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2025年世界ドローンサッカー選手権大会が上海で開催へ

人民網日本語版 2025年10月10日14:54

2025年世界ドローンサッカー選手権大会が11月15日から18日まで上海体育館で開催され、世界17の国・地域から40を超えるトップチームが集結し、最高栄誉を象徴する「空中ワールドカップ」をかけて激戦を繰り広げる。中国新聞網が伝えた。

[画像:同大会のテストマッチが10月8日、上海市科技体育運動管理センターのエアドームで開幕した。画像提供:主催者]

同大会のテストマッチが10月8日、上海市科技体育運動管理センターのエアドームで開幕した。画像提供:主催者

2025年世界ドローンサッカー選手権は、国際航空連盟(FAI)が公式に認定するAクラス大会であり、上海がFAI傘下の単一競技の国際大会として最高峰の大会を主催するのは実に31年ぶりとなる。

この競技は、ドローン技術と伝統的なサッカー競技を巧みに融合させたもので、参加者は特別に設計されたドローンを操縦し、リアルタイムの5対5または3対3のチーム対抗戦で、航空モデルの精密な飛行技術とスポーツ競技におけるチームワーク・戦術を競い合う。トレンド性と観賞性の高さを兼ね備えたスポーツ種目だ。

大会では、F9A-A部門とF9A-B部門の2カテゴリーが設けられる。中国、韓国、日本、フランスなど17の国・地域から40を超えるトップチームが出場を予定しており、開催国としての中国は両部門にそれぞれ2チームを派遣する。

大会期間中、上海ではドローンサッカーをテーマにした多彩な関連イベントも行われる。会場内には観客が実際にドローンサッカーの操作を体験できるエリアが設けられるほか、最新のドローン技術と製品を紹介するテクノロジー展示エリアでは、産業の最前線を紹介する。さらに、専門的な解説やデモンストレーションも同時に開催され、観客にルールや操作技術、そして背後にある科学技術の原理を分かりやすく伝える。

これらの取り組みを通じて、ドローンサッカーというスポーツの科学性と観賞性を全方位から体感できる大会となり、その普及と発展をさらに推進する。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年10月10日

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