています。
☆奨励賞 徳永 このみ(東京造形大学3年)
(審査コメント)綺麗な線で、キャラクターの特徴をとらえた自分の画風のミニキャラが描けています。
顔と体のつなぎがずれている感じですが、位置を見直して少し調整すれば落ち着きが良くなると思います。
☆奨励賞 加藤 みのり(東京造形大学3年)
(審査コメント)
個性ある独特の画風で色使いも綺麗ですね。
もう少し等身を低くした方がミニキャラらしい可愛らしさが出ます。
刀が牛刀のようになってしまっていますが、刀をよく観察して刀と感じられるようにするか、表現するのが難しい場合は刀に見える角度で描けるように位置調整やポーズを工夫すると良いと思います。
☆奨励賞 大内雄仁(東京工科大学2年)
(審査コメント)細部までよく見てしっかりかけています。
画風からするとこの等身が雰囲気があっていますが、全体につぶし気味にするとミニキャラの雰囲気が出ます。
いろんなミニキャラを見て描いてみるとまた面白いものが出来てくるのではないかと思います。
もう少し等身を低くした方がミニキャラらしい可愛らしさが出ます。
☆奨励賞 渡邊 晴子(東京造形大学3年)
(審査コメント)独特の透明感のある色遣いが素敵ですね。また、細部までしっかり良く描けています。
頭の大きさに対して首が細く不安定さが感じてしまいますが、ミニキャラという点ではもっと頭身が低く、全体に丸みがあるほうが可愛らしいので、首の存在感はあまりないほうがそれらしくなります。それが画風の個性でもありますが、いろいろなミニキャラを研究するとより可愛らしいものが描けるようになると思います。