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サバイディー!こんにちは。
東京事務所インターンの飯川です。
先日4/20に開催した、ピーマイ・パーティーに私もボランティアスタッフとして参加しましたが、ラオス学校建設教育支援プロジェクト〜スーン〜(以下スーン)としても、スーンメンバーとブースを出展させていただきました!
ブースでは、こちらのブログでも報告している、スーンとラオスのこどもの共同図書事業の報告をしました。
たくさんの方がスーンブースに立ち寄って下さり、熱心に報告を聞いてくださりました。
スーンメンバーにとっても、とても実りのある楽しい一日となりました!
さて、前回のブログでは"(1)共同事業にいたるまで"の道のりを説明させていただきましたので、今日のブログでは、実際にラオスで行った研修の様子を報告いたします。
(2)ラオスでの研修の様子
1. セレモニー
教育省の役人、国立図書館の職員、ラオスのこどもスタッフ、ノンヴィエン小・ノンサ小・近隣の小学校の先生、生徒代表、そしてスーンメンバーが同席して、贈書式を行いました。
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(セレモニーーの様子)
役人やスタッフから、限られた知識を広げる為にも読書が必要であり、図書がラオスの発展に繋がるというような図書の必要性や本の扱い方、本の効用等についてお話しがありました。
2. 図書登録
生徒とスーンメンバーは、図書室開室に向けた装飾を、先生方は研修を受けた後で図書登録を行いました。
生徒は折り紙を一つ一つ丁寧に作成し、自分の作品が図書室に飾られることが嬉しそうでした。
図書登録が終わると、いよいよ図書室が開設され、その瞬間に子供が雪崩のように本に向かっていきました。
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(開設された瞬間に子供たちで埋め尽くされた図書室)
メンバーは皆、その様子を忘れられない光景だったと話しています。
最後に運営についてのミーティングを行い研修は終了しました。
ここで、スーンメンバーの感想を紹介したいのですが・・・また次回にご紹介します!
次のブログ更新をお楽しみに^^
【インターン:飯川桃子】
サバイディー!初めまして。
1月からラオスのこどもでインターンをさせていただいている、飯川桃子です。
インディーティーダイフーヂャック^^
私は、2年間スーンという学生団体でラオスの教育支援活動に携わってきました。
そのスーンとラオスのこどもが今回行った共同事業について、報告をさせていただきたいと思います。
(1)共同事業にいたるまで
ラオスのこども と 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター公認ラオス学校建設教育支援プロジェクト〜スーン〜(以下、スーン)は、チャンパサック県チャンパサック郡にある、ノンヴィエン小学校での図書室開設、ノンサ小学校での図書寄贈の事業を共同で行いました。
スーンは、早稲田大学に通う学生を中心とした学生団体です。2007年、「早稲田大学創立125周年事業」の一環で、上記の二校の小学校が建設されました。
しかし、ハード面の支援だけでなく、教育というソフト面の支援も必要ではないか、と考えた学生が2009年にスーンを立ち上げ、以後半年に一度の現地渡航を継続してきました。(2014年2月渡航で10回目を迎えました。)
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渡航に向けたミーティングの様子
世界遺産であるワットプーの麓にあり、観光開発の真っただ中にある二校の小学校で、子供達が視野を広げ自分の将来を主体的に歩んでいく力を養うために、現地で授業という形で教育支援を行ってきました。授業の題材としては、衛生や理科実験、世界の文化、英語、チャンパサックの地域の文化など、多岐にわたっています。
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ラオスでの授業の様子
しかし、何度か渡航を重ねるうちに、"継続性に欠ける"という問題点にぶつかりました。現地に教科書以外の教材がないため、2週間の滞在期間外に、想像力をかきたてたり知的好奇心を刺激したり、考える力をつける授業が行えない、という問題です。
そこに先生方から図書が欲しいという要請を受けました。
そこで本が持つ教育への効果を調べると、私達が授業を行う目的をカバーしていることがわかりました。
さらに、本があれば、スーンと先生に共通の教材ができるため、上記の問題点を打破できると考えました。こうして、図書プロジェクトが立ち上がりました。
しかしスーンにとっては初の物資支援。図書の活動を行うラオスのこどもに相談し、共同で事業を行うことになりました。
打ち合わせの中で、いかに現地の先生や村、子供達が主体になって図書の活動に取り組むことが大切か、そのための研修がいかに大切かを教わりました。
研修はプロのラオスのこどもスタッフに任せ、スーンは現地との信頼関係を生かして、先生と一緒に図書室のスローガンを考えたり、子供と図書室の飾りつけを共同で行ったりすることで、図書への興味やモチベーションを上げるという役割分担を行いました。
(2)ラオスでの研修の様子・・・は、また次回に続きます!
次のブログ更新をお楽しみに^^
【インターン:飯川桃子】
3月26日の夜、ラオスの首都ビエンチャンにあるタラート・トンカンカム(トンカンカム市場)で火事がありました。火はあっという間に密集した古い造りの市場に広がって、隣接した銀行や商店に延焼する大火災になりました。負傷者の報告はありません。
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<photo by: Mr. Khamvieng>
タラート・トンカンカムといえば生鮮食品ではヴィエンチャンで一番大きな市場で、肉、野菜、魚を売る店がずらりと並んで、ヴィエンチャンの人々の胃袋を支えるマーケットです。生活になくてはならない市場ですから、翌日、ラオス事務所のスタッフのショックは大きいものでした。知り合いの店もあるので、これからみんなどうするのだろう、可哀想だと新聞の記事に釘付けでした。
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<Vintiane Mai News Paperより>
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<Police News Paperより>
ラオスでは4月半ばにピーマイ(正月)を迎えます。市場の方々は本当に大変だと思います。それに、これからピーマイの準備をするヴィエンチャンの人々も大いに困ります。 庶民の台所として親しまれてきた市場ですが、手狭であり、周辺の交通渋滞を解消するため、郊外への移転と跡地にショッピングモールを建設する計画が以前から提示されていたようです。早くお店が再開されることをお祈りします。
【ラオス事務所:本多敏子】