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「ヒナンパス」をオープンソース化しました

2016年01月26日 (火)
  • [画像:devblog-eyecatch-hinanpass]
  • 昨年リリースしたオープンデータアプリ「ヒナンパス」をオープンソースにしました。今回はそのソースについて紹介します。

弊社が昨年にリリースしたアプリ「ヒナンパス」災害の種類ごとに避難方法を案内するアプリとなっています。今年に入り、そのヒナンパスのソースコードを、githubを利用して公開しました。今回の記事では、ヒナンパスのソースコードについて紹介します。

1公開した意図

オープンデータアプリを、SPARQLを利用して開発した例は、検索してもあまり多くは出てきません。

そこで、私達jig.jpが開発したアプリのソースを公開することで、開発者にとって有益な情報を提供できれば、オープンデータの利活用のされる社会に一歩近づくのではないかと考え、実際のソースコードを公開いたしました。

本プログラムはロイヤリティーフリーとなっています。詳しくは「ヒナンパスロイヤリティフリープログラム利用規約」を御覧ください。

2ヒナンパスを手元で開発してみる

ヒナンパスの開発を始める前に、下記に関する基礎知識を学習することをおすすめします。

・HTML / CSS / JavaScript(CoffeeScript)

・jQuery

・NodeJS / Grunt

・Git / Github

また、下記のものを先にインストールしている前提で進めます

・NodeJS / Grunt

・Git

まずは手元にヒナンパスのリポジトリをcloneしてきます。つぎに、必要なNodeモジュールをインストールすれば、準備完了です

git clone https://github.com/odp-jigjp/hinanpass/
npm install

あとは下記を実行すれば、localhost:9001にアクセスできるようになり、自分の手元のヒナンパスが動きます。

grunt

3ヒナンパスのソースの構成

基本的には、public_html ディレクトリ以下に書いています。

scssディレクトリとjs/srcディレクトリ以下を編集すると、アプリの見た目を変更できたり、アプリの仕様を変更出来たりします。

また、js/src/localize.coffee の 118行目以降に、実際にSPARQL Endpointにリクエストしているクエリがありますので、そちらを重点的に参考にしてください。

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