カン・ジョンミン前原子力安全委員会委員長
参考:
第15回 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会
カン・ジョンミン前韓国原子力安全委員会委員長が京郷新聞への寄稿で、福島の汚染水放出問題に触れ、フル操業となれば福島の総量の約10倍のトリチウムを毎年放出することになる六ヶ所再処理工場運転計画の中止を訴えました。了解を得て、全文訳を掲載します。
翻訳(核情報)
[参考:
六ヶ所再処理工場から放射性物質の予定される放出「目標値」
[
(気体)
核種 放出管理目標値 (Bq/y)
Kr-85 1.6×1017
H-3 ×ばつ1015
C-14 ×ばつ1013
I-129 ×ばつ1010
I-131 ×ばつ1010
その他核種
α線を放出する核種 ×ばつ108
α線を放出しない核種 ×ばつ109
核種 | 放出管理目標値 (Bq/y) | |
---|---|---|
H-3 | ×ばつ1015 | 毎年9700兆Bqの トリチウム(H-3)放出 |
I-129 | ×ばつ1010 | |
I-131 | ×ばつ1011 | |
その他核種 | ||
α線を放出する核種 | ×ばつ109 | |
α線を放出しない核種 | ×ばつ1010 |
出典:『六ヶ所再処理施設及びMOX燃料加工施設における新規制基準に対する適合性─放出管理目標値の変更』(pdf) 日本原燃株式会社 2018年5月9日 より作成